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2014年11月15日 (土)

若者たちの時代

悲しいかな人生は短い。長いと思っていてもかなり短い。

その人生の中で、やりたいことをやって生きていくことは難しい。なぜ難しいのかと言えば、それは制約があるからだ。

税金は納めなくちゃいけないし、法律も遵守しなければならない。家族や隣人との関係もある。もちろんお金が無ければ生きて行けないので、働かなければならない。

資格が必要となれば、専門学校や高校や大学に入らなければならない。そのなかで、自分の夢を実現し、自由奔放に生きていくことは、やっぱり簡単じゃないと多くの人が思っている。

若者たちに夢がないと言われて久しい。生活が豊かになって、夢を必要としないという声も聞くけれど、僕はそうは思わない。

言葉は悪いけれど、牙を抜かれ去勢され、社会に飼い慣らされたオットセイの哀しい群れを僕は想像してしまう。

安定を求めて、優秀な若者は公務員や教員を目指す。それが夢だということに異論はない。

じゃ学歴もなく、優秀でもなく、当てにできるお金もない若者はどうだろう。頑張れば人生は輝いていくのだと言われても、親を捨て田舎を捨てて旅立つ勇気はない。危険を犯して飛翔する気力をもぎ取られてしまっている。

僕たちは生徒に叱咤激励する。勉強をしなさい。努力をしなさい。理解力がないのは学ぼうとする姿勢がないからだ。なんて・・・。

間違いなくしらける。しらけるぐらいならまだしも、聞いたふりをして眠りはじめるものもいる。

僕頑張ります!なんていう言葉を期待している大人はご気楽だね。

実は言われなくてもみんな頑張っているのだ。それなりに努力もしているのだ。自分の能力を見限って諦観を装っているわけではない。価値観の多様化に若者たちの意識が覚醒しようとしているのに、僕らの時代が追いついていないだけじゃないだろうか。

ゲームに熱中する多くの人たちを見ていると、彼ら彼女らの魂の慟哭が聞こえてきそうだ。彼らがバーチャルの世界に逃避するのは、それなりの理由がある。スマホの世界もそうだ。

世の中の進むべき方向性が間違っているのではなく、自由度がなくなっているのだ。教育システムしかり、政治システムしかり、そして経済構造しかりである。

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