僕がやらねば誰がやる
上の写真は世界遺産に登録されている平泉毛越寺の浄土庭園です。新緑の山々が5月のさわやかさの中で輝いていました。
実は昨日、僕はこの庭園から直線距離で800メートルほどのところで草刈作業をしていたのであります。友人の先輩先生の休耕田を朝6時半ごろから9時頃まで、ちょっと草刈機械の音がうるさかったかもしれませんが、キーンキーンという音をたててやっておりました。
3月より昼の仕事がなくなり、職安を通じて何度かパートの仕事を応募しているのですが、僕のような初老おやじを雇う会社はなく、僕の趣味というのか、ライフワークと言ったらいいのか、隠居したおじさんのごとく古代の磐座や巨石巡りなどて近隣の神社などを徘徊しておるわけですが、この時期塾生の数も少なく、教室代を捻出するのにも苦戦している僕の窮状を見かね、友人の先輩先生が、僕に仕事を下さったのであります。
ほんの数時間の作業に対して、塾生ふたり分の月謝に相当するバイト代を頂き、感謝感激雨あられのかねごんでした。頂いたお金で、僕名義の軽自動車やバイクの自動車税を納めることが出来ました。一安心。
ところで僕が草刈りをしていますと、昨年在籍していた中学生が僕の横を通って行きました。きっとどこかで見かけたようなおじさんが草刈りをしているなと思ったのだと思います。ちらちらと草刈作業をしている僕を見ていたようですが、まさかかつての塾の先生が、自分の家の近くの田んぼで草刈をしているなどとは夢にも思わなかったのでしょう。ちょっと首を傾げながら平泉中学校方面に歩いていきました。
次に僕のそばを通り過ぎて行ったのは、高校時代の部活の先輩。平泉に住む彼は、やはり花泉に住む僕が、ここで、それも通勤時間に草刈をしているはずがないと思ったのか、2,3度振り返っては、気のせいかと思ったのでしょう、彼も首を傾げながら過ぎて行きました(笑い)。
さてと、今度は我が家の休耕田が待っている。0.5ヘクタールの草刈作業はきつくなってきた。が、しかし僕がやらねば誰がやる。頑張るか・・・
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