71歳の理事長兼校長が逮捕
自宅で知人女性に乱暴し、けがをさせたなどとして、茨城県鹿嶋市の私立鹿島学園高校の余湖三千雄校長(71)が県警に強姦(ごうかん)致傷と逮捕監禁の疑いで逮捕されていたことが3日、分かった。容疑を認めているという。
捜査関係者などによると、余湖容疑者は3月31日午後11時ごろ、自宅で成人の女性に乱暴して1カ月のけがをさせた上、女性が外に出ることを困難にして監禁した疑いが持たれている。2日、県警行方署に逮捕された。
余湖容疑者は大学受験予備校の早慶外語ゼミ(相模原市)の設立者として知られ、1998年12月に鹿島学園高の運営母体である学校法人鹿島学園の経営権を取得。理事長兼校長に就任した。 (4月3日時事通信)
今日のこのニュースには驚いた。実は7年前に私立鹿島学園高校より、通信制高校の開校を打診されたことがあって、ちょっと触手が動いたことがあった。やらなくて正解だったわけだが、それにしてもである。
71歳の校長が強姦致傷で逮捕というショッキングさもさることながら、あの大学受験予備校の早慶外語ゼミの設立者だったというのだから、開いた口が塞がらない。前代未聞の逮捕劇である。
今回逮捕された余湖氏は斬新な経営方針を打ち立て、鹿島学園の再生に乗り込んできたわけだが、予備校界や教育界では型破りの経営戦略者として知られ、様々な軋轢も生じさせていたようだ。
教育を単なる金儲けのビジネスと考える輩は後を絶たない。僕も塾業界に33年ほどどっかりと居座ってきたけれど、教育界のトップにいる人間の様々な醜聞を耳にしてきた。
先生と呼ばれる職業人には、時に魔の手がすり寄ってくるのだろうか。権力志向の延長線には、必ずと言っていいほどスキャンダラスな汚点が浮上する。聖職者が生殖者ではシャレにもならない。
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