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2014年11月27日 (木)

放射能の影が自給自足の我が家の家計を圧迫してきた

ゴリ押ししてお金を稼ぎたいと思うのだけれど、どうしても躊躇してしまう。長い間貧乏暮らしをしてきた。

いつも銀行の通帳には、小学生が正月にもらって溜め込んでいるお年玉ほどもない。稼いだお金が、毎月きれいになくなって行く。

財布に1万円札が入っていることも、まれの稀である。そう言えば9月以降喫茶店にも入っていない。もちろん赤ちょうちんなど論外だ。

血筋なのか、手先が器用だと言われる。自宅のリホームも庭作りも、ちょっとした土木工事も全部自分でこなす。実は父は、大工仕事をしていたし、祖父は桶職人だった。

器用貧乏と言う言葉があるが、僕の性質を語るには、この言葉ほど言い得ている言葉はないだろう。記憶力は悪いが、口先の流暢さと、手先を使う作業の習得力だけはある。

なんとなく、練習してしまうと要領をつかんでしまう。そのため飽きやすく、世の中を甘く見てきた感がある。故に皆中途半端。残念だ。

英語が専門だといっても、南部訛りの英語でまくしたてられれば、ほとんどちんぷんかんぷん。情けない。ギターが弾けると言っても、譜面が読めないし書けない。情けない。

お人好しなので、1年間を通じて正月の3日間ぐらいがオフで、休日はほとんどがボランテイアで埋まって行く。お金がなかったらボランテイアなんかしていないで、稼げよという感じなわけだけれど。気が弱いのか、やっぱりお人好しなのか断れない。病気かもしれない(笑い)。

このブログだってそうだ、ブログを利用してお金を稼ぐ方法なるものを、多くの方からご丁寧にも伝授して頂く。ちょっとした工夫で月額20万円ほど稼いでいる人もいるらしい。

僕は書きたいことを書いて、書きたくないことは書きたくないし、わけのわからない広告をベタベタ貼り付けるのも好きじゃない。何度か出版業者さんから本を出しませんかなんていうメールも頂いたけれど、こんなブログ記事を本なんかにしたら世の中にゴミを増やすだけで、失礼千万な話だ。

現在の貧乏暮らしの一番の原因は、副業の農業が立ちゆかなくなったことだろうか。放射能の影が自給自足の我が家の家計を圧迫してきた。

実際本業は塾なわけだけれど、25年前の一関市の小中学生の数が、震災後の人数を見るとちょうど半分になっている。少子化の波は間違いなく加速している。25年前といえば、僕が今の塾を開講した年なわけだけれど、当時から塾の数が4倍になっている。少ない駒を分け合う形になっているわけで、どこも厳しい塾経営を強いられている。

9坪の教室で延べ人数が100人を超えた頃から考えると、現在はほぼ半分の数になっている。50人も在籍しているんですかとよく言われるが、月謝の金額を考えれば、経費を差し引いたあとに残るお金はわずかばかりだ。もちろん今の生徒数では講師を雇う余裕はない。

さらに今年のように部活を優先する休塾者や退塾者が増えると、頭が痛い。今月はそんな状況の中、僕の軽トラックと女房の軽自動車がダブルで車検だった。胃が痛くなったり、口内炎になったり、大変だ。

こんな愚痴を書いていたらもう夜中の1時だ。明日はそれこそボランテイアでやっている納税組合の仕事がある。早く寝なければ・・・・。

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