須川岳
あと2週間もすると、正月を故郷で過ごすべく、多くの方々が帰省する。故郷を象徴する風景は海であったり山の風景だったりするわけだけれども、厳冬の季節は雪山がなんと言っても美しく、都会で疲れた心を癒してくれる。
一関を通る国道4号線から眺める須川岳(栗駒山)は、一関を故郷とする多くの方々の心象風景ではないだろうか。新幹線の中から、もしくは高速道路から目に飛び込んでくる須川岳の光景に、故郷に帰ってきた実感を覚える人は多いと思う。
東京で暮らしていた頃、山が恋しくて神奈川の相模原に出かけて行って、丹沢山地を眺めたことがよくあった。山の稜線がどことなく須川岳に似ていて、ほっとした気持ちになったものだ。
今年も須川岳は静謐な美しさを身にまとった。いつも変わらない光景に、悠久の時間の流れを感じるこの頃だ。
« 今宵ジャズでクリスマス | トップページ | コーヒーだけは譲れない »
「風景」カテゴリの記事
- 今年の第2位(2016.12.04)
- 狛犬の魅力(一関市編)(2016.11.17)
- 0円の携帯写メ(2016.11.10)
- 今日はパワースポット巡り(2016.10.19)
- 教室には様々な方がいらっしゃる(2016.08.19)
コメント