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2015年6月 8日 (月)

不安と恐れ

生きて行くことは素晴らしいことなのに、そのことを苦渋と考える人が多い。どんな時代だろうとどんな国だろうと、生きる喜びの本質は同じなはずだ。

お金がある人と無い人がいる。住む家がある人と無い人がいる。そのことをもって幸福と不幸の話をすれば、行く着くところは物質的な豊かさの格差が幸福の有無にリンクして行くのだろうと思う。

世界には190ほどの国がある。人口比に対する自殺率がワースト10に入る日本と言う国は幸福なのだろうか。答えは間違いなくNOだ。

なぜ幸福ではないのか。それは貧富の差が原因にあると僕は思っている。そして厄介なのはその貧富の差が、表層に現れてこないことがさらに心情を複雑にしてしまっている。

日本の社会を眺めてもらいたい。実はすべての国民が豊かであることを前提に規範が作られている。国保税や固定資産税、そして健康保険税、自動車税の徴収もしかり、消費税もしかり、お金がない人にとっては生きづらい国だ。

岩手県の自殺率が一番高いのもそうだ。地方の企業の給料は低い。過疎化が急速に進み、人口が減少し続けている。それでも我々は標準的な日本の暮らしを求めようとする。一人1台車を所有し、パソコンを持ち、週末はどこかに出かける。

無理をしないと、標準的な暮らしは出来ない。その無理の堆積が、やがて心までも蝕んでいく。

不安と恐れは同義語だけれども、実態は違う。不安は未来への苦悩だ。恐れは現在の苦悩だ。今の日本で命を絶つ方の苦悩はどっちだろう。僕は圧倒的に不安だろうと思う。

未来があれば頑張れる。今が最悪でも頑張れる。未来を創造できる人生であるがゆえに、僕らは生きて行ける。そのことのために教育を政治を考えなければならない。

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