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2014年7月16日 (水)

熊出没注意

このところ家内と神社巡りを1週間に1回ぐらいのペースで行なっている。一関市は東京23区よりはるかに広い。知らない土地や道路がいっぱいあって、目的の神社に行き着くまでに、多くの驚きの発見がある。

先日も一関萩荘の三嶋神社に家内を案内し、そのパワーの凄まじさを体験してもらい。すぐそばの林道を宮城県方面に向かった。

熊出没注意という手書きの看板が至るところに点在し、緊張する空気感が山里に漂っている。

若いころ、単独でずいぶん山歩きをしたが、あの当時は熊の出現が少なく、それほど恐怖心を覚えなかった。しかし今はちょっと単独行動は怖い。熊よけによくラジオの音量を大きくして山を登っている人がいるが、まわりの静寂さや鳥のさえずりを楽しむには、ちょっとがっかりする感がある。熊よけスプレーや、登山ナイフもいざとなれば、あまり効果が期待できそうもなく、やはり複数で山に出かけるのが無難だろうと思う。

今年は祖母の13回忌なのだけれど、94歳で天寿をまっとうした僕の祖母は、名前をくまみという。女の子にくまと言う名前をつける感性も凄いのだけれど、くまみと言う名前は、明治時代でも異質ではなかったただろうか。このような名前を見ても、昔の人達は熊と共生して生きてきた感がある。熊のテリトリーを侵すことなく、山の幸を共有してきたのだろう。

軽トラックで北上高地や、奥羽山系を走ってみると、本当に山深いところまで民家が点在する。僕もかなり山深い村に住んでいるのだけれど、そんな僕でさえ驚くような山深い渓谷に家がある。そしてその周りには必然的に畑や田んぼが開墾されている。熊が出没するのではなく、熊の住処に僕ら人間が出没してしまった。

昨年東北各地の熊の放射能値が発表されたが、基準値をはるかに上回る1キログラムあたり300ベクレルを超す値が検出されている。熊だって放射能は嫌だろう。きっと本能的に山が危険であることを察知して、山里に降りて来ているのかも知れない。

文明社会の暴走が、自然界の生態を崩壊させてしまっている。そのしっぺ返しが間違いなく我々人間社会に様々な異変をもたらしている。

自然界が発する警告に、いつの間にか鈍感になってしまった僕ら文明人。学びが実践行動を伴わなければ、歴史は繰り返す。

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