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2014年11月11日 (火)

登校拒否が不登校と呼ばれるようになって

心を病む人が増えている。

僕が塾教育の世界に足を踏み入れた頃は、学校に行かないことを登校拒否と言っていた。それが不登校と呼ばれるようになって、不登校は増加した。

僕は保護者の方や関係者に言い続けてきたが、学校に行かない選択が悪いのではなく、学校に行けないという心理状態が問題なのだと。

小学校や中学校の初期の段階で、しっかりしたケアーをやらないと改善が困難になる。

学校に行かなくなってそのまま引きこもりになり、仕事ができないまま中年を迎えてしまう方々を見るにつけ、残念でならない。

不登校になるきっかけは様々だ。いじめ、テストの不出来、家庭不和、経済問題、教諭との人間関係、寄せられる相談は多岐にわたる。

学校に登校出来ない生徒は、おのずと塾にも来れない。居場所は自分の部屋の中ということになる。ネット環境があれば、退屈することもない。したがって現在の不登校は改善が難しい。

各クラスに2名から3名の不登校児童、生徒がいると言われる昨今、保健室登校を加えれば、不登校の予備軍とも言われる生徒の数は、かなりの数になる。

不登校だけれど、休みの日は友達とつるんで街に繰り出しているというのは、まだ大丈夫。しかし、部屋から一歩も出られないというのはまずい。健康衛生上良くない。街に出て問題を起こされるのも困るという声を耳にするが、引きこもりはまずい。

いつかは治るだろうと放置される若者たちが多いけれど、残念ながら自然治癒というのは難しいようだ。それが万が一うつ状態だと危険だ。怠慢と病気は違う、そのへんの判断は専門家に委ねた方がいい。専門のカウンセリングをお勧めする。

僕の個人的な見解だが、即薬による処方をする改善手段はあまり良い結果をもたらさないようだ。それと、変な宗教に頼るのも危ない。家庭が崩壊する大きな原因の一つになっている。

何らかの意図があっての学校拒否と、心の病がひきおこしている登校拒否は全く本質が違う。初期の対応がとても大切だ。教育関係者はそのことをしっかり認識しなければならないと思う。

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コメント

運動会・学習発表会・宿泊野外活動や部活動が負担になっているケースもあるようです。そういうモノが全く無く、毎日淡々と授業が進められ、たまに学校に行かなくても勉強だけは追いつける、そんな学校が受け皿としては必要だと思います。(某学習塾みたい?)不登校になってしまったら本人も家族も教員(女房も不登校と予備軍を1人ずつ抱えています)も重圧だけがのしかかります。「学区の学校に行かなくちゃならない」ということがいろんな意味で3者を苦しめます。我が子も予備軍の予備軍ぽいのでそうなっちゃったらあれこれ画策しないで某学習塾だな…。逆に虐めは加害生徒を一人一人別々の学校に転校させないと終わらないし無くならないし休むと家にまで押しかけてくるので不登校になることも許されない。潜在しているモノまでその事実と加害生徒をあぶり出す態勢と人員が学校にあってほしいですね、無理だけど。

(かねごん)
Mr.Peki-chan様こんばんは。コメントを頂きありがとうございます。
いじめの基本は、ストレスの発散です。
悪意ではなく、衝動的な行為ゆえ、たちが悪い。
自分がひどいことをしている自覚がない。自覚が無いから反省がない。
いじめのことを聞かれてもやった本人はけろっとしている。
被害者だけが、ダメージを大きくする。
対処できない学校は、困ったままで終わってしまう。
ずっと変わらないこの体質は社会の縮図でしょうか。

 決して多数派ではありませんが、イギリスにはホームエデュケーションの子が不登校じゃなくても、選択肢の1つとして存在しています。週1くらいで登録している施設でスクーリングを受けます。自閉症や学習障害であればそれを支援する専門家を紹介するそうです。また、そういうお子さんは大変繊細なお子さんだと思うし、そもそも今の学校システムが絶対的に正しいわけではないので、諸原因があるとしても、学校の本質がわかってしまう賢いお子さんかもしれません。言いかえれば学校に行かない選択ができる勇気があるお子さんともいえますね。そもそも子どもは親の鏡をの役割をしているので、親が病んでる可能性の方が高いですが、親を救うより子どもを救うシステムが先決でしょう。(本当は親が自覚して変われば、子どもは素直なので簡単に変わりますが)不登校をなくすよりも、地域で受け皿となる居場所を作ってあげることができるといいのですが、やはり昔の寺子屋制度復活!が理想ですね。

(かねごん)
ちぇりー様コメントを頂きありがとうございます。遠くイギリスでご活躍している日常をブログで拝見しております。
貴重なご意見ありがとうございます。
僕は高校のように、これほど不登校生徒が増えている現実の中で、義務教育でも通信制の学校が必要じゃないかと思っています。義務教育の6.3制にもはやこだわらなくてもいいのではないでしょうか。

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