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2015年7月21日 (火)

原子力発電所に本当に安全基準などあるのだろうか

東日本大震災の翌年、中学校のほとんどの部活の東北大会が福島で開催された。その年僕がコーチに行っている地元の中学校は、男女とも団体で東北大会に出場した。

僕はガイガーカウンターを片手に自動車に乗って行ったのだけれど、自動車が高速道路の二本松にさしかかった時、針が振り切れた。車の中でだ。

卓球会場の町に入ってもこんな状況なら、部員を試合に出さず、棄権し引き返すことを僕は真剣に考えていた。開催地の町に到着した時に示された値は、当時の一関市とほぼ同じ値だった。当時の一関もホットスポットで安心できる値などではなかったけれど、それでも内心ほっとしたのを覚えている。

学校関係者に福島での東北大会開催について伺うと、3年前から計画してきたことで、あの段階では計画を変更することができず、放射能値の高い会場を一部変更することで対応したという話だった。

当時もブログ記事で僕はだいぶ吠えまくったが、万が一大会期間中に強い余震がきて、東京電力福島第一原発がさらなるカオスを迎えたら、いったいどうしたのだろうか。あまりの想像力の欠如に僕は憤りを感じた大会だった。

下記の週刊現代の記事によると、ガイガーカウンターが振り切れた二本松市では、甲状腺がんの発症率が通常の40.8倍になっているという。もちろん国よりの医者は、放射線との因果関係は定かではないと言っているらしいが、そんな報道を見るたびに、なんだかとても哀しくなってしまう。

現在の福島県の放射能値は一部の地域を除いては、安全基準まで下がっているところがほとんどだが、東京電力福島第一原発からは以前として放射能汚染物質が海や空中に放出されて事実は隠しようがない。

地震の規模こそ小さいけれど、太平洋岸の地震が頻発している。地震が起きない日は無いくらいだ。

のど元過ぎればなんとかで、原発再稼働の話があっちでもこちでも挙がってきた。原子力発電所に本当に安全基準などあるのだろうか。

週刊現代6月21日号記事

『専門家たちも声を上げ始めた  福島の子どもに「甲状腺がん」 

いまの段階で、これだけは断言できる』の要旨 日本では100万人に1~2人がなるとされる小児甲状腺がん。福島県では震災当時18歳以下だった子ども50人に甲状腺がんが見つかり、既に摘出手術を受けている。 注1(摘出手術を受けたのは人数は51人。3・11以後の我が日本国では全摘出のことを『確定』と発表する) しかも50人中49人が乳頭がん。

チェルノブイリでは放射線誘発性甲状腺がんはすべて乳頭がんだったと、山下俊一氏が断言している(「日本臨床内科医会会誌第23巻第5号」「放射線の光と影」より)。 注、(乳頭癌は放射線誘因癌というのが内分泌学の定説。チェルノブイリ後のベラルーシ、ウクライナ共に乳頭がん比率は93%以上と高かったので放射線障害であると認定された。

日本の現時点までの福島県の乳頭がん比率は98%なので、チェルノブイリを遥かに凌ぐ異常すぎる高さ。既に現在でも放射線による小児甲状腺がんであることは確定している) 菅谷松本市長はがんは①放射線など物理的要因。②タバコなど化学的要因。③ピロリ菌など感染症によるの三つを指摘。 福島の現状は、その説明がまったくない。

津田敏秀岡山大学院教授は国立がん研究センターが公表している1975~2008年までの15~19歳の甲状腺がんの発症率が100万人に5人である。。 津田教授によると有病期間(がん発生から病気と診断されるまでの期間)を3年すると、いずれの地域も1.65~40倍の数値を示した。「100万人に5人」とすると、二本松市40.8倍、郡山市27.90倍という発症率を示した。北部で15.76倍、南部で31.54倍。 甲状腺がんは予後の良いがんとされ、他の死因で亡くなった高齢者に見つかることも少なくない。

がん専門医、『手術不要な甲状腺も切り取っているのでなければ、この異常な数値は説明出来ない』。 放射線専門家、『放射線誘発性の甲状腺がんは転移が多い。それを恐れたのでは』。 チェルノブイリで治療したスイス人医師『甲状腺がんが見つかると、高確率で肺に転移が見つかった。その後手術しても、思ったほどいい結果は出なかった。』 菅谷氏『チェルノでは6人に1人が肺に転移していた』福島医大が転移を恐れて摘出を急ぐのであれば、暗に原発事故由来を認めることになる。  

原発事故による汚染は東北から関東、首都圏へ流れ込んでいる。 だが福島県外の子どもたちの甲状腺検査は実施されていない。チェルノブイリでは大人の甲状腺がんも確実に増加している。菅谷氏『大人の甲状腺がんの場合は脳と骨への転移が多い』(一部抜粋、書き加え有り) 

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