謙虚に学ばなければならない
長崎被爆体験者の代表が政治批判をしたことに、賛否両論があるようだが、この6分ちょっとの言葉の中に、迷走する政治への怒りというよりは、人間存続の切なる懇願を感じた。
来年は敗戦後70年の節目を迎える。戦争で失われた尊いあまりにも多くの命、その犠牲のもとに今の社会の繁栄があると言っても過言ではない。
僕らの親の世代が、戦争を知る最後の世代だ。現在の政治家のほとんどが戦争を知らない。国や民族のプライドなどどうでもいい。世界に戦争が絶えない理由を考えれば、その取るべき選択肢は見えてくるはずだ。
武器を作らない。武器を使わない。そして貧困と無秩序の国を見捨てない。当たり前のことが、当たり前のこととして消化されて行かないこの世界は、まだまだ発展途上の社会だ。謙虚に学ばなければならない。
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地上にある『すべての争い』をなくす事は出来ないが、『国どうしの争い』はなくせる https://www.youtube.com/watch?v=mGlo8wEtu4s
(かねごん)
サマンサ様コメントを頂きありがとうございます。
国と国の利益や価値観の相違は、お互いの真の学びから必ず理解できると思いますね。そうじゃないと人間の生きる意味がありません。
投稿: サマンサ | 2014年8月16日 (土) 05時57分