『アリとキリギリス』と『ウサギとカメ』の話は、何度読んでも面白い
寓話が好きだ。特に『アリとキリギリス』と『ウサギとカメ』の話は、何度読んでも面白い。
僕は性格が悪いので、この手の寓話は裏読みというのか、皮肉った解釈を勝手にして、悦に入っている。
アリは働き者なんじゃなくて、働かざるを得ない存在であることは誰でも知っている。キリギリスはたった数か月の短い命なのだから、アリのように冬の食料を確保する必要はない。比べることがナンセンスなのだ。僕はこのことを幼少期に知った。天才かもしれない(爆笑)。
それからこれは寓話ではないけれど、『早起きは三文の特』 を英語で言うとThe early bird gets the worm. と言う。訳せば、早起きをした鳥は、虫をゲットできるということなのだが、早起きをした虫は鳥の餌食になるわけで、早起きは特でも何でももない。このことを高校生の時、大学入試の受験勉強をしていて気づいた。休みの日など、早起きなどするものかと思った。
話を寓話に戻そう。『ウサギとカメ』は油断をしたウサギをに焦点をあわせたのか、歩みの遅いカメが勝った奇跡を吹聴したいのか、僕は幼少の頃から悩んでいた。
才能ある人間でも油断をするとあほに負けるんだなあ~と後年理解したかねごん少年は、山里で飛びはねている野兎を見るたびに、秀才ぶってんじゃないよと毒づいていた。
しかし中学生の頃になって、逆にカメのとろさがムカつくようになった。きっと思春期というやつだったんだろうと思う(笑い)。
こんなウサギなら僕はバリバリ恋しちゃうな。おっと忘れてた。うちの嫁さんウサギだった。わお~
そういうことで、世界の寓話は実に面白い。
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