人生の扉
同級会や同窓会というもにかれこれ20年ほどご無沙汰している。きっと同級生からは忘れられた存在になっているのだろうと思う。
大学の同窓会や高校の同窓会に至っては1度も出席したことがない。まったく付き合いが悪い人間である。一応塾などというものを営んでいるのだから、営業を兼ねて顔を出せばと、もう一人の自分が囁くのだけれど、なぜか足が進まない。
変人度が普通じゃないので、浮世とはかけ離れた指向性が支配している。苦手というのか嫌いなものを列記していったなら、原稿用紙5枚分ぐらいになるんじゃないだろうか。
宴会が好きじゃない。カラオケが苦手だ。高いところはNG。プールを見ただけで悪夢に苛まれるほど泳ぐことが嫌いだ。小さいころから人の名前が覚えられない。暗算ができない。譜面が読めない。悲しいほどダメ人間だ。
先生と呼ばれることに冷汗が流れる。いろんな所へ行って先生と呼ばれる仕事をしているものだから、必然的にいろんな所で先生と呼ばれてしまう。困ったものだ。
最近年齢というものを意識することが多くなった。30代後半に一度体力の低下を感じたが、それ以来体力的な減速にそれほど苦しめられてはいない。
しかし年齢からくる感性の衰退はやっぱりあるのだろうと思う。中学生や高校生の感性にはまだ十分追従していく自信はあるのだけれど、小学生の指導は正直大変だ。完全に自分が小学生だった頃の経験値が役に立たなくなっている。
それこそ同級生の動向には疎い僕なのだが、小学生の孫がいるものもいる。やばい!幼児教室に通ってくる幼稚園児におじいちゃんと呼ばれる僕は、間違いなくおじいちゃんなのかもしれない。
大学時代にきゃぴきゃぴだった竹内まりやが、50を過ぎたあたりから、しっとりとした歌を歌っている。歌詞のフレーズが心にしみるぜ、という感じだ。
他の方が同窓会で利用したであろう動画を拝借して張らせて頂いた。なんかじ~んと来るね。僕も同窓会今度機会があったら出ようかな・・・・・
大験セミナーのHPはこちらです⇒http://daikenseminar.jimdo.com/
« 心臓はまったくもってすごい臓器だ | トップページ | 転ばぬ先の杖 »
コメント