アンビリーバブルだ
人生は何度も分かれ道が来る。僕らは時にさり気なく、時に熟考してその道を選択する。
経験上、直感のひらめきによる決断が、考えぬいた選択より良い結果を生むようだ。
違和感を覚えたら、その道は戻った方がいい。僕らはお金や安定度で仕事や様々な情況を選んでいくが、本当にやりたいことかどうか自問自答することは無駄なことではない。
例えば僕の例で言えば、僕は朝8時から夕方5時まで働くサラリーマン生活というものを経験したことがない。来年の2月が来ると54歳になる僕だが、タイムカードを押した職場というものは2年間ぐらいなもので、ほとんどが授業のコマ数で給料というのかお金をもらう生活をしてきた。
生涯パートタイムの仕事をしてきたと言っても過言ではない。故にボーナスも経験がない。だからボーナスをもらう人が羨ましい。
だって給料の他に給料の2ヶ月分とか3ヶ月分をもらえるなんて、なんてワンダフルなんだろう。アンビリーバブルだ。
僕と同じ年齢の学校の先生や公務員は、ボーナスだけで僕の年収をはるかに超える。全くもってアンビリーバブルだ。
でも、しかし、である。
僕は塾教師を選択したことに、後悔はしていない。好きな本を読める時間はあるし、仕事の合間に妄想する時間もいっぱいある。故にこんなわけの分からないブログを書くネタにも事欠かない。
家族には、贅沢な暮らしをさせてあげることなど皆無だけれど、緊張感のあるドキドキの暮らしは経験出来ているようだ(笑い)。
また僕の妄想だけれど、どうも僕は前世でお金を儲けることにあくせくし過ぎたようだ。今生は魂のエネルギー補充期間なのではないかと考えている。
若い頃は時間があり余っていたので、毎週山登りが出来た。今は暇さえあれば本を読んでいるか、庭いじりなどをしている。そして日曜日は卓球だ。まるでリタイヤーした老人のごとくの生活だ。それでお金が無いと言っているのだから、自業自得だろう。
人生には何度も分かれ道がやって来る。來世は、今生で補充したエネルギーを爆発させたいと思っている。
え、まだまだ今生の人生が残っているって。
そうなんだよね。どうしようか。困ったな・・・・。
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