良いお年を!
突然だけれど、ブッタもキリストもモーゼも宗教を起こしたくて悟りを開いたわけでも、民衆を救済しようとしたのでもないと思う。
単に、苦しみや哀しみを引き込んでしまっている人々をなんとかしたかったからだと思うな。
今年も今日で終わる。明日は多くの人が神社仏閣に参拝に出かける。我が家もそうだ。多くの人たちは、10円玉を投げ入れて、幸せを祈願する。結婚ができますように。合格しますように。仕事がうまく行きますように。病気が治りますように。
誰に祈らなくても頼まなくても、僕らはこの地球で完璧に生かされている。そのことに感謝をして1年を終えて、そして1年の新しい年を始めたい。
我が家の石宮のしめ縄を新しくした。なんとなく傾いて写っているが、東日本大震災の時にこの石宮が置いてある土地が隆起し、傾いてしまった。何度か土台に敷石を滑りこませ傾きを修正してきたのだが、度重なる地震のたびに写真のように傾いてしまう。ひょっとすると神様もこの傾きが好きなのだろうと、放置したままだ。
ところでこのしめ縄というのは、結界を作るツールなのだそうだ。ここからが神様の領域ですよという境界線の働きをしているらしい。ちなみにしめ縄に下げる御幣は、雷の稲妻をイメージするもので、豊作を祈願する標となっているという説がある。
今年の僕は縄文の神々に魅了された1年だった。岩手県南部の磐座として祀られているアラハバキ神、そして瀬織津姫が祭られている神社に惹かれっぱなしだった。
瀬織津姫は全国でも圧倒的に祭られている神社が岩手県に集中している。ちなみに我が家の石宮に祀られている神様も、水神である瀬織津姫である。瀬織津姫は時に龍神様として、仏教では十一面観音様として信仰されてきた。
瀬織津姫の歌というのがある。この歌を紹介して今年2014年の僕のブログを終えたい。今年も僕の拙いブログにお付き合い頂きありがとうございました。
良いお年を!
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