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2015年5月26日 (火)

このジレンマはなかなか難しい

「学校の先生がね、塾に行かなくたって自分でしっかり勉強すれば授業は分かるんだよって言ってたよ」と中学2年生のSくんが僕に話してくれた。

「塾は必要じゃないのかな」と僕。

「塾で勉強することで、僕は安定しているから、やっぱり塾はいいよ」とSくん。

様々な塾があるけれど、学校にも様々な先生がいる。

昔ほど露骨に塾批判をする公立の先生は少なくなってきたように思うけれど、僕よりずっと年下の先生から、僕が塾教師だと知ると、完全に上から目線でものを言われるケースはある。

自分の息子ぐらいの世代の先生から横柄な態度をとられても、僕は大人だから決してムカついたりはしない(笑い)。しょせん塾は学校教育とは違うし、補助的な存在である。だから謙虚に先生方の意見を拝聴する。

ただ少なくても言えることは、塾に通う生徒が学校の授業と塾での僕の指導をうまく利用してくれればいいことであって、僕はそれ以上は望まない。

40人の生徒を前にして、全員に授業の内容を分からせる自信がある先生はいいとして、それが困難だと思っている先生は、やはり塾の存在は片隅に入れておいたほうがいいような気がする。

昨年の統計によると、全国の小中学校に於いて、3割の授業が学級崩壊またはそれに準じた状況になっているとの報告がなされている。簡単に言ってしまえば、教室の3分の1の生徒が全く授業を聞かない状況になっている授業が多いということだ。

ゆえに都会では公立学校が敬遠され、私立受験が加速してきたのだろうと思う。しかしお金に余裕がある家庭はいいとして、そうじゃない家庭も多いわけで、このジレンマはなかなか難しい。

塾に通わせたいけどお金がかかってというご家庭は多い。僕はそういった状況を緩和したいということで四半世紀値上どころか値下げまでして頑張ってきたのだけれど、震災後その月謝料金でも厳しいご家庭が増えている。

一関市内を眺めると、テレビCMを入れ学校の校門ではペンや消しゴムを毎日ように配り、チラシを毎月折り込んでくる塾が、高額の月謝にもかかわらず多くの生徒を入塾させている。合格実績云々の宣伝が踊っているが、市内はどこの塾も合格実績は抜群だ。なにせ公立高校はほとんど定員割れ、地方の私立大学も実質全入時代を迎えた。

じゃあなたの塾も宣伝をすればということになるのだろうけれど、それができれば毎週でもチラシを入れている。このジレンマはなかなか難しい。

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