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2014年7月27日 (日)

青春の残像

僕が東京で学生生活を送り始めた街は八王子だった。それから6年間の東京生活が続くことになるのだが、小田急線の新百合ケ丘の駅からは、点在する茅葺き屋根の農家を見ることができたし、多摩丘陵には麦畑が広がっていた。

6年間の東京時代、僕は5度の引っ越しをした。何のことはない、ギターをかき鳴らす騒音で、強制撤去を余儀なくされた。一番長く住んだ街は町田だったけれど、35年前は、横浜線が単線で、町田の国鉄駅もボロボロで、いい意味での田舎感が漂っていて、ほっとしたものだ。

通った大学もほどほどにボロボロで(笑い)、田舎者の僕にはとても似合っていたような気がする。ところがいまや町田は当時の面影も薄くなり、大都会になってしまった。大学も近代的なビルが建つ都会的なキャンパスに変身してしまった。

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僕が学生の頃は、写真の下の広場には、野外ステージが常設されていて、学園祭にはギターを片手にわけの分からない歌をがなりててていた。

もし昔に戻れるとしたならば、大学時代の日々に戻りたい。あのなんとも言えない孤独感と青春の不安のなかで、未来を模索していた自分がいとおしくもあり、切なくもある。

ひげが白くなり、頭髪が薄くなってきた歳になっても、学生の頃の感性は身体に染みこんでいて、あの時代に忘れてきてしまった何か大切なものを探して戸惑う自分がいる。

うつむき加減に東京の街を彷徨っていた僕は、今の自分を想像できただろうか。塾を営むかたわら農業のまねごとをやり、短大生に英語を教えている自分を・・・・。

学生の頃、もっとしっかりしていたら違った人生ではなかっただろうかと思うことがある。文學や音楽に耽溺しなければ、堅実な人生を送っていた自分がいたかもしれないと思う反面、やっぱり今の自分が今生の僕の姿なのかと納得せざるを得ない現実に諦観を覚える。

未だに自分が迷える子羊がゆえに、迷える子どもたちを見るとなんとかしてあげなければと思う自分がいる。僕の旅はまだまだ続きそうだ。

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コメント

かねごん先生こんばんわ。先生が学生時代の頃の新百合ケ丘と今とでは町田以上に驚かれるのではないかと思います。何せおしゃれなショップをが立ち並ぶベッドタウンになりましたから。14,5年ほど前は多摩センターに住んでいましたけれどもその頃からでも今の変わり様のスピードに唖然とさせられます。
先生にとって懐かしい写真を添付しました。僕はこれで今ではなくなってしまった学生時代のアパートなど時々探しています。(国土地理院のデータベースは凄いです。ちなみに僕の田舎は住戸数を見る限り何十年も変わっていません。)
http://mapps.gsi.go.jp/contentsImageDisplay.do?specificationId=1026978&isDetail=true

http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do

(かねごん)
shinkunnopapa様コメントを頂きありがとうございます。
街の風景は時代と共に変遷して行きますが、変わらないものもありますね。
それは思いでの残像なのかも知れませんが、多くの人達の人生の息吹が感じられます。
懐かしさとともに。

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