常識・非常識
夏の全国高校野球を賑わせている東海大四高校・西嶋亮太投手の「超スローボール」について,世間では賛否両論が渦巻いているが、個人的には、僕は彼のような選手は大好きだ。
こうじゃなくてはいけないという常識がまかり通る世の中だけれど、そもそも常識というものは、みんながそういうものだと決めつけていることであって、一種の幻想でしかない。
先日の甲子園は土砂降りの中で行われ、外野に抜けているはずの打球が、セカンドゴロになるケースがあったが、野球は土砂降りの中でやるものではないという常識が、もう後がない日程のなかでは、試合を強行する大会運営もある意味常識であって、そういった見識からすると常識というものは、常に非常識と隣り合わせにある曖昧なものだと思う。
速ければボールが打てない。しかし遅すぎてもボールは打てない。それは常識だろうかそれとも非常識だろか。
卓球でもそうだ。ピンポンは弾むものだという常識があるが、下の映像を見て欲しい。弾まないボールもあるのだ。
人生のあらゆる場面で、僕らは常識を要求される。スポーツも仕事も恋愛も趣味も、もっと自由でいんじゃないかな。カテゴリーにどっぷり浸からなくてもいんじゃないだろうか。
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