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2015年1月20日 (火)

一生懸命働いていて、お金がないことは恥ではありません!

かつて友人からこんな話を聞いた。

大学進学を希望している息子がいる会社の同僚がいて、息子が大学に入りたいと言うんだけれどお金がなくて困っているんだという相談を持ちかけられたのだと言う。

その後その同僚の方は、保険金で大学に入れとの遺言を残し自らの命をたったのだという。とても悲しい話だ。辛い話だ。

子どもの進学で頭を悩ませている親御さんは多いだろうと思う。奨学金を借りさせたくても、利息が高くて、高利貸しローンと変わらない情況だ。安易に息子や娘に勧められる話でもない。

そもそも日本の大学はお金がかかりすぎる。教育の公平さを著しく欠いたこの教育制度を日本は本当になんとかしなければならない。

僕もこんな不安定な仕事をしているので、計画的に準備をするお金がない。つまり子どもの教育費に於いても、なにかでローンを組むこともままならない情況だ。

毎年大学に生徒を合格させることを生業(なりわい)にしている仕事をしているのだが、残念ながら自分の息子たちには短大資格の教育までしか与えることしかできなかった。息子たちの学力もさることながら、4年生大学に進ませる金銭的余裕がなかったのだ。

そのことを息子たちに非難されれば、父親として立つ瀬がないのだけれど、さいわいにも息子たちは我が家の経済力を知っている。文句も言わず情況を受け入れてくれた。

昭和30年代、東北地区の高校進学率は2人に1人だった。そして大学にすすむ人は高校に行ったうちの10人に1人だけだった。

僕らの世代になっても大学進学率は20%ぐらいだったろうか。僕は新聞配達やら家庭教師やら、キャバレーの呼び込みやら、ありとあらゆるバイトをこなして学費を稼いだ。そういう時代だった。

だからお前たちも頑張れとは言えない。時代が違うのだ。

現代はあまりにもお金がかかりすぎる。稼いでも稼いでもお金が吸い取られていく。地方にいる限り、日本という国は社会主義国家になったような気になる。公務員だけが突出した安定を得ている。

僕がこんなことを書くと、貧乏人の僻みにしか聞こえないなだろうけれど、そのことを承知でさらに言わせてもらう。僕らのような自営業は、なんら社会保障はない。休めばお金が入らないし、家族手当や住居手当が出るわけじゃない。収入がない月でも、健康保険税や固定資産税や国民年金の引き落としは容赦なくやって来る。石川啄木じゃないけれど、じっと手を見るの日常だ。

僕のようにお金がなくて困っているお父さん!

一生懸命働いていて、お金がないことは恥ではありません!お金がないなら無理はやめましょう。それでいんです。お金のために無理をすると身体を壊します。コマーシャルにおだてられて、不必要なものを買うのもやめましょう。消費は美徳なんかじゃありません。

やけくそになってパチンコ屋ギャンブルもいけません。日曜大工の道具を買ってきて、身体を動かしてみませんか。お金のかからない楽しみが見つかると思いますよ。

確かに教育はお金がかかりますが、高校さえ出してやればなんとかなるもんです。大丈夫ですよ。その後の社会人としての努力がきっと道を切り開いて行きます。心を割って話し合ってみましょうよ、こどもと。

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