秋が忍び寄ってきた
9月も半ばになり朝晩は急に寒くなってきた。僕も今日はジャンパーを着込んでいる。
今朝は霧が深く、家の周りは雲の中に入ってしまったようだ。我が家の田圃も稲穂が頭を垂れてきた。昨日平泉の達谷窟毘沙門堂に参ってきたのだが、すでに稲刈りが始まった田圃があった。
一雨ごとに秋が深まって行く。塾の仕事をやっていると不思議なもので、教科書が進んで行く単元で季節を感じる。
中学3年生の数学が二次関数に入った。この単元が始まると、毎年秋がやって来たことを実感する。そして今週の土曜日から中総体の新人戦が始まる。まさしく一気に秋が加速する。
例年ならば、受験学年の生徒が全体の3分の1ほどを占める僕の塾なのだけれど、今年度は、受験学年の塾生の数が、他の学年とほとんど変わらない。指導に余裕があると言えば言えるのだけれども、塾生に尋ねると、塾に通う同級生の数が、今年の受験学年は少ないのだそうだ。
無理をしてまで、上のクラスの高校を狙うという友だちが減ったらしい。そして高校入試の倍率が低迷しているのも、市内受験生の通塾率が下がっている要因かもしれない。
私立大学の受け皿が広くなって、AO入試や推薦入試の合格が、一昔前と比べると、非常に楽になった。少子化に伴って、中堅以下の私立大学の難易度が低下している。
英語の入試問題を見るとそのことが如実に現れている。一見長文の英文が難しく作成されているが、設問そのものは中学校レベルの問題がさり気なく散りばめられていて、受験生の解答意欲を上手に煽っている。大学側も学生獲得に必死だ。
むむむ・・・。客観的に傍観している場合じゃないな。塾も頑張らなければ。
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