座敷わらし
我が家の座敷は、8年前からシュタイナー敎育を取り入れたこども教室の場となっている。季節によっては、みんなんで餅つきをやって持ち料理を作ったり、コンサート会場になったり、座敷が日々大変身。
僕の家は40年前に父が建てた家だ。田舎では冠婚葬祭を自宅でやるために、座敷のスペースを広く取るのが、常だった。
この座敷で、祖父の告別式も父の告別式もそして祖母の告別式も執り行った。僕が家内と結婚するときの結納もこの座敷だった。
父や祖父たちは、まさか農家のこの座敷が、コンサート会場になったり、芸術療法の会場に使用されることになるなんて、夢にも思わかなかったに違いない。
いつの頃からは分からないが、この座敷には座敷わらしが住むようになった気がする。ただしお金をもたらす座敷わらしではなく(苦笑い)、多くの子どもたちを導いてくれる座敷わらしが。
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