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2015年6月24日 (水)

子どもたちは懸命に泳いでいる

普通親にとっては、自分が子どもの頃のイメージが、
我が子の良し悪しの判断基準だよね。
そうすると、今の子どもたちの立場は結構きつくなるだろうな。
様々な行動ひとつとっても、みんなはもの足りなさを
感じてしまうことが多いかもしれない。

俺が、私が、子どもの頃はこうだったのに…。

もっともな話だよ。
今の子どもに、足りてないところは多いんだ。
一方で、子どもたちが置かれている状況が
5年、10年、15年前と全然違っていることも
きちんと学び、深く理解しなければならない。

みんなが子どもの頃は、
まだまだ学校が学校として今より正常に機能し、
授業が授業として成立していただろう。
でも今は上手く機能していないことがある。

我が子にもの足りなさを感じている
みんなは是非思い返してほしい。
部活動は現在のように活発だったかどうか。
勉強が提出日に間に合わせるだけの作業と
化してしまうようなものだったかどうか。
日常生活でもそうだよ。
普段これほどまでIT機器に囲まれていたかどうか。
暑さ寒さの気候の変わり目が激しかったかどうか。
違うはずでしょ。

そして私たち世代に言わせれば、
みんなが子どもだった当時も、すでに教育の質が
変わりつつあり、それに違和感を覚えたものだったんだ。
(子どもだったみんなはわかんなかったと思う)

その質の変化はここ数年で急激に加速度を増している。
流れがきつくなった川の中で、半人前の子どもたちは
懸命に泳いでいる。心身ともに疲れながらもね。

そういうこともちゃんと理解してあげようよ。
小さな魚が大きく育つには広い広い心が必要なんだ。
みんなが大きくなったようにね。
心配いらないよ。大丈夫だって!
 

岐阜の学習塾「志道館学園」の美川先生のブログより転載

そうだよね。僕ら大人は子どもの頃を忘れているんだよね。大人の価値観で今の子どもを見てしまう。反省しなきゃね。

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コメント

かねごん先生
おはようございます。
あれ?どこかで見たような文章だなぁと思ったら…。
お恥ずかしい

ありがとうございます。

(かねごん)
美川先生、勝手に記事を使わせて頂きました。
実に納得しました。
きっと世の中のお父さんやお母さんもそうだと思います。ハイ。

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