不登校小中6年ぶり増 前年度比7000人
2013年度に全国で不登校(年間30日以上欠席)だった小中学生は約12万人で、前年度より約7000人増えたことが、文部科学省が7日公表した「学校基本調査(速報値)」で分かった。12年度まで5年連続で減少していたが6年ぶりに増加に転じ、10年度の水準に戻った。
学校基本調査は、全国の学校の生徒数など実態を把握するため、文科省が毎年5月に幼稚園から大学まで国公私立の全学校を対象に実施している。
不登校の小学生は2万4175人で前年度より2932人増えた。全児童に占める割合(不登校比率)も0.36%と、0.05ポイント増で過去最高水準。276人に1人の割合だ。中学生は9万5181人で前年度比3932人増。不登校比率は2.69%で0.12ポイント増だった。37人に1人の割合だ。小中学生を合わせると11万9617人(不登校比率1.17%、中等教育学校含む)で、前年度より6928人増加した。(毎日新聞)
この不登校の割合は、各クラスに1名の生徒が学校に登校していないことになる。学校と家庭の連携が希薄になっているという声を多く聞くけれど、学校側が家庭のトラブルに関与する領域に限界があることも事実で、精神医療の専門家のケアーが必要なケースが増えている。
家庭に於けるトラブルと言ってもその構造は複雑だ。両親の不和・嫁姑の問題・経済問題・家庭内暴力それから失恋やいじめ、ペットロスまで、様々な要因が子どもたちの精神を追い込んでいく。
いじめや友達とのトラブルが、不登校のきっかけになるケースが多い。普通の生徒が普通に生活することが難しい時代になった。
僕は学校に行かないという選択はそれほど深刻な問題じゃないと思う。問題は不登校がそのまま社会からの引きこもりになって行くことだ。
学校に行かなくても、基礎学力と社会通念の学習は絶対必要だ。そのことを忘れないで欲しい。
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