線量の急上昇が発生
原子力規制委員会が公開している全国の放射能モニタリングポストで、福島県の値が急上昇しています。線量の急上昇が発生したのは福島原発がある福島県東部です。国道6号線富岡町新夜ノ森地内は過去30日間の平均値の30倍(0.127μSv/h⇒3.647μSv/h)に跳ね上がっています。
また、福島県の西部でも数週間ほど前から局所的に線量が先月よりも高い傾向が見られました。福島県西部の方は降雪も多かったので、雪解けの影響などがあると考えられますが、福島県東部は雪解けの時期とは異なるタイミングで急激に上昇していることから、福島原発由来である可能性が高いです。
他にも富岡町富岡で0.46μSv/hが3μSv/hに上昇し、楢葉町繁岡も0.311μSv/hが6.3μSv/hとなりました.。
線量上昇の詳しい原因は現在調査中ですが、今年の中では最大の上昇幅となっているので、当面は放射能情報に注意をしてください。特に福島近辺にお住まいの住民は、外出時にマスクを着用しておくことをオススメします。
国道6号線富岡町新夜ノ森地内
空間線量
・現在: 3.647 μSv/h
・平均: 0.127 μSv/h (過去30日平均)
富岡町 富岡
空間線量
・現在: 3 μSv/h
・平均: 0.46 μSv/h (過去30日平均)
楢葉町 繁岡
空間線量
・現在: 6.3 μSv/h
・平均: 0.311 μSv/h (過去30日平均)
酸川野集会所
空間線量
・現在: 0.06 μSv/h
・平均: 0.027 μSv/h (過去30日平均
☆ホワイトフード 全国リアルタイム放射線量地図
URL http://www.whitefood.co.jp/map.php
(投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 31 日 )
上記の報告は赤かぶさんという方が、先月の末にインターネット上に投稿した文章である。実はその後、北関東や東北の太平洋側の地域でも、急激に放射能の値が上がってきているとの報告が多数寄せられている。
先週の仙台港では5マイクロシーベルトまで上昇した。不思議なことにテレビや新聞は一切報道をすることもなく、まさに情報が遮断されている。
福島原発の高炉内の放射能の値が、ものすごい勢いで上がっているという情報もあるが、はたしてどれだけの放射能が拡散し出しているのか予想がつかない状況だ。
ただここにきて、2月の平均値からいっきに10倍近く跳ね上がっている、モニタリングの値を見ると、雪解けによる影響云々などと言う問題ではなく、間違いなく、東京福島第一原発で何かが起きていることは否定できないだろうと思う。
花粉症が終焉する季節になってきたけれども、マスクの着用はやめないほうがいい状況だ。
一度暴走してしまうと、手が付けられず制御不能な原子力を、再稼働どころかこれからも新しく作ろうとしているこの国は、完全に何かが麻痺している。
こんな麻痺した国をあきらめて、移住もいいかなと思い始めているかねごんである。オーストラリアのエアーズロックを眺めながら、自然と共に余生を送りたいと思ったりするわけだけれど、やっぱり先立つものがないとな・・・・・・
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こんばんは。
先日NHKのニュースでロボットが3号棟に入った映像を見ましたが、建屋内は水蒸気がたくさんで、尋常じゃない状況なのは素人の私でもわかるようでした。放射線量も5分で人が死ぬ値の部分もあったとのこと。
確かにこんなすごいニュースなのに、それだけで終わっているのが不思議です。
メルトダウンの後を処理するなんて到底無理だと思ってしまいます。
もっと報道すべきです!!
(かねごん)
yotuba様コメントを頂きありがとうございます。
最近僕は、この日本のいう国が民主主義の国ではなく、社会主義や共産主義の国家になってしまったような気がしてなりません。
投稿: yotuba | 2015年4月14日 (火) 20時26分