神の啓示を受けた
塾に向かう前、自宅で濡らし絵をやってみた。上が家内の作品、下が僕の作品。テーマは光の放射。
僕は芸術とは程遠い人生を歩んできた。絵は好きだったけれど、全く褒められたことがなかった。色弱ということもあったけれど、一言で言えば、絵のセンスがなかったのだろうと思う。
音楽に関してもそうだ。小学校の頃は、演芸会というといつもカスタネットかシンバルのたぐい。メロディを奏でる楽器のパートを任されたことは一度もなかった。譜面が全く読めなかったし、楽器を奏でる才能もなかった。
中学1年の時に、フォークギターを手にした僕は、大げさに言えば神の啓示を受けた。これだと思った。勉強は限りなく遠のいて行ったけれど、ギターとの出逢いは、僕の人生を変えるのに十分すぎるほどの衝撃的な邂逅だった。
僕は芸術音痴だけれど、芸術を目指す人はいいなと思う。才能に恵まれた人を見ると本当にいいなと思う。もちろん才能は努力で開花するものだけれど、努力を続けられる力こそ才能のあかしだろうと思う。
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