時計の復活
3日前の新月の夜、僕が塾から帰宅すると、我が女房が神棚を掃除し、果物やお茶をお供えしていた。なんでも新月の日には神様にお供え物をするといいとかで、きっと僕の困窮を払拭しようと、彼女ながらにアクションを起こしたのだろうと思う。
掃除をしていたら、神棚の隅っこから時計が入ったケースが出てきた。
開けてみると僕が25年前に購入した腕時計が出てきた。しまい込んでいた僕自身が完璧に忘れていたものだった。
一関の方は懐かしいと思うが、25年前一関駅前には千葉久(チバキュウ)という老舗のデパートがあった。そのデパート内の時計やさんで買った腕時計だった。
25年前と言えば、僕が今の塾を始めた年である。僕はゲン担ぎのつもりで、千葉久のデパートでセイコーの時計を買った。つまり千の葉が久しく茂り、塾が成功するようにとの語呂合わせのゲン担ぎだった。
もちろん埃をかぶって時計は止まっていたが、今日電池交換をしてもらったら四半世紀の時の流れをものともせず、時計は完璧な復活を遂げた。
20代の小僧にしてはずいぶんとクラシカルな時計を買ったものだと思う。この時計を腕にするのは15年ぶりぐらいだ。原点に立ち返ったような気分がして、いい感じだ。
さあ気分を一新して新たな時を刻もうとしようか。
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