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2015年4月15日 (水)

エコキャップ推進協会・売却益をワクチン代で寄付せず

毎日新聞 2015年04月10日 21時07分

 ◇13年9月から 「主に障害者自立支援事業に使用」

「ペットボトルのキャップを集めて世界の子供にワクチンを届けよう」と呼び掛け、キャップの売却益をワクチン代として寄付してきたNPO法人「エコキャップ推進協会(エコ推)」(横浜市中区)が、2013年9月から寄付をしていなかったことが分かった。矢部信司理事長が10日、記者会見して明らかにした。売却益は主に障害者自立支援事業に使っていたという。 

 エコ推は2007年12月から、国連児童基金(ユニセフ)を通じて途上国にワクチンを届けるNPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」に売却益の寄付を開始。総額は13年8月までに約1億2000万円に上った。

 矢部理事長によると、JCVとの間で寄付の方針を巡り見解の相違があったことや障害者支援を活動の中心にするようになったため、寄付を見送っているという。エコ推の定款では、売却益はワクチン代や障害者支援など7事業に充てるとしている。

 矢部理事長は「ワクチンの寄贈が、子供たちがキャップのリサイクルを進めるモチベーションになっていた事実もあり、申し訳ない」と謝罪した。【水戸健一】

今日の岩手県内の各新聞が一番大きく取り上げたのが上の記事である。世界の子どもたちをワクチンで救おうということで、岩手県内の幼稚園から高校まで212の学校がペットボトルのキャップ回収にボランティア活動として取り組んできたわけだが、新聞の内容はその善意を踏みにじられた的な文面になている。

最初ラジオのニュ―スで耳にしたときは、横浜のNPO法人エコキャップ推進協会が、ワクチンへの寄付をせず、使途を変更したという事項だったので、使い込み等を想像してなんとけしからん話しだと憤りを感じたのだけれど、ペットボトルのキャップのお金が障害者自立支援に勝手に利用したことがけしからんということのようだ。

確かにワクチンは直接こどもの命に係わることなので、障害者自立支援より優先されるべき案件だとは思う。上の記事にもあるように、ワクチンで子どもを救おうということが、リサイクルを進めるモチベーションになっていたということだが、障害者自立支援ではモチベーションが上がらないということなのだろうか。

今回の新聞記事は、障害者自立支援に勝手に流用したことがけしからんという論調になっているが、冷静に考えてみると、なぜ障害者の自立支援にお金が使われたのか、その詳細が欠落している。

缶ジュースのプルタブを集めて、身障者へ車椅子を寄贈しようという運動もある。それでも障害者支援の運動に関して言えば、残念ながらこの日本という国はまったくの後進国だ。

障害者自立支援に流用して申し訳ないと陳謝する矢部理事長に違和感を感じるのは僕だけだろうか。さりげない日常のボランティア活動というものに、モチベーションがあがるとか、あがらないとかという感情を持ちこむこと自体、猛烈な不自然さを感じた今日の記事だった。

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