夏期講習のチラシはまきません
どこの塾も夏期講習の生徒募集に必死な時期。夏期講習の外部生獲得が、秋以降の塾経営を左右すると言っても過言ではない状況で、チラシや営業に邁進中だ。
僕の塾は開校25年になるけれど、夏期講習のチラシを一度もまいたことがない。チラシをまかなくても生徒が来るからまかないのではなく、単にチラシをまくお金がないのでまかないだけである(苦笑い)。
一関市では安さで定評のある僕の寺子屋塾に、他所の塾に通っている生徒が、たまに 夏期講習を受けにやって来る。
これがちょっと笑える話なのだけれども、次のようにおっしゃる親御さんが多い。
「◯◯塾に通っているんですけれど、こちらの塾の夏期講習を受けてこっちが良かったら、こちらにお世話になりたいと思います」
こう言われたら誰だって、一生懸命に教えますよね。生徒が一人でも欲しいので・・・。
僕は経験上断言します。30年以上塾教師をしてきましたが、そう言って塾を替える生徒はいませんね。塾を替えるというニュアンスのトークで、僕ら塾教師はうまく利用されているんですね。この事実に気づくのに20年以上かかりましたね。
塾を替える生徒は、わざわざ何処何処の塾に通っているんですよなんて言って夏期講習は受けませんね。即黙って入塾してくれます。
きっと同業者の皆さんも、僕と同じような経験があるのではないでしょうか。外部生獲得にやっきになるよりは、お預かりしている内部生の指導が優先順位だと僕は思っています。
チラシをまかない僕の塾は、入会者のほとんどが、保護者の皆様や内部生のご紹介です。決して繁盛などしていませんが、自分の器にあったキャパシティでこじんまりと寺子屋を営んでいきたいというのが、僕の偽らない想いです。
ブログに夏期講習の宣伝を貼りつけていますが、残念ながら、今年の夏期講習外部生で、僕のブログを見て受講を申し込んだ生徒はいません。う~ん残念(笑い)。
当たり前ですよね。教育のことや塾の様子などいっさい触れず、神社がどうの磐座がどうの、龍神がどうした等のわけの分からない話ばかり(爆笑)。
よく僕のブログは面白いとほめられます。残念ながらその面白さが、塾生獲得につながらないのが玉にきず。ドンマイだ・・・・。
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