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2014年11月17日 (月)

食の日常

朝食を食べるか食べないかで、学業成績が全然違う! 日本で初めて科学的に証明した名物教授が、最新データと「伝説の調査」をもとに、そのメカニズムを教えてくれた。■朝食を食べている学生と食べていない学生

子供のいる家庭の朝は、まさに戦場のような慌ただしさ。学校に送り出す準備に追われて、簡単なメニューですませたり、朝食自体を抜いている家庭も多いだろう。しかし、朝食軽視の生活習慣が、子供の学業成績に影響を与えているとしたらどうだろうか。

女子栄養大学の香川靖雄副学長が朝食と成績の関係に気づいたのは、自治医科大学で国家試験対策の委員長を務めていた約30年前のこと。自治医科大学は、僻地(へきち)医療・地域医療の充実を目的に設立された特殊な医大で、通常の入試制度と違うやり方で学生を選ぶため、入学者の偏差値は必ずしも高くはなかった。香川先生は当時の状況を振り返る。

「独自の選び方をしているとみんな医師国家試験に落ちて学校がつぶれるのではないかと、マスコミに散々たたかれました。そこで、国家試験の合格率を高めるために、まずは学生の生活面と成績との関連を調査しました。こうして浮かび上がってきたのが、朝食と成績の関係だったのです」

香川先生が学生を対象に調査したところ、朝食を食べている学生は食べていない学生より、平均得点の成績が百点満点で4.2点高いという結果に。成績の順位も朝食を食べている学生のほうが平均換算すると22番高かった。【プレジデントより】

朝食をしっかり食べることが出来ないのは、早起きをしないからだろうと思う。つまりは夜更かし習慣が身について、夜食にスナック菓子等を口にしているがゆえに、朝は食欲もなく、時間に追われ家をでるという日常性なのではなかろうか。

学習能力が高い子とそうじゃない子の差は、日常の時間管理や規則的な生活の有無に影響することは至極当然なことで、専門の研究成果を待たずとも、多くの方々の既知とすることだろう。

朝食もそうであるが、弁当を持ってくる生徒とそうじゃない生徒の成績も差が現れているようだ。私立高校などで、特别進学の教室と、普通クラスの昼食風景を垣間見るとその差は歴然だ。

昼食時間になりパンの自販機に集まる顔ぶれを見ると、残念ながら学習成績の思わしくないメンバーの顔ぶれが目につく。

仕事の都合上、子どもの昼食を作ることが大変な親がさんがいることも事実だ。お弁当代わりに500円玉を与える日常が重なってしまっている場合もあるのだろう。

しかし食は、人間の身体を細胞を、感性を育てる根源のものだ。食をおろそかにしてはいけない。

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