大逆転
<高校野球石川大会:星稜9-8小松大谷>◇27日◇決勝◇石川県立野球場
星稜が0-8で迎えた9回裏、9点を奪い奇跡の逆転サヨナラ勝ちで2年連続17度目の夏の甲子園出場を決めた。
5回までに8点を失い勝負あったかと思われた。しかし9回裏にドラマが起こった。
星稜は、巨人、ヤンキースなどで活躍し今年国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏の母校。
イニングスコアは以下の通り
大谷150110000=8
星稜000000009=9
(日刊スポーツ)
石川星稜が8対0のビハインドを9回に逆転して、甲子園の切符を手に入れた。ありえない試合だ。負けた小松大谷の選手は悪夢を見ているような思いだったろうと思う。
野球だけじゃない。人生には実に多くの逆転劇がある。最後まで諦めない執念が奇跡を生む。
しかし、冷静に考えると、奇跡と思える出来事には、間違いなく伏線がある。人が夢を叶えることは、ひょっとするとそれほど難しいことではないのかもしれない。
自分が描いた成功のイメージを、持続すればいいだけのことなのだが、多くの人間は、そのことをいつの頃か忘れてしまう。僕もその例外ではない。
大人になることは、だから悲しくもあり、ある意味素朴なことでもある。
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