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2015年8月

2015年8月31日 (月)

金勢神社IN花巻

花巻の鉛温泉と大沢温泉の途中に、結構目立つ神社の看板があった。神社オタクの僕は迷うことなく進路を変更、クマ出没注意の看板が連続する山の奥に車を進めた。

かなり走ると、舗装道路から山の頂上に向かう結構野性的な道が現れた。躊躇することなく直進。神社が現れた。

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神社の名前は金勢神社。社の中には立派な道祖神が鎮座していた。小さな社だが、なかなかいい気が発せられている。なにせ金の勢いと書いて金勢神社だ。なんかお金持ちになりそうな気持になった(笑い)。

大沢温泉に行くとこの神社の末社だと思うが、同じような道祖神が祭られていた。

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ところで花巻の鉛温泉の名前の由来であるが、この地は金が採掘されていたらしい。ところが金だと税金がいっぱい取られるので、鉛ということにして幕府に申請したのだと言う。まさに金の勢いだ。

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塾オヤジのサイドビジネス

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東京ドーム1個分ほどある休耕田の草刈り作業もようやく半分以上を終えた。日々孤独な作業に思われるかもしれないが、瞑想状態に入るようなそんな感覚もあり、疲労感と共に不思議な思考状態に悦にいっているかねごんである。

教室で教科指導をしている時間より、草刈機械を振り回している時間がはるかに長い日々が続いている。近代的な草刈機械を買って、楽をしたいと思うのだけれど、このご時世、家計は火の車。耐えがたきを耐え忍び難きを忍び、やれるうちは頑張ろうと、決意する塾オヤジであった。

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2015年8月30日 (日)

賢治が湯治した温泉




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今日は一切の予定を顧みず、ひたすら温泉に浸ってきた。花巻鉛温泉、そして大沢温泉と温泉の梯子特に大沢温泉は宮澤賢治が幾たびか利用した温泉で、昔の面影を今に残すレトロな温泉である。

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湯治用の宿の長い廊下をわたって行くと、そこは雨に煙る露天風呂。混浴風呂なのだが、残念ながら殿方のみが入浴していた(笑い)。

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この橋は、宮澤賢治が幼少の頃家族と一緒にやってきて記念撮影をした場所。当時の風景そのままの情緒あふれる趣が、平成の今も残されている。

湯治場の宿は、素泊まりで一人3000円ほどで宿泊できる。もちろんエアコンなどの近代設備はないし、裸電球そのまんまの部屋で土壁がむき出しの宿だけれど、温泉と風景は抜群だ。

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紅葉の季節にまた家内と行ってみたい。今度は湯治の宿で、一泊したいと思うかねごんであった。ちなみに日帰り温泉は4種類の露天ぶろなどに入れて600円です。みなさんもいかがですか。

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夢を見た

朝方夢を見た。

いつの間にか元日になっている夢だった。今までにないくらいの年賀状がどっさりやってきて、新聞は100ページぐらいの記事がびっしり。

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最近頻繁に夢の中に出て来る山がある。今日もそうだった。何かが祀られているようなのだけれど行こうとすると夢が終る。元旦なのでその山に行こうと思うのだが、今日もそこで夢が終った。

今日は朝から雨だ。地区民運動会は中止。連日の草刈り作業で、卓球の指導も今日はちょっとパスだ。どうも身体がくらくらする。

花巻温泉に行って、身体をケアーしてこようと思う。

パソコンで夢判断を調べたら、正月の夢を見るのは縁起がいいらしい。今日は何かいいことがあるかな・・・・・。

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2015年8月28日 (金)

百日紅(さるすべり)

父が亡くなったのは25年前の12月、クリスマスの直前だった。

翌年の春に実家に戻った僕は、現在の塾を始めた。田んぼもそうなのだけれど、父や祖父が手入れをしていた庭木を僕が引き継ぐことになった。

5月の連休を過ぎても葉をつけない百日紅の木を、僕は枯れたものと思い、伐採してしまった。冬に百日紅の木を見るとわかるが、樹皮のない百日紅は枯れ木にしか見えない(苦笑い)。痛恨のミスである。

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その後四半世紀、わが家の庭から百日紅の木が姿を消していたのだけれど、3日前、苗木を買ってきて庭先に植えた。値段は980円なり。量販店の園芸コーナーで百日紅の花を見ていたら25年前の痛恨のミスを思いだし、思わず買ってしまった。

この苗木が僕ぐらいの背の高さになるまで、きっと僕は生きていないだろうけれど、息子や孫に枯れ木と間違えられて切られないことを祈りたい。

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たかが連立方程式ではあるけれど

中学生に数学を教えて30年近くなるのだけれど、毎年連立方程式の所に入ると、考えさせられることが多い。

実は連立方程式が解けない中学生に限って言うと、圧倒的に女子が多い。かつて女性は地図が読めない云々という本が出版されたことがあったが、女子中学生は連立方程式が解けない。

いくら数学な苦手な男子生徒でも、5,6回加減法や代入法の計算式を繰り返し教えると理解してくれるのだが、最初の連立方程式につまづいた女子生徒は、迷路にはまって出て来ない。

これは僕の塾だけのことだろうか。女子生徒が連立を解けない理由の中に、何か世界の秘密のようなものがあるのだろうか。悩むかねごんである。

計算式が解けないので、もちろん文章題も解けることが出来ず、いつしか単元は一次関数に移り、連立方程式は忘却の彼方に追いやられて行く。

ずっと連立方程式をやるわけにもいかず、毎年僕は悪戦苦闘する。確かに濃度問題や速さに関する連立方程式の文章題は難しい。苦手な生徒は多い。しかし計算問題はそれほど困難なわけではないと思うのだが・・・・・。

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この中学2年生の基本的な問題が解けないと、高校に入ってからの連立方程式を使う数式にはさらに苦悩するのではないだろうか。いや苦悩ではないな。完全なギブアップ状態になる。

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中2の数学が連立方程式に入る頃は、中総体直前で、きっとなにかと多忙な時期ではある。そして同じ年齢でも、女子生徒は男子生徒に先んじて思春期を迎える。中2病などという言葉が巷で闊歩するほど、中学2年生は不安定な時期だ。

中学2年次で連立がだめだと、その後の数学に多大な影響が生まれる。夏期講習等を勧めても、部活が忙しいとの理由で復習する時間もままならない。

たかが連立方程式なのだが、どのような手法や詭弁を弄してでも、なんとか覚えてもらいたいと願う苦悩は毎年続く。

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2015年8月27日 (木)

カマキリの耳

今日から休耕田の草刈り作業を始めた。50アールもある休耕田、草刈器械だけで作業するので、これから1週間はかかる。体力勝負だ。

草刈りをしているといろんな虫がいる。カマキリやコオロギやクツワムシなどなど

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皆さんはカマキリの耳がどこにあるのかご存じだろうか。

実は上の写真にカマキリの耳が写っている。皆さんどこがカマキリの耳なのかわかりますか。

カマキリの胸にあるくぼみが、カマキリの耳なんですよ。ちなみにコオロギは前足の付け根に耳があります。虫の体って面白いですよね。

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2015年8月26日 (水)

青春の残骸

2年前、地元の公民館祭りで歌を歌って以来、ライブらしいライブをやっていない。人前でギターを弾くことがおっくうになった気がしないでもない。年を取ったせいだろうか・・・・・

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ギターケースには、僕の青春の残骸が張り付いている。なぜかふなっし~のステッカーまでが張られているが、まあ大目に見て欲しい。

中身はK・ヤイリのギターが入っているのだが、このケースともども35年の付き合いになる。僕にとって音楽は、空気みたいなもので、あって当たり前、なければきっと窒息してしまうだろうと思う。

最近僕の塾に通ってきている高校2年の女子生徒たちが、歌詞を書いて、それに僕が曲をつけるという作業をやっている。もちろん勉強を終えた後のちょっとした余興なわけだが、実に僕自身勉強になっている。

高校生の感性というのか、乙女心というのか、初老期を迎えている爺が、逆立ちしても浮かばないような言葉を紡ぎ出してくる。やられた~という感じだ。

ざっくりと1番の歌詞は出来たのだけれど、彼女たちも2番の流れで頭を抱えた。恋愛をテーマにした曲なのだが、どのような結末が待っているのか楽しみである。

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大丈夫

昨日今日といっきに気温が下がった。今日の一関市の最高気温は22度。半袖では寒い感じで、サマーセーターが欲しい。

高校生や学生諸君はぼちぼち企業の内定が出て来る時期になった。昨日塾に卒塾生のTさんがやって来た。外資系の会社に内定したとの嬉しい報告だった。

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しかしなぜ故か、不安な表情。来春の入社までに、日常的な英会話をマスターしてきて欲しいとの会社の要望なのだそうだ。

現在バイト等で忙しい日常なので、英語の勉強がままならないということで、相談にやって来たTさん。時間が出来た時に教室に来て英会話を僕と一緒に学ぶということで、相談終了。

あまり深刻に考えないで、気楽に英会話を楽しんでもらいたい。悩むよりは慣れろと言う感じで、マイペースが一番いい。興味のある話題を英語で話す姿勢を大事にして、頑張って欲しいなと思う。

英語はどうやったら話せるようになりますか。仕事柄、頻繁に尋ねられる質問だ。大切なことは、失敗を恐れず、英語を口にしてみること。それがまず第一歩だな。

小難しい文法はいらない。中学校で学んだ語法で十分日常会話は出来る。英文の暗記が難しくてという若者たちの声を聞くが、好きなアーチストの歌の歌詞を瞬時に口ずさんでいる頭脳があれば大丈夫。

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2015年8月25日 (火)

地震雲なんてこじつけで、科学的じゃないという声も多い

僕が写した地震雲の写真をいただきたいという電話を、市内の方から頂戴した。

そもそも地震雲って何だという人は多いはず。ちょっとおかしな雲が出て、その後地震が起こるということが続いて、「あれって地震雲だったんだ」みたいな経験値で地震雲を認識しているのが、我々素人地震雲発見者だ。

実は今日も、僕が認識するところの地震雲が朝現れた。下の写真は平泉毛越付近で、朝9時頃写したものだ。

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周りの雲とは全く異質に伸びる帯状の雲。飛行機雲と見間違いやすいのだが、幅と雲の厚さが飛行機雲とは明らかに違う。

そして今日も午後、地震が起きた。この雲が空に現れた日は、ほぼ間違いなく地震が生じる。しかし雲の大きさや帯状の雲の数と、地震の規模の関係はまったく定かではない。

地震雲なんてこじつけで、科学的じゃないという声も多い。しかし上のような雲を目にした日は、地震が起きることが本当に多い。やっぱり関係があるような気がするな。

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2015年8月24日 (月)

ドイツが東京オリンピックの不参加を表明

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ドイツが東京オリンピックの不参加を表明した。中国をはじめ他の国も同調する兆しを見せている。

このことは予想された事態だ。東京電力福島第一原子力発電所から放出されている放射能の値をモニタリングしてきたドイツである。ドイツの選択に口をはさむすべはないだろう。

日本政府が仮に放射能による健康被害が問題ないとするならば、震災後の癌の発症率、死亡統計を公表するべきだ。憂慮すべき数字が出ている。

ドイツは東京電力福島第一原子力発電所のメルトダウン後すぐに、ドイツ国内の原子力発電所の全面撤廃を決定した。

川内原発が安全基準を満たしたとして再稼働に臨んだが、途端にトラブルが発覚した。現政権のエネルギー政策を容認してはいけない。

※ドイツが不参加を表明という情報は、どうも第三国の外国メディアからの情報だったようで、正式なものではないようです。情報の出所を確認しないまま、ブログに掲載したことを陳謝いたします。記事を削除しますと頂いたコメントが削除されてしまいますので、このまま掲載させて頂きます。かねごん

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2015年8月23日 (日)

個性の尊重という言葉の意味を現代人はどうも勘違いしているところがある

自分と言う人間が周りにどう評価されているのか、誰でもが気になることだろう。どうしても好き嫌いはある。言葉遣いや、見た目や、感情的な特質に、個人的についていけないということはあるかも知れない。

学校や職場におけるいじめも、それぞれのストレスや感情の抑圧のはけ口ということが多いだろう。異質なものを排除しようとする意識は、動物そのものが持つ防衛本能の一つではあるが、動物的な本能を抑圧できてこそ人間なのだということを自覚しなければならない。

個性の尊重という言葉の意味を現代人はどうも勘違いしているところがある。つまりはその個人が持っている優れた点や、特性を尊重するということが個性の尊重だと思っている節があるが、そうではないだろう。

身体能力や頭脳の差そのものが個性なのだと思えば、尊重や尊厳という言葉の意味合いが違ってくるはずだ。存在理由のない存在はない。根本的な思想が欠落しているのがどうにも歯がゆい。

劣勢であることが、勝利や成功の反意語として認識されてしまっている社会は、どうしても劣勢であることを阻止しようとする。人生の成功者となることを渇望する人間は多い。しかし成功が多くの犠牲のもとに成り立つものであることを実感できる人間は少ない。

スポーツでは優勝者以外すべて敗者になる。しかし人生に於いては敗者はいない。お金や家族に恵まれていることが成功者だと仮定するならば、お金や家族に恵まれない者は敗者ということだろうが、所詮お金や家族というものは幻想だ。

兄弟がいれば幸せだろうか。伴侶がいれば幸せだろうか。お金があれば幸せだろうか。そういった相対価値を絶対的価値とみなすことが、しいては学校や職場の差別につながって行く。

運動能力が劣っているとか、勉強が出来ないとか、家庭が豊かじゃないとか、空気が読めないとか、様々な差異を子どもたちは差別の対象として行く。自分が差別される前に相手を差別することで自分を防衛して行くのだ。

かつてブログにも書いたが、いじめを防御すべき学校職員の間でもいじめが横行している。塾に現役の教員から相談の電話をもらったことがある。自分の湯呑茶碗に授業が終わって職員室に戻ってみると、チョークが入っているとの電話だった。

彼は20代の教員で、教職を辞したいと電話で言ってきた。塾の先生にでもなりたいとも言ってきた。僕のアドバイスはいたって簡単なものだ。

2年か3年すれば移動がある。赴任した学校で頑張りなさい。それと塾で食べて行くことは、学校の教員をやって生活するより10倍も大変。先生をやめないで頑張りましょう。そんなことを電話口で話した記憶がある。その後音沙汰がないので、彼は無事に教員を続けているのだと思う。

いじめはひょっとするとなくならない。いじめはなくならないけれど、いじめられる人間の命を救うことは出来る。救えないのは、学校の責任ではなくて、携わる人間の弱さが原因だ。命を救うのに躊躇してはいけない。決していけない。必ず周りには行動をしっかりとってくれる人間がいるはずだ。

見たら聞いたら、即行動を起こすことだ。信頼のできる人間に相談することだ。部活のコーチでもいい。駄菓子屋のおばさんでもいい。習い事に行っている先生でもいい。無視してはいけない。ためらってはいけない。

いじめをした人間には、人生に於いて必ずその見返りがやって来る。人生とはそういうものだ。

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2015年8月22日 (土)

6対4ぐらいにすべきだ

一雨ごとに夏の暑さが遠ざかっていく。夜は秋の虫が主役になってきた。

当然のことながら日々季節は廻って行く。若い頃は気づかなかった季節の哀愁みたいなものを感じるのは、間違いなく自分が年をとってきた証拠だろうと思う。

塾の教師をしていると、生徒たちの服装で季節の移ろいを知ることが多い。数日前まで半袖短パンの生徒たちが、長袖のカーディガンを着てくるようになった。そして夏の日焼け跡が薄れてくると、秋の風が吹き始める。

夏休みが終わると、中総体の新人戦が近づく。それが終ると文化祭だ。学校の行事も季節の移ろいと共に目まぐるしくやってきて、そして去って行く。

塾教師を30年以上やってきたということは、当然ながら受験指導も30年以上やってきたことになる。ここから冬にかけて、一気に成績を上げて行く生徒は、聞き上手な生徒だ。聞き上手ということは、自分が尋ねるべき内容が分かっている生徒でなわけで、自分が分からないところを知っている生徒だ。

時間は永遠にはない。限りあるものだ。自分がやるべき内容を掌握する力が、受験の成功のカギとなる。学校の宿題を漠然とやっていてはいけない。課題の中から自分が弱い部分を見つけ出し、弱点を塗りつぶしていかなければならない。

ただし、自分の苦手な分野に気を配り過ぎてもいけない。得意分野と苦手分野の学習割合を、6対4ぐらいにすべきだ。精神的にもそれくらいがいいだろう

夏休みに中学1年生~2年生の基礎項目の確認を終えた受験生は、これからの受験勉強はスムーズに行くだろう。しかし、夏を受験生らしからぬ日常で過ごしてしまった諸君は、ぼちぼち本腰を上げないとまずい。

『入れる学校に入れればいいのさ』という態度は、否定はしないけれど、将来の選択肢を考えれば、もろ手を挙げて賛成はしかねる。自分の能力を向上させる努力は、必ず将来の職業選択に役立つものだ。

受験生諸君頑張ろう!

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2015年8月21日 (金)

やっぱり勝てなかったか

高校球児の夏が終わった。

高校硬式野球の全国大会が始まって、一度も東北に優勝旗がやって来ないという現実は正直東北人として断腸の想いがある。今回の仙台育英の決勝進出は、東北勢としては8度目の決勝戦だった。8度戦って一度も勝ちがないことになるわけだけれど、僕は昨日からその意味を考えている。

たかが高校野球と思われる方がいるかも知れないが、東北岩手に生れ育った人間にしてみれば、野球と言うカテゴリーを超越して、高校球児の精神性や人生に付随するもろもろの背景が、東北人の生き様を象徴している気がして仕方がない。

高校スポーツ界を眺めてみれば、東北のスポーツそのものが劣っているわけでは決してない。秋田能代工業バスケットの度重なる全国制覇、青森山田の卓球の優勝などなど、インターハイ等での東北チームの活躍は数え上げればきりがない。しかし100年近い高校野球の歴史に於いては、全国制覇が一度もないのだ。

かつては雪国のハンディと言われた。競技人口の差とも言われた。立派な室内競技場を持つようになった東北の私立高校の環境を考えれば、もはや雪国のハンディは関係ない。推薦で優秀な人材を集める昨今、競技人口云々も関係ない。

はなぜ優勝できないのか。技術力の差、パワーの差、違うな。春に優勝出来ないところを見ると、夏の暑さの差というわけでもない。

勝ちたいと言う執念の差が、東北の優勝を阻んでいるような気がする。歴史の中で植えつけられてきた諦観の境地が、最後の最後で勝利を遠ざけているのではないだろうか。

商売を見ていてもわかる。東北人は関西や東京の人間にゴリ押しされるとなかなかNOと言えない。押しの強い人間の前では委縮してしまうお国柄のようだ。自分の長所をなかなか自分からアピールすることがない。

いつも誰かが引き立ててくれるのを待っている。いい意味では謙虚だが、積極性に欠ける。東日本大震災直後の東北人の忍耐力を称賛する声が国内ばかりではなく世界各地から寄せられたが、僕はあの称賛の仕方は間違っていると思っている。

あれは忍耐力などではなく諦観なのだ。諦めることで、自分のカタストロフィを相殺しようとするバランスの舵取りなのだ。

昨日の東海大相模と仙台育英の試合は、技術力や運の差で決まったのではなく、勝つという執念の差だと僕は思っている。仙台育英は6回裏に満塁から3点をもぎ取って同点とし、三塁ベースに逆転のランナーを置いた。あそこでもう1点取れなかったことが、東海大相模のピッチャーのホームランを演出してしまった。

やさしいのだ。東北の選手は限りなくやさしいのだ。きっと我々東北人は気づいていないかも知れないが、心根がやさしすぎるのだ。そこが東北人の魂の長所であり欠点なんじゃないだろうか。

甲子園で東北のチームが優勝できないことで、困る人はいないだろう。きっと経済効果にも影響がないかも知れない。しかし、ずっと蓋をされていた、抑圧された精神性みたいなものが、湧き出すきっかけには間違いなくなると思っている。

50も半ばになるいい年をしたおっさんが、蕎麦屋のテレビの前で涙と鼻水を垂れ流している光景なんてぶざまそのものだ。しかし昨日流した僕の涙は、悔し涙ではなく、感動の涙なのだ。やっぱり勝てなかったという感動の涙だったのだ。

もうすこしこの感動は続いていくのだろうな・・・・

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2015年8月20日 (木)

暗記項目の語呂合わせ

小学6年生のT君からお土産を頂いた。

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鹿児島のお土産だ。T君のお父さんの実家は種子島。縁あって遠い遠いところからこの一関にやってきた。T君のお父さんには公私にわたり大変お世話になっている。

ところで種子島と言えば、ポルトガル人が鉄砲を伝えた場所として有名だし、鹿児島はスペイン人のザビエルがキリスト教を伝えたことになっているのだが、この伝来の年号がよく入試に出て来る。

ちなみに完璧な覚え方があって、鉄砲伝来の1543年の覚え方は、鉄砲伝来以後(15)予算(43)が増える、と覚えるといい。つまり鉄砲を購入する戦国大名が増えるので、予算が増えるという語呂合わせだ。

一方キリスト教伝来の1549年の覚え方は、キリスト教伝来以後(15)良く(49)なる、と覚えるといい。つまりキリスト教は愛の宗教なので心持が良くなるという語呂合わせだ。どうだろうか、覚えられただろうか。

語呂合わせは僕の得意技で、大学入試に必要な英単語2000語あまりも、めちゃくちゃな語呂合わせで無理やり詰め込んだ経緯がある。

 

ぼう~とお辞儀をするで、BOW=お辞儀 とか、ゲンを担いで利益を得るで、GAIN=利益をえる、なんていう感じで発音なんて関係なく覚えたものだから、発音に関してはめちゃ苦労した(苦笑い)。

それにしても鹿児島の桜島が噴火しそうだし、川内原発が再稼働してしまって安全基準云々なんて絵にかいた餅のごとくで、上の方々が考えていることがさっぱり分からない。

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2015年8月19日 (水)

あえて過去形で書く。夢だった。

40年ぶりに夏目漱石の小説を読んだ。彼の晩年の作品である『行人』である。病魔と闘う漱石が、精神的にも鬱状態になっていた頃の作品で、坊ちゃんや吾輩は猫で描かれているような躍動感や高揚感はみじんもない。

若い人はちょっと敬遠する漱石の小説だ。でもこの重さが、漱石本来の姿であり、文学者としてのアイデンティティが放射している作品のような気がする。

ところで『行人』を読んでいたら、なぜか和田アキ子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』が僕の頭の中に響き始めた。なぜだろう・・・・。

なにか強烈な出来事が近づくと、僕の頭の中にこの歌が流れだす。そういえば明日は甲子園の決勝戦。あの鐘を鳴らすのは、仙台育英かも知れない。悲願の悲願の優勝旗が白河の関を超えるのだろうか。

生きている間に、東北の高校球児が優勝する姿を目にするのが僕の夢だった。あえて過去形で書く。夢だった。

何が何でも石にかじりついても、倒れても、優勝旗を東北に仙台にもってきて欲しい。

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毎日コースのご案内

僕の塾は週1で5000円の月謝を頂いているのだが、実は裏メニューで毎日コースと言うのがある。都市部などの個別指導の進学塾では、毎日コースの月謝と言えば、相場は12万ほどだ。

震災後あまり高額なコースの宣伝はどうかと思い自重してきたのだけれど、ぼちぼち封印を解き放つ時がきたような気がして、今日はその宣伝をすることにした。

月曜日から土曜日まで、好きな時間に塾にやってきて90分の指導を受けるコースで、月謝は24000円である。小学生・中学生は全教科指導、高校生は大学受験英語指導になる。

毎日コースの大学受験英語指導であるならば、飛躍的な英語偏差値のアップを保証します。英語で今後の人生を勝負しようと思いの方、現役でも浪人でも社会人でも熟年の方でも、大歓迎です。

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2階の指導室の窓際には、僕の手作りのアンプが鎮座している。僕はこの自作のスピーカーで好きなジャズを聴くのが、至福のひと時だ。夕暮れ空が美しい日には、窓から磐井川の土手に沈んでいく真っ赤な太陽を眺望できる

本通りから外れていて車の騒音がない環境だ。聞こえてくるのは、磐井川の土手を走る一高や修紅の生徒たちの、部活のざわめきと言うところだろうか。

6月から昨日までの毎日14時間労働の日々も終わった。もちろん僕にはお盆休みなどと言うものもなかった。これからは休耕田の草刈り作業という過酷な日々が待ってはいるが、とりあえず、塾生の指導に集中できる日常が戻った。

希望人よ来れ!

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2015年8月18日 (火)

浦風親方IN一関

今回の一関巡業夏場所を指揮したのは浦風親方。僕かねごんも大変お世話になった。

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現役時代の四股名は敷島。僕の印象は知性派力士という印象が残っていたが、話をしてみると、ジャズを愛し、歌を愛するエンターテイメントであった。もちろん知性派であることは変わりがないが。

浦風親方が僕をじっと見て一言。

「かねごんさん、吉田幸太郎に似ているって言われませんか」

普通僕の方から写メをお願いするのが筋なのだが、逆に親方から写メをお願いされた。吉田幸太郎さんに感謝である(笑い)。

ところで吉田幸太郎さんというのはこの方である。

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彼がNHKの朝ドラでブレークしてからというもの、結構似ていると言われるのだけれど、吉田さんに失礼だよな・・・。

※この記事を読んだ浦風親方が、僕の記事をTwitterでリツイートしてくれました。やあ~ありがたきシアワセ!

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2015年8月17日 (月)

本日一関大相撲場所

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昨日は一関ユードームで大相撲一関場所の会場設定。多くの高校生のボランティアの皆様にご協力を頂きました。心より感謝申し上げます。

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今ブログを打ち込んでいる時間は朝3時30分。さすがに昨日は夜9時に睡魔に襲われ、今朝は3時に目が覚めました。この後相撲会場に出かけます。

この2ヶ月半の間、畑違いの仕事をやってきたわけですが、多くの学びがありました。一つのイベントに向けてこれほどのエネルギーを長期間注いだのは、大学時代の卒業合同ライブ以来ではないかと思います。

相撲場所が近づくにつれてわくわく感が高揚してきた感があります。このようなプロジェクトにお声をかけて頂いたのも、そもそもがこのブログが縁で知り合ったご縁の賜物です。

昨日は家内の誕生日でした。お盆休みはすべて大相撲の準備で、家にいることがなく、昨日もなにも誕生日らしいことをやってあげられませんでしたが、息子と一緒に伊豆沼の蓮の花を見てきたようです。

会場準備の仕事が終わった僕は、ささやかながらケーキを買って帰りました。まあそんなところでしょうかね。昨夜はあちこちで花火大会が催され、花火の音が里山に響きわたっていました。

朝4時前の自宅周辺は、もう秋の虫の鳴き声がいっぱいです。だいぶやるべきことがたまっています。まさにふんどしを締め直して頑張らないといけませんね。

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2015年8月15日 (土)

戦後70年

今日は終戦記念日だ。新聞のテレビのゴールデンは戦争関連の番組で埋まっている。

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実は僕の祖父も家内も祖父も戦争で亡くなっている。戦後70年の節目の年に、自民党安倍内閣が打ち出した愚劣な政策は、戦没者に対する冒瀆だ。

戦後の平和憲法は、戦争で犠牲になられた数百万の方々の尊い命の礎で築き上げられたものだ。第9条の重さは、彼らの命の重さでもある。

僕の母は80歳になるけれど、父の顔を写真でしか知らない。母の父は、自分の妻に新しい命が宿ったことを知らないで戦地に赴いた。

戦中戦後の暮らしの困窮は、推してしかるべしである。

戦争のない生活を当たり前のことのように考えている日本人は多い。しかしこの当たり前の平和な暮らしがどれほど稀なものなのかは、世界を眺めれば一目瞭然だ。

自分の足元をしっかりと見つめた選択を我々はしなければならない。右と言えばみんなで右を見、左と言えばみんなで左を見てしまう。振り子の揺れを全体の流れで掌握するのではなく、各自の見識で見定めなければならない。僕はそう思うな。

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2015年8月14日 (金)

東日本大震災復興・大相撲一関場所8月17日開催

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6月から東日本大震災復興・大相撲一関場所の事務局で仕事をしてきたけれど、いよいよ本番が近づいた。8月17日一関総合体育館(ユードーム)の開催に向けて、最終段階の作業に入っている。

事務局での僕の仕事は、チケット販売とボランティア支援の統括ということで、実に多くの方々に接しお世話になった。

2か月半の間に、僕の名刺入れには10年分ぐらいの名刺が溜まった。相撲協会の方々の名刺はもちろんのこと、今回の一関場所にかかわっていただいた、各企業の代表者の方々、学校長、そして政界関係者の方々の名刺が名刺入れに膨らんでいる。その名刺を眺めながら、この2か月半の奮闘を振り返っている。

主催者で勧進元である山口さんにはたいへんかわいがって頂いた。スポーツ界のビックスターはもちろんのこと、本田宗一郎さんや歴代の総理大臣の方々との交流がある山口さんの話はとても興味深く、度胆を抜かれる逸話のオンパレードだった。

事務局の仕事のため、塾を夕方5時過ぎにしか開けることが出来ず、塾生の皆様にはたいへん不便な思いをさせてしまった。この場を借りて陳謝したい。

当日券(5000円~)もあります。宜しかったら観覧に来ませんか。

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2015年8月13日 (木)

花巻東・春の王者敦賀気比に勝利

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今年の夏も甲子園が熱くなってきた。

毎年甲子園が始まると、僕が夢見る東北チームの優勝。長い甲子園の歴史の中で、いまだ果たせない優勝旗の白河越え。

青森の三沢高校も、宮城の仙台育英も過去の決勝戦で涙を飲んだ。近年は、岩手の花巻東高校が、何度か夢を見させてくれた。菊池雄星しかり、大谷にしかり、しかし優勝への道は途中で途切れてしまった。

かつての甲子園での岩手のチームの印象は、優勝の文字など夢のまた夢だった。しかしレベルアップした岩手の野球は、確実に全国レベルに到達した。あとは自信をもって臨むだけじゃないかな。

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2015年8月12日 (水)

泳げる距離は2メートル50センチ

夕方ものすごい土砂降りだった

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軽トラックのなかで雨が止むのを待っていた僕は、久しぶりの激しい雨に身震いを感じた。

実は僕は自他ともに認める金槌である。泳げる距離は2メートル50センチ。我ながらなさけない。

水が苦手である。コップで水を飲む時でさえ、ちょっとした恐怖感に襲われる。水の中から顔を出して呼吸することが出来ない。ゆえに泳ぐことが出来ない。

水瓶座生まれなのに、水に弱い。温泉は好きなのにな~。ドンマイだ。

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2015年8月11日 (火)

川内原発今日再稼働

鹿児島県にある川内原子力発電所1号機は、11日午前、原子炉の起動が行われ、再稼働します。国内の原発が稼働するのはおととし9月以来、1年11か月ぶりで、4年前の原発事故を受けて作られた新しい規制基準の下では初めてです。
 
川内原発1号機と2号機は、福島第一原発の事故後に作られた新しい規制基準の審査に去年、全国の原発で初めて合格し、このうち1号機は再稼働前に必要な検査を10日までに終えました。
九州電力は11日午前10時半から、核分裂反応を抑える32本の制御棒を順次引き抜いて1号機の原子炉を起動し、再稼働させることにしています。
起動から12時間半後の午後11時をめどに、1号機は核分裂反応が連続する「臨界」の状態になり、3日後の14日には発電を始め、その後、徐々に原子炉の出力を高め、来月上旬に営業運転に入る計画です。
川内原発1号機は原発事故直後の平成23年5月から4年以上停止しているため、九州電力は設備に異常がないかを確認しながら起動後の操作を行うことにしています。
原発が稼働するのは新しい規制基準の下では初めてで、おととし9月に福井県にある大飯原発が停止して以来、1年11か月ぶりになります。 NHK
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東京電力福島第一原発のメルトダウン以後新しく作られた規制基準の下、国内初の再稼働となるわけだけれど、どうやっても原子力からの脱却はやらないつもりのようだ。
ドイツは東日本大震災における原子力発電所の崩壊を契機に、原子力発電所の全面撤廃を決定した。ドイツがやれることを日本はやれない。その理由は危機管理の違いだろうか。政治思想の根本的な相違だろうか。
経済理念のもと、様々な思惑が錯綜する社会で、一番大切なものはなんだろうか。そのことを考えれば、おのずと答えは出て来る気がする。

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2015年8月10日 (月)

ノンストップのサマータイム

ブログこそ日々更新しているのだけれど、FBやTwitterは放置しっぱなし。あまり地域の皆さんとつながることがなく、遠方の方々とのやり取りが多くなっている。それはそれで僕としては楽しいのだけれど、せっかく一関で仕事をさせて頂いているので、地元の皆さんとの繋がりを深めたいな~と思うこの頃である。

商売っ気を出したわけではないけれど(笑い)。一関市の方々と繋がらなければと思い、FBで数日前から友達リクエストを発信しまくっている(笑い)。もしShouji Kanedaという人間から友達リクエストが届きましたらよろしくお願いいたします。リクエストを頂ければこちらかもバシバシ承認させて頂きます。

今日で夏期勉強会が終了しました。明日から一関相撲場所の事務局での仕事がまた再開します。今年の夏はお盆休みが僕にはありません。ノンストップのサマータイムってところですね。

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時間が取れれば、山歩きをしたいですね。あ!忘れてた。休耕田の草刈り仕事もたっぷり待っている。ふ~

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2015年8月 9日 (日)

社会のヒエラルキー

33歳の年祝い以来、22年ほど小・中・高の同総会というものに出ていない。案内は来るのだけれど、タイミングがいつも夏期講習や親せきの法事などと重なりご無沙汰している。

先月母校の大学より同窓会の案内がきた。仙台で東北支部の同窓会を開催するとのことだった。実は僕の塾の卒塾生で、僕の大学の後輩が3人いる。四半世紀塾を営んできて、700名弱の卒塾生がいるのだけれど、そのうち3名が僕と同じ大学に行ったことになる。やはり我が母校はマイナーだ(笑い)。

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数年前にキャンパス内にあるチャペルが建て替えられモダンな教会堂が作られた。僕の頃は、いい意味で味わいのある木造のチャペルがあって、そこで入学式や卒業式が行われた。神聖な場所にもかかわらず、僕はそこでライブをやって歌わせてもらったこともある。ブルースをがなり立てる僕の声に、神様もさぞ迷惑だったことだろうと、今になって反省をしている。

大学生の頃、夏休みで実家に戻ると、どこの大学に行っているのと尋ねられたわけだけれども、大学名を言っても相手はちんぷんかんぷん。大学のマイナーさにちょっとがっくりのかねごん青年だった。

7年前に修紅高校の英語の非常勤講師に出向いた時に、岩手県の高校英語教師の名簿を作成するということで、プロフィールみたいなものを提出した。後日名簿の小冊子を頂いた。そしてつらつらと眺めてみた。岩手県の高校英語教諭に僕の大学の卒業生は一人もいなかった。かろうじて非常勤講師として、白百合学園高校に1人、そして修紅高校に僕が非常勤講師として在籍するのみだった。

ちなみに私立大学で圧倒的に多いのは東北学院大学の英文科出身の先生。話のついでに言えば、東京大学出身の英語教師は皆無だった。まあ当然と言えば当然だろうと思う。

出身学校である程度の社会のヒエラルキーが決定すると言う方が多い。確かにある種の企業に3流大学の学生が応募しても、面接さえしてくれない。僕も嫌と言うほど経験した。それならば自分の体力と知恵と運で生きて行こうと決心したのが今の職業なわけだけれど、あれから33年の歳月が過ぎ去った。

自分の選択肢に後悔をしていないかと問われれば、胸をはってYESとは言いがたい。しかし僕にとって日々の仕事は、実にやりがいのある仕事だったと思っている。あと何年この仕事を続けられるかは神のみぞ知るであるが、最後まで天命を全うしたいと願うかねごんである。昨日ご先祖の墓に手を合わせながら、そんなことを思っていた。

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2015年8月 8日 (土)

今日はお墓そうじ

連日35度を超える猛暑が続いていたが、今日はようやく暑さが和らいだ。夏期勉強会も今日はお休み。お墓掃除に午前中行ってきた。

掃除をしていると、大きなカマキリが現れた。季節は間違いなく秋に近づいているようだ。

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我が家は息子で19代目になる。岩手の磐井に住み着いて400年になる。百姓を営んで命のバトンをつないできたわけだけれど、ご先祖があって今の僕らの生活があることに感謝感謝だ。

さて夏期勉強会も明日日曜日と月曜日を残すのみとなった。頑張ろう。

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2015年8月 7日 (金)

きいちゃんの小まんじゅう

塾生が遠征試合に行ってお土産を買ってきてくれた。今年の国体は和歌山。最近はあらゆる大会でマスコットキャラが登場。

それにしてもこの猛暑の中、磐井川の堤防を走りこんでいる一関一高陸上部の皆さん、実にたくましい。

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ところで来年はいよいよ岩手国体が開催される。関係機関は会場整備や事前準備に大忙しだ。たしか前回の岩手国体は僕が小学校の4年生の時だった。気の遠くなるような歳月が流れた。

来年の岩手国体のマスコットキャラはお椀をイメージしたものに決まっている。

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国体に向けて強化選手の育成が本格化しているが、勝ち負けはどうでもいいと思う。勝ち続けることはしょせん不可能なこと。勝とうとする心意気が大切なことじゃないかな。

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今日は一関磐井川花火大会

今日は一関磐井川の花火大会だ。一関の夏祭りが開幕である。

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この場所は僕の塾から200メートルしか離れていない。先日も書いたが、塾の2階からは特等席で花火を見ることが出来る。

夏祭りが始まったけれど、夏期勉強会は通常通りあるので、頑張って来て欲しい。それにしても毎日38度を超える猛暑だ。塾の前に置いた自販機の飲料水がことごとく売り切れになっていた。

夕方電話をして自販機に補充してもらったけれど、この暑さで補充作業が倒れるくらい忙しいとのことだった。熱中症で病院に運ばれる人が増えている。健康管理には十分注意をして頂きたい。

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2015年8月 6日 (木)

ブログ解析第1位の記事は・・・

ブログの解析情報を久しぶりに眺めてみた。先月の一番人気の記事は『ピンポンの木に花が咲いた』だった。

ひょっとしたら世の中では、ピンポンの木が流行っているのだろうか。それとも花が咲くことが珍しいのだろうか、不思議な現象に頭をひねっている。

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この写真が5月のGWに公開した塾に置いているピンポンの木の花の写真である。昨年の秋にダイソーで108円で購入してきたものだ。さらに大きくなったので器を変えた。

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葉っぱの数が7枚になった。本来は巨木になるらしい。水をやるだけで適当に育っていく。葉っぱに鼻を近づけてみたが、お世辞にも良い匂いとは言えない。

なぜピンポンの木と言う名前が付いたかというと、ピンポン玉のような白い花が咲くらしい。しかし僕が買ってきたピンポンの木は赤い花だった。種類があるのだろうか・・・・

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遅ればせながら『1Q84』

村上春樹の小説を全部読んだつもりでいたのだけれど、実は『1Q84』を読んでいなかった。息子たちが読んでいたので、自分も読んだつもりになっていた(笑い)。

先月は小説を読む時間もなく、暑さでぼ~としていたものだから、頭を覚醒しなければと思い、1週間ほど『1Q84』を読んでいた。この作品は、大げさに言えば今後の文学の可能性みたいなものを村上春樹が提示した作品だと思う。

僕らが住んでいるこの現実社会の不確かさみたいなものを、どのように咀嚼すべきかを、村上は模索し、楽しんだ痕跡を僕はこの『1Q84』に感じ取ることができた。従来の文学作品が持つひけらかしの知性であるとか、啓蒙性みたいなものを、僕は否定はしないけれど、没個性化した恋愛小説のリメイク版に埋没してしまった昨今の小説を揶揄したかのようなこの『1Q84』は、実に面白かった。

僕はいつも思っていることなのだけれど、僕らが見ている現実の風景なり光景というものは、周りの人にも同じように見えているのだろうかということだ。心象風景ということではなくて現実として。

それは時間についても言えることで、時間というものは平均に僕らの周りを通過していないのではなかと思う。過去から未来に向かう時間軸の揺らぎみたいなものを小説の中で描く作家は多い。しかしたいていは失敗に終わる。それはなぜなら、過去生や未来生の絶対的な確信がないからだ。しかし村上にはその確信が感じられる。

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村上春樹の作品には、常に第3者としての神の視点を感じる。彼の作品が国や人種を超えて多くの方たちに受け入れられている要因が、そこにあるのではないかと思っている。

日々選択する思考ごとに、世界が構築されて行く。僕らの思考が世界を創造して行く。面白いと思う人は、きっと間違いなく自分の世界を生きているんじゃないだろうか。

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2015年8月 5日 (水)

ブログに寄せられるお便りに感謝です

毎月読者の方からお手紙やら貴重な資料やらCDなどを頂く。住所等の連絡先が記載されていないので、返事を書くことが出来ず、お礼を申し上げることが出来ないでいるのだが、この場を借りて心よりお礼を申し上げたい。

また頂いた資料等に目を通してはいるのですが、多忙なおりなかなか形にすることが出来ず申し訳なく思っているしだいです。

実はこのブログ、始めた頃の思惑とは全く違って、近年は塾生の集客に全く役にたっていない(苦笑い)。逆に多くの敵を作ってしまっているのかもしれない。

まあはっきり言って、自分のストレス解消に塾のブログを利用しているわけで、どうにもこうにも浅はかなかねごんである。

全国の方が僕のブログを読んでいてくれることに、正直不思議な感覚がある。頂くお便りを読むと、様々な世代の方からのお手紙なのだけれど、拙い僕の雑文に共感して頂いていることに本当に恐縮してしまう。

このブログをご覧になっている皆様、原子力の話や、神社の神様の話や、貧乏話ばかりの僕のブログに、日々お付き合い頂き誠にありがとうございます。

原子力に頼らない世の中になり、貧乏に苦しむ人々がいなくなり、精神性に神心を持つ多くの人々が暮らして行けるようになることが、僕の希望であり、切実な願いです。自分を含めてですけれど・・・

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2015年8月 4日 (火)

暑さで勉強がはかどらない受験生諸君、途中からでも夏期勉強会の参加が可能です

夏期勉強会も今日が3日目。とにかく毎日が暑い。

7月の末から35度を超える猛暑が続いている。この異常な気温で気づいたことがある。今年の夏は一度も蛍を見なかった。ハエも少ないし、蚊も少ない。暑さで繁殖さえままならないのだろうと思う。蝉だけがものすごい合唱をしている。

塾生たちも暑さでばて気味だ。部活をした後の塾は、エアコンの中で睡魔との戦いだ。東京からやってきたお客さんが、岩手の方が暑いと言っていた。

この暑さももう少しの辛抱だろうけれど、エアコンのない我が家は扇風機がむなしく回っているわけで、暑さ対策のためにも真剣に経済状況を改善しなければならない。

ところで、暑さで勉強がはかどらない受験生諸君、途中からでも夏期勉強会の参加が可能です。

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2015年8月 3日 (月)

青森県六ヶ所村で放射能監視システムが故障

青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れなどを監視する機器4つが、相次いで故障するトラブルが発生しました。事業者の日本原燃は、このトラブルで放射性物質は外部に漏れていないとしたうえで、当時現場付近で雷雲が発達していたことから落雷との関係を調べています 

2日夜7時ごろ、青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場の「分離建屋」と呼ばれる施設で、高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れや内部で発生するガスの圧力を監視する機器、合わせて4つが相次いで故障しました。 青森県や日本原燃によりますと、このトラブルで廃液の漏れなどを監視できない状態が続いていますが、日本原燃は「ほかの機器で監視しているので問題はなく、放射性物質は外部に漏れてはいない」と説明しています。

「分離建屋」は、溶かした使用済み核燃料から高レベル放射性廃棄物を分離し、ウランやプルトニウムを取り出す施設で、トラブルが起きたのは、いずれも放射線の管理区域内にある安全上重要な機器だということです。 再処理工場は、来年3月の工場の完成に向けて、国の審査を受けている段階で、まだ本格的な稼働はしておらず、「分離建屋」は停止していたということです。 当時、現場付近では雷雲が発達していたことから、日本原燃がトラブルと落雷との関係を調べています.。

(NHKニュース)

今朝塾に向かう途中、カーラジオから流れてきたニュースだ。聞き流してしまえば、重大な事故ではないかもしれないが、原子力を取り巻く施設や機材のお粗末さを露呈するトラブルだ。

国の安全基準がどのような基準をもとに構築されているのか知る由もないが、雷ごときで故障してしまう原子力関連の機器というものがあっていいはずがない。

危機管理があまりにも杜撰な原子力施設を稼働する状況が生まれつつあるが、近未来の人類を放射能で消滅させないためにも、冷静な知性と思考の発動が急務だ。

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2015年8月 2日 (日)

早池峰との邂逅

早池峰に魅せられて四半世紀が過ぎた。早池峰山への登山はもちろんのこと、早池峰神社で行われる神楽舞の幽玄な世界に引き込まれた僕の人生は、本当に有意義なひと時を得ることができたと思っている。

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8月1日の僕の朝は、早池峰神社の境内で始まった。あさ5時前に目覚めた僕の視線の先に、朝日に照らされる神楽殿の光景が飛び込んできた。前日は夜中の11時半までこの神楽殿で、早池峰神楽の舞が行われた。

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神社の周辺は、パワースポットだらけ。早池峰との邂逅は僕の人生を間違いなく豊かにしてくれた。

龍神オタクの出発点もこの早池峰だったし、瀬織津姫との出逢いもこの早池峰から始まった。僕の大好きな宮澤賢治の作品『どんぐりと山猫』もこの早池峰が舞台である。

岩手に生れ、岩手の自然に育まれた自分の人生に感謝で一杯だ。これほどの贅沢はない。

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2015年8月 1日 (土)

猫先生と記念撮影

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早池峰神社に投宿した僕と家内は、大迫町にある早池峰と賢治の展示館にお邪魔した。賢治ファンにはよだれが出そうな展示館だ。

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事務長の猫先生と記念写真。

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