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2015年4月28日 (火)

大学生活にかかるお金

息子や娘さんを大学や短大に入れた親御さんは、入学金や前期授業料を振り込み、アパート暮らしが始まってホッとしていることと思います。大学受験の旅費からここまで、私立大学ならば150万、国立大学ならば90万は飛んでいったことと思います。

しかしお金の消費はまだまだ止まりません。入学が決まってから驚くのは、さらにこまごまと経費が掛かること。任意のものもありますが、自治会や同窓会、大学障害保険、大学生協(卒業時に返還される出資金)の加入費のほか、生命共済、火災共済、学生賠償責任保険、扶養者死亡保障保険などの手続きも。必要なら定期券代や自転車購入代などもかかります。くらくらしてきますね。

毎月かかる経費を平均的な金額で算出してみると、アパート代5万円、電気代7千円、ガス代5千円、水道代3千円、スマホ1万円、パソコン2千600円、食費は1日千円として、3万円。小遣いをのぞいても、これだけでほぼ11万ほどがかかります。そしてこれに半年ごとに大学の授業料の納入があるわけですね。

アパート暮らしをすれば、私立大・国立大にかかわらず、520万円ほどのお金が4年間でかかります。私立大学の場合は、これに4年間の授業料が400万円かかるので、トータル920万円、国立大学ならば700万円というところになります。

大学受験の指導をしていますと、ご父兄の皆様から受ける相談は、大学生活にどれだけのお金がかかるかという相談が多いです。ざっと上記のようなお金の話をさせていただくのですが、みるみる親御さんの顔は青ざめて行きますね。僕自身現在短大に通う息子がいますので、気持ちは痛いほどわかります。

そこで奨学金を借りたり、バイトをしたりで、平均毎月7万円ほどを学生は確保するのですけれど、それでも4年間で300万円ちょっと。どうしても600万ほどは、親が援助しなければなりません。これに成人式の着物代や、車をなんて話になると貧血が生じるのではないでしょうか。一人の子どもだけでも今の日本はこれだけかかります。

脅かすわけじゃありませんが、子どもが生まれたら、ひたすら節約して貯金をしないと大変なことになります。パチンコをしたり、居酒屋で気炎を吐いている余裕はありません。見栄で外車に乗ったりしてはいけません。もちろんナイスなおねぃちゃんがいる店もNGです。親業をやるのは大変なんですよ。きっと僕の貧乏話がブログの脚本でないことがわかると思います。・・・・

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