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2014年7月

2014年7月31日 (木)

本日は早池峰神社の例祭・合格祈願

本日は夏季学習会も通常の塾もお休みです。塾生の皆さんお気をつけください。

早池峰神社の例祭に行って来ます。塾生の合格祈願です。夏の暑さにも負けず、諸所の誘惑にも負けず、やる気が満ちるようにお祈りして参ります。

それと神社での早池峰神楽を見てきます。

 

早池峰 神楽は世界ユネスコ遺産に登録されています。早池峰神社境内の杉木立の巨木の中に浮かぶ神楽舞台は、まさに早池峰の神々が舞を踊るための神舞台です。

本日夕方より真夜中まで、延々と神楽の舞が続きます。幻想的でそして力強い神楽です。お時間のある方は、ぜひ早池峰山麓の早池峰神社に足を運んで見ませんか。

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2014年7月30日 (水)

ちょっと感動

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今朝のこと、いつものようにお明神様の石宮にお水をお供えしようとすると、まゆみの木の葉に何かがいる。

No

セミの抜け殻だった。

一枚の葉っぱに3びきのセミが・・・・・。7年間も土の中にいて、たまたま一緒に外に出てきて、しかも同じ木の同じ葉っぱでセミになって飛び立って行ったのかと思うと、ちょっと感動した。

こんなこともあるんですね。

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同級生殺害事件

長崎県佐世保市の同級生殺害事件で、県警は29日、逮捕された高校1年の女子生徒(16)が被害者について「個人的な恨みはなかった」と供述していると明らかにした。2人の周囲への捜査でも、トラブルは確認できなかったとしている。

 県警は、2人のスマートフォンの通信履歴などから、会う約束をした経緯や殺害当日のやりとりを調べている。

 29日午前に「2人の間にトラブルがあったとみられる」との情報を公表した佐世保署幹部は同日午後、「間違いだった」と訂正した。

 過去に金属バットで父親を殴り、大けがを負わせたことも判明。ネコなどを「解剖したことがある」とも明かしている。(共同通信)

女子生徒の母親が昨年亡くなった後、3ヶ月後に父親は再婚したという。その後のマンションでのひとり暮らしが、彼女の心の崩壊の始まりではなかったと言われているが、あまりにも猟奇的な非日常性に、世の中は震撼した。

彼女の孤独感が忍び寄ってくる。命を奪われた女子校生の無念と、友人を殺すことになってしまった女子生徒の哀しみ、狂気。毎日大きく事件が取り上げられているが、亡くなられた女子生徒のご家族の気持ちを思うと本当に胸が苦しくなってしまう。

人を殺してしまう心理状態が異常であることは疑いのないことだけれども、その異常性を作ってしまう家庭環境や、人間の生い立ちを考察すると、必ず愛の欠如が見えてくる。

プライベートで高校生や学生と会話をしようとすると、ほとんどの生徒がスマホや携帯を傍らに置き、メールの着信音に視線が漂う。前にいる生身の人間の感性や思考を、キャッチ出来ない現実が横たわる。

彼ら彼女たちは、人間の愛の本質をいつどこで学ぶのだろうか。

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2014年7月29日 (火)

塾代に3400万円

「東京大学に合格させる」。そう決意してからの道のりは、長かった。願いをかなえた母親の実践録を紹介しよう。

 東大合格は親子で勝ち取った勲章。こう話すのは、東京都世田谷区在住の専業主婦、栗田和美さん(仮名=47)。この春に、次男が念願の東京大学(理II)に合格した。商社に勤務する夫の経済力と2歳から始めた幼児教育が役立ったという。

 夫は国立大出身、和美さんは短大卒。おっとりした性格で私大卒になった長男の子育て経験を生かそうと、次男には2歳から早期教育にはまった。早期教育に関する本や塾があると情報を得れば、どこにでも足を運んだ。

「子どもに合って、自分の熱意に応えてくれるような最高の塾探しに翻弄され続けました」

 栗田さんのこだわりは揺るぎないものだった。次男が幼稚園に入園したときには、既に平仮名と数字の読み書き、3桁までの足し算、引き算は習得していた。

 次男が通った塾ではフラッシュカードで記憶を定着させたり、積み木で立体的な空間の捉え方をさせた。塾長は生活のなかにも学ぶ楽しさを取り入れることが必要と謳い、子育て方法も指導してくれたので、母親にとってはまさに神。地方から飛行機に乗って面談を希望する人までいた。

 幼児教室をはじめ、プール教室、私立の小学校受験、国立の中高一貫校、大学受験と通塾にかかった料金は、約3400万円。毎月の通塾費に加えて、春、夏、冬の長期休みには講習費がかかった。

「主人には総額いくらかかったかなんて絶対に言えません。定期預金を切り崩したということぐらいは話しましたが、毎月の塾の費用も少なめに申告してきました。まさか、息子の塾代の月謝が、主人の毎月のお小遣いの倍近くだなんて…」

(AERA 2014年7月28日号より抜粋)

東大に入るには、能力より親の経済力だという話が巷に溢れている。上の記事もその流れをくんだものだ。

東大受験の専門塾なるものがあるのかどうかはわからなけれど、通塾にかかった費用が3400万円というのは、すさまじい。

ちなみに僕の営む塾は、費用の安さではコピっと有名だ。但し僕の塾に在籍したことがある生徒で東大に受かった生徒は、25年間でたった1名しかいない。そういった意味では残念ながらまったく無名だ。

現在在籍している塾生の中で、最年長通塾期間は8年である。費用にすると約50万円になる。月謝が5000円、年間の教材費・光熱費が14000円、年間の塾費用は74000円というのが僕の塾の経費だ。都会だとこの費用が1ヶ月分という塾がある。

お金をかければいい教育が出来るという世間の常識が、定着した感がある日本の敎育観念だけれども、その常識に楔を打つことも、また教育の改革だろうと思う。

上記のような記事が笑い話になるような時代が来て、日本の社会が教育が成熟していくのではないだろうか。

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2014年7月28日 (月)

夏期学習会9割が女子

今日から夏期学習会がスタートした。ようやく夏期受講生の数が、震災前の人数に戻った。長いトンネルから抜けだしたような感じがする。

ところで震災後、偶然なのか、もしくは何らかの原因が作用しているのか、僕の塾に男子生徒が入らなくなっている。今回の夏期学習会も9割が女子生徒だ。塾生全体を眺めても、男子生徒は数えるくらいしかいない。

震災前は男女比が半々くらいだったのに、どうしたんだろう。

昨年度は高3生のほとんどが男子生徒で、受験指導が結構盛り上がっていたのだけれど、今年は高校生も、中学生も、そして小学生までも、受験生はほとんどが女子。女子だからと言って決して盛り上がらないわけではないけれど、しかし男子生徒とはやはり根本的に指導が違う。

講師で行っている短大も、ほとんどが女子学生。男子生徒オンリーなのは、指導している地元の中学男子卓球部くらいなもので、ハゲ親父の中年教師としては、結構気を使う日々が続いている。

思春期を迎える女子中学生は、ノリはいいのだけれど、それだけに反動もあって、30年間の経験値があっても、時代の醸しだす変遷には時にたじろぐことは多い。

私生活に於いては、姉妹がいるわけではなく、子どもも、息子が2人。家族の中で唯一の女性と言えば、女房と母、そして10歳になるメス猫ぐらいである(笑い)。

女子生徒に嫌われないように、ヨレヨレ感は出さないように心がけているつもりではあるが、正直毎年積み重なって行く年には勝てない。

心理学などの机上の学問が、まったく無駄だとは言わないけれど、型にはめて子どもたちを観察することの危険性は重々承知しているつもりだ。僕らの世代からは、良くも悪くも想像をはるかに超えた感性が子どもたちの中で育って来た。

ものさしのベクトルや次元を、フレキシブルにすることを怠ってしまうと、僕らは取り残されてしまう。頑張らねば。

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地震の夢を見た

地震の夢を見た。

森深い大きな神社に女房とお参りに行くと、突然大きな地鳴りと共に地震がやってきて、巨木が倒れて行く。

No

幸い女房も僕も怪我はなかったものの、今後の食料や水の確保に思案している。

それで神社の階段を登り、境内にもう一度足を運ぶと、巨大な大国様がおられて、多くの被災した方々が、祈っていた。

夢の中の僕の意識は、あの神社は箱根山の神社じゃないかと思っている。

気になった夢だったので・・・・・。

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大逆転

<高校野球石川大会:星稜9-8小松大谷>◇27日◇決勝◇石川県立野球場

 星稜が0-8で迎えた9回裏、9点を奪い奇跡の逆転サヨナラ勝ちで2年連続17度目の夏の甲子園出場を決めた。

 5回までに8点を失い勝負あったかと思われた。しかし9回裏にドラマが起こった。

 星稜は、巨人、ヤンキースなどで活躍し今年国民栄誉賞を受賞した松井秀喜氏の母校。 

 イニングスコアは以下の通り

大谷150110000=8 

星稜000000009=9

(日刊スポーツ)

石川星稜が8対0のビハインドを9回に逆転して、甲子園の切符を手に入れた。ありえない試合だ。負けた小松大谷の選手は悪夢を見ているような思いだったろうと思う。

野球だけじゃない。人生には実に多くの逆転劇がある。最後まで諦めない執念が奇跡を生む。

しかし、冷静に考えると、奇跡と思える出来事には、間違いなく伏線がある。人が夢を叶えることは、ひょっとするとそれほど難しいことではないのかもしれない。

自分が描いた成功のイメージを、持続すればいいだけのことなのだが、多くの人間は、そのことをいつの頃か忘れてしまう。僕もその例外ではない。

大人になることは、だから悲しくもあり、ある意味素朴なことでもある。

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2014年7月27日 (日)

青春の残像

僕が東京で学生生活を送り始めた街は八王子だった。それから6年間の東京生活が続くことになるのだが、小田急線の新百合ケ丘の駅からは、点在する茅葺き屋根の農家を見ることができたし、多摩丘陵には麦畑が広がっていた。

6年間の東京時代、僕は5度の引っ越しをした。何のことはない、ギターをかき鳴らす騒音で、強制撤去を余儀なくされた。一番長く住んだ街は町田だったけれど、35年前は、横浜線が単線で、町田の国鉄駅もボロボロで、いい意味での田舎感が漂っていて、ほっとしたものだ。

通った大学もほどほどにボロボロで(笑い)、田舎者の僕にはとても似合っていたような気がする。ところがいまや町田は当時の面影も薄くなり、大都会になってしまった。大学も近代的なビルが建つ都会的なキャンパスに変身してしまった。

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僕が学生の頃は、写真の下の広場には、野外ステージが常設されていて、学園祭にはギターを片手にわけの分からない歌をがなりててていた。

もし昔に戻れるとしたならば、大学時代の日々に戻りたい。あのなんとも言えない孤独感と青春の不安のなかで、未来を模索していた自分がいとおしくもあり、切なくもある。

ひげが白くなり、頭髪が薄くなってきた歳になっても、学生の頃の感性は身体に染みこんでいて、あの時代に忘れてきてしまった何か大切なものを探して戸惑う自分がいる。

うつむき加減に東京の街を彷徨っていた僕は、今の自分を想像できただろうか。塾を営むかたわら農業のまねごとをやり、短大生に英語を教えている自分を・・・・。

学生の頃、もっとしっかりしていたら違った人生ではなかっただろうかと思うことがある。文學や音楽に耽溺しなければ、堅実な人生を送っていた自分がいたかもしれないと思う反面、やっぱり今の自分が今生の僕の姿なのかと納得せざるを得ない現実に諦観を覚える。

未だに自分が迷える子羊がゆえに、迷える子どもたちを見るとなんとかしてあげなければと思う自分がいる。僕の旅はまだまだ続きそうだ。

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2014年7月26日 (土)

涼しい霊気・パワースポット

今日は暑かった。一関も33度。体感温度は38度ぐらいに感じた。

塾も午後の時間は待てども生徒が来なかった。おそらく今日の突然の暑さにたじろいだのだろう。半分ほどが来なかった。

暑い時は水辺が気持ち良い。厳美渓には龍神滝という涼し気なパワースポットがある。

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厳美の郭公だんごから須川岳の方に車で4分も行くと、左に橋が見えてくる。その橋のふもとにこの滝がある。須川岳の清流が一気に磐井川に流れ落ちて来る豪快な滝だ。

もう一つ滝を紹介しよう。平泉達谷窟毘沙門堂の近くにある姫待の瀧である。

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実は塾の指導室には達谷窟毘沙門堂の御札を合格祈願として祭っている。僕は達谷窟毘沙門堂に参拝に行った後はよくこの滝のところで瞑想する。

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毘沙門天と弁財天のパワーが、僕の塾に通ってくる塾生達を包み込むようなイメージを僕は想念し、瞑想する。

お陰様で毎年多くの志望校合格を塾生にもたらして頂いた。

弁財天と言えば、お金に縁がある神様だ。残念ながらお金だけは、なかなか縁がない

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感謝感激雨あられ

昨日の朝セブンに寄ってアイスコーヒーを買って、塾に向かった。短大での授業の前に、塾の駐車場の草取りをしようと思い、ちょっと急いでいた。

結構朝から日差しがバンバンきつく、草取りを20分ほどしたら喉が渇いたので、自販機でジュースを買おうとした。

ない!

財布がないのである。コーヒーを買った時に、セブン-イレブンに忘れてきてのである。背筋が凍った。

お金は5000円ほどしか入っていなかったけれど、免許証や保険書、様々なカードが入っている。

8年前、車上荒らしにあい、財布を紛失してしまった時の苦い経験を思い出していた。警察への届け出やら、免許の再発行やら丸々2日間が潰れた。

短大近くのセブンに急いで戻った。

店員の方が、保管していてくれた。う~セブンさま様である。感謝感激雨あられ。暑さのせいでぼ~としていた僕が悪いのだけれど、冷や汗たらたらの一日でした。

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僕がここ1ヶ月間で読んだ本

僕がここ1ヶ月間で読んだ本だ。

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すべて古本屋で購入して読んだ本で、再読をしたものもある。白石一文さんの小説に今月はハマった。家庭や社会に対する作品中の父親像が非常に孤独で、読んでいて身につまされる思いだった。

五木寛之さんの本を10年ぶりぐらいで読んだのだけれども、鎌田東二さんとの対談集である『霊の発見』はめちゃ面白かった。日本人のアニミズムを宗教観から鋭くえぐりだした対談集だった。

塾生の皆さん、乱雑に塾の本棚に押し込まれていますが、夏休み、興味があるようでしたら勝手に持ちだして読んでみてください。

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2014年7月25日 (金)

しばらく読書中毒から離脱できていたけれど

最近女房に、本の読み過ぎじゃないのと叱られる。どこかに座った瞬間に本を読んでいる。

市内に古本の大手が出店してきてからは、かつて書籍代が年間30万円以上かかっていたものが、100円✕300冊で3万円で済むようになった。ありがたい。

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知識の源泉は読書だと思っている。高校生時代テレビと決別して以来、本は僕の親友となった。

しばらく読書中毒から離脱できていたけれど、ここ1年はまた年間300冊のペースになっている。困ったものだ。

塾の机に毎日積み重なっていく書籍を見て、「先生そんなに本を読んで面白いですか」と塾生に尋ねられる。

若い頃は、感性を鍛えるために本を読んでいた気がするが、今は単なる初老の領域に達したおやじの娯楽だ。

読書傾向としては、ほぼ自分と同じ世代の作家の作品を手当たりしだいに読んでいる。昭和30年代生まれの世代の思想やボヤキのようなものに、やはり痛いほど共感し共鳴する。

今日で前期の短期大学での僕の授業が終わる。2ヶ月近くの夏休みになる。これから塾での夏期講習会が待っているわけだけれども、それが終わるとまた読書中毒にハマりそうだ。

う~ん。

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2014年7月24日 (木)

安全の意味が分からない

安倍晋三首相は24日、福島県産の夏野菜を首相官邸で試食した。キュウリやミニトマトを食べた首相は「福島の野菜は安全安心でおいしい。いい値段で売れるように」と強調。東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害の払拭(ふっしょく)に努めた。
 試食には、野菜を贈った佐藤雄平知事ら関係者も同席。佐藤知事はこの後、記者団に「(首相から)『いろんなところに行って、福島の農産物をコマーシャルする』と言ってもらえた」と満足げに語った。 (時事通信)

福島産の野菜が安全でおいしい、ではなく、福島産の野菜は安全でおいしいということだそうだ。

僕も農家のはしくれなので、作った農作物にいちゃもんをつけられる痛みは十分分かっている。しかしである。

福島県内の内部被爆者の実体を隠蔽し、100ベクレル以内を安全基準として農作物を流通させている政府のトップである安倍晋三氏に、安全という言葉は使って欲しくない。

東京電力福島第一原発から飛散する1兆ベクレルを超す放射能が安全と言うならば、チェルノブイリだってどこだって安全ということになる。

福島第一原発から200キロ離れたこの一関市でさえ、里山のきのこは300ベクレルを超え、山菜も同様に高濃度の放射能で汚染されている。確かに土を客土し、ハウスで水耕栽培しているトマトやきゅうりは安全だろう。しかし露地物はどうだろうか。

はっきり言って、70ベクレルや80ベクレルの野菜を食べたいとは思わないだろう。安全の意味が分からない。

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夏だ!がんばろう

来週28日の月曜日から夏期学習会が始まる。内部生の小中学生の半分が受講してくれる。ありがたい。

いつもだとこの時期、塾生の3分の1が中3生で占められる僕の塾だが、今年は7名ほどしかいない。一番多い学年が中学生部門では中1、高校生英語指導部門では高1が一番多い。つまり今年は受験生がめちゃ少ない。

指導にゆとりがあると言えばあるのだけれど、25年間塾をやってきて、かなり珍し現象である。

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珍しいと言えば、今年の7月はずいぶん涼しかった。我が家の猫も座敷で気持ちよさそうに毎日昼寝をしている。夏休みもこのまま30度超えがなく過ぎてもらうと助かるのだけれど、どうだろうか。

自宅裏の山からは、蝉しぐれの合唱が聞こえてくる。夏だ!さあがんばろう。

【連絡】

7月31日木曜日は休塾です。夏季学習会もありません。宜しくお願いいたします。

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1兆1千億ベクレルの放射性物質が建屋外に出た

東京電力が昨年8月に福島第一原発で実施したがれき撤去作業で、敷地外に放射性物質が飛散した問題で、東電は23日、4時間で最大1兆1千億ベクレルの放射性物質が建屋外に出たとする推計結果を明らかにした。第一原発からは現在も1時間あたり1千万ベクレルが出ていると推計されているが、2万倍以上が出たことになる。どれだけが敷地外に出たかは不明という。  

 飛散が指摘されているのは8月19日で、この日は3号機で大規模ながれき撤去作業をしていた。風下での計測データと、構内で放射性物質の粉じん濃度が高まったときに出る警報が4時間続いたことを踏まえ放出量を逆算。原子力規制委員会の検討会に報告した。(朝日新聞)

このブログで何度も何度も繰り返してきた。福島第一原発からは毎日毎日多量の放射能が放出されていると。なのに中学校や高校の東北大会が福島県で開催され、除染が済み次第家に戻りたい等の映像がテレビから流される。

お年寄りの食道がんや胃がん、肺がんが震災後めちゃくちゃ増えているのに、医者は放射能との因果関係はないの一点張り。

1兆1千億ベクレルの放射性物質ってありえないだろう。どれだけ敷地外に出たか不明とよくも言えたものだ。これで東京オリンピックを開催しようと言うのだから、安全という言葉の意味を、日本政府は分かっていないんじゃないだろうか。

風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけれど、放射能だけは、じっとしているとでも思っているのだろうか。

本当に何を考えているのか分からない。この現実を前にしても、相変わらず風評被害だとか、安全だとか言うんだろうな。

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2014年7月23日 (水)

珈琲LOVE

痛風持ちの僕は、酒もあまり飲めず、煙草もやらない。嗜好品の趣味は珈琲である。故に珈琲にはうるさい。

本日新しいコーヒードリップセットを手に入れた。

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木製のスタンドが渋い。早速明日から佐惣珈琲豆のコーヒーをドリップして飲んでみようと思う。ちなみに後ろに見える豆挽きは僕が学生の頃に買ったもので、30年以上毎日ガリガリと豆を挽いてきた。

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佐惣珈琲豆店には実に多くのオリジナル焙煎の珈琲豆が揃っている。先月はサッカーのワールドカップにあやかってブラジルを飲んでみた。今月はマンデリンにハマっている。

やあコーヒーって本当にいいですね

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学ぶべきことは多い

先週岐阜の上野塾の上野義行先生が一関を訪れ、1年ぶりに親交を温めた。静岡の向上館の熊谷先生の実家が一関で、熊谷先生のお父さんのお見舞いで一関にいらっしゃった。

上野先生は僕と同学年。仕事も同じならば、実家が農家というのも共通点。このブログを通じて知り合った。同業者と言っても、僕のような小さな個人塾ではなく、100名ほどの生徒が在籍する教室を幾つか営む社長である。熊谷先生にしてもそうだ。

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上が岐阜の上野塾の講師紹介のチラシ。下が静岡向上館のチラシ。多くの先生・スタッフが教室運営に携わっている。僕のように家内と二人三脚でやっている塾とは違う。

小さければ小さいなりに、大きければ大きいなりの悩みというのはあるわけだけれど、上野先生や熊谷先生を見ていると、豪快でそして繊細で、何よりも塾そのものを心から楽しんでいる。

僕はどちらかというと塾は修行、そして塾以外に楽しみを見出そうとしているところがあって、まだまだ塾屋として覚醒していない。両氏に学ぶべきことは多い。

さてと今日もこれから塾の前に草刈り仕事だ。今日は暑そうだな・・・・。頑張るか。

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2014年7月22日 (火)

虫刺されにはご注意を

今週に入って、午前中は休耕田の草刈りに励んでいる。田んぼの6割を休耕しているので、草刈りが本当に大変だ。

大変ならやらなくてもいいだろうと思うかもしれないが、世の中はそんな甘くない。中間山地の光景を守ろうみたいな国の政策があって、水路や傾斜地を共有する農家の組合があって、そのうちの一件でも草刈りがなされないと、全体に補助金が降りないという仕組みがある。

まあ早い話が江戸時代の5人組みたいなものだ。補助金が欲しいと言うよりは、周りに迷惑をかけたくないというのが、正直な気持ちだ。

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草刈機をブンブン振り回していたら、虻がやってきて手首を刺されてしまった。蚊や虻はO型の血液が好きらしい。

ところで、僕にはある種の特技があって、草刈りをやっている時の僕の思考経路はなかなかいい感じで、ブログの記事を考えたり、その日の塾での指導案を構築したりしている。

今日は草刈りをしながら、短大での前期試験の追試の問題を考えていた。家に帰ってパソコンに向かい、イメージした問題を速攻で打ち込んだ。

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手首を2箇所刺されて、写真のごとく、赤く腫れてしまった。だんだん腫れてきたのだが、薬を塗ったら沈静化してきた。きっと明日には腫れもひくだろう。

夏休みがやって来る。屋外での活動も多くなると思う。虫刺されにはご注意を。

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犠牲

パレスチナ暫定自治区のガザ地区での地上作戦を進めるイスラエル軍は、東部への集中攻撃に続いて、21日、南部の町にも激しい砲撃を行うなど軍事作戦を継続させる構えを見せていて、一連の戦闘による死者が500人を超え、犠牲者が増え続けています。

イスラエル軍は21日、イスラム原理主義組織ハマスが築いた地下トンネルを破壊するとして、こうしたトンネルが数多くあるとされるガザ東部への集中攻撃に続いて、南部の町への砲撃を強化しました。
ガザの保健当局によりますと、イスラエル軍の侵攻が始まった17日以降の4日間で235人が死亡し、一連の軍事作戦による死者は、身元が分からない人も含めると500人を超え、市民の犠牲は地上戦が始まって以降、急激に増えています。
一方、ハマス側も奇襲作戦などで応戦し、イスラエル軍によりますと、20日夜から21日にかけて軍の兵士13人が新たに死亡したほか、21日、ハマスの複数の戦闘員がガザ北部のトンネルを使ってイスラエル側に侵入し、一部の行方が分からなくなっていて、捜索が行われているということです。
イスラエルのネタニヤフ首相は20日、記者会見で、「ガザにあるハマスの施設に重大な損害を与えるまで作戦を続ける」と明言し、軍事作戦を継続させる構えを強調していて、激しい戦闘が続いて犠牲者がさらに増える懸念が高まっています。【NHKニュース】

イスラエルとガザの問題は、宗教・民族の問題を超えて、人間の本質、しいては人類の根源に係る問題だ。

イスラエルのユダヤ人の歴史がなんだというのだ。各宗派の神様がなんだというのだ。人間を殺戮することを正当化するものなど何もない。

過去に虐げられた歴史を攻撃の理由にし続ければ、戦争は終りを見ない。そういう意味では民族の威厳とか宗教の尊厳などと言い続ける国家は、愚かだ。

テロリストが生まれるのも、平気で武器を輸出する先進国が後を絶たないのも、人間が生きるという意味の本質を、力を持つ人間が知ろうとしないからだ。

お金と権力と快楽を求め続ける人間。守るべきものは、家族や会社や国家だと言うけれど、本当にそうだとしたら、僕ら人間がやっていることは、人格が乖離してしまった偽善者に他ならない。

性欲や快楽で犯す殺人も、神様や国家のために戦争で人を殺すことも、同じ残虐な行為だ。人を殺すことに健全な理由などありえない。

人を殺したら必ずその罪は返ってくる。個人ばかりではない。国家も民族も宗教も同じだ。

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2014年7月21日 (月)

また休耕田の草刈り作業だ

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6月に草刈りをした休耕田の風景である。2ヶ月近くが経ち、また草ぼうぼうだ。今日から3日間、また僕の草刈り作業が始まる。50アールの休耕田の草刈りは、50も半ばになる僕だけれど、それほど大変な面積ではない。しかし塾や短大の仕事の合間をぬってやるとなると、正直しんどい。

稲刈り等の収穫作業ならば、それなりにテンションもあがるのだけれども、この草刈り作業だけは、創造的な作業じゃないだけに、自らを無の境地にして頑張るしかない。

本日は暦の上では休日だけれど、午後からはしっかり塾での指導がある。それまで休耕田の草と格闘だ。

【おしらせ】

夏期講習の申し込み締め切りが7月23日と迫りました。受講希望者は宜しくお願いいたします。尚、今月は7月31日は塾はお休みとなります。ご了承のほどを。

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2014年7月20日 (日)

がんばろう

滝沢から帰ってきた。

岩手県中総体卓球の県大会は、花泉中学校女子が団体初優勝。8月に行われる東北大会に出場する。男子個人は残念ながら代表決定戦で敗れ、東北大会の切符は手にすることは出来なかった。

悔しさと、切なさと、そしていろんな想いが錯綜して、顧問の先生も家族も、そしてもちろん選手本人も号泣した。

残念ながら東北大会には行けなかったけれど、いい試合だった。僕も溢れ出てくる涙を隠すためにトイレに行って、水道の水で顔を洗った。

努力の先に、必ず勝利は訪れないけれど、輝く汗と涙の結晶は、かけがえのないものだ。きっと将来の大きな糧になる。

中総体が終わる夏、3年生の想いは、新たな未来を見つめる。その見上げる空が、ひょっとすると青すぎてまぶしいかもしれないけれど、ちょっと手をかざせば、きっと次の道が見えて来るはずだ。

がんばろう。

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2014年7月19日 (土)

絶対的習慣

今年ももうすぐ夏休みに突入するが、過ごしやすい気温が続いている。かと言って体調がいいかと言うと、それがそうでもない。

相変わらず胃はしくしくするし、肝臓の位置がわかるようなお腹の閉塞感がある。今週に入ってからずっと酒を控えている。飲むと言っても、プリン体なしの小さな缶ビールを一本飲むだけの日々だったが、しばらく酒は控えようと思う。

僕は独立して塾を始めてから25年になるが、一度入院したことはあるが、それ以外で体調を崩して仕事を休んだのは、2日しかない。つまり風邪やインフルエンザ等で仕事を休んだことは25年間一度もないのだ。

痛風であるし、糖尿値も高い。血圧は150弱だけれども、薬は飲んでいない。花粉症もかなりの重症だ。ストレス性の下痢にも悩まされている。

ただ自分で言うのもなんだが、体調不良が極端に身体に現れるので、ある意味対処がしやすい。調子の悪さがすぐに現れるので、飲むものや食べるものを制御するタイミングを逃すことがないことが、25年間休みなく働いてこれた秘訣なのではないかと思っている。

ストレスがたまるとすぐ口内炎になる。これが警告になって、僕は仕事をセーブすることになる。肉体を酷使するとすぐに、腰に来る。温泉やマサージをすぐに利用することにしている。

酒を飲み過ぎると、肝臓のあたりがモヤモヤする。すぐにウコンを常用し、酒を休むことにしている。内蔵が弱いことが逆に幸いしてきたような気がする。

あとこれは気持ちの問題かと思うが、子の親になって25年弱、毎年季節季節の産土神社への正式参拝を欠かしたことがない。それと我が家では仏壇と自宅屋敷内にある石宮への参拝は日々の絶対的習慣となっている。

ご先祖様と土地神様に感謝なくして、自分たちの生活はないと思っている。

絶体絶命の状況になった時、奇跡的とも言える偶然に、家族や僕は救われてきた。そのことに謙虚さと、感謝が自然に湧き上がってくる家族であることが、僕の主(あるじ)としてのある種の責任であるし、しいては塾を営む礎だと思っている。

胃が痛くならない経営者などいないだろう。ましてや自分で何でもやらなければならない弱小個人事業主は、ストレスの雨あられである。故に神仏に対する希求は自然と強くなるし、スピリチュアルな分野への傾倒も増えるだろう思う。

しかし、やはり自分の体調健康管理は、自分の責任だ。大病をして始めて健康の有り難さがわかる。ストレスはしょうがないという声も多い。お金をかけなくても人生を楽しむ方法はいっぱいある。お金が無くてもいっぱい夢を見ることは出来る。

山里に行って、磐座(いわくら)を眺めてニコニコしているハゲ親父って、ちょっと変わっている。子どもたちの前で、ギターを抱えてわけの分からない歌をがなりたてるハゲ親父ってかなり変わっている。夕暮れのちょっと変わった形の雲を見つけては、龍神雲だと騒いでいるハゲ親父は、やっぱりおかしい。

毎回数名の女子大生が恋愛相談や人生相談をするために、講義室の外で、初老のハゲ親父が授業を終わるのを待っている。普通の人が見たら間違いなく変な光景だ。

お母さん方に、トトロ見たいだと言われる僕。自分で言うのもなんだが、僕かねごんはだいぶ変わっている。

No


さてと、明日も朝は5時起き、滝沢にて卓球の県大会だ。先ほど知人より、電話でのカウンセリングの予約が入った。

・・・・・・僕の本業はなんだろう。これだけボランティアに精を出しているのだらか、きっと来生は今度こそ髪フサフサの人生だろうか。まあ、どうでもいいか

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外国籍ということで生活保護申請を却下

生活保護申請を却下した大分市の処分は違法として、永住資格を持つ中国籍の女性(82)が、市に処分取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は18日、外国人には生活保護法は適用されないとの初判断を示した。市の処分を取り消した二審福岡高裁判決を破棄、請求を退けた一審大分地裁判決を支持し、原告の敗訴が確定した。
 永住外国人は、行政措置で生活保護の受給が可能となっており、女性は一審判決後の2011年から受給している。
 第2小法廷は判決で、「生活保護法が適用対象として定めている『国民』は、日本国民を意味しており、外国人は含まれない」と指摘。「外国人は、行政措置による保護対象となり得るにとどまる」と判断した。(時事通信)

この国が成熟した国家じゃないのは、外国人に対する対応を見ても一目瞭然だ。外国国籍の友人がいるが、日本人以上に日本が好きで、この国を愛している。

外国籍であろうがなかろうが、国は所得税も消費税も徴収しているではないか。なのに生活に困窮しても生活保護を支払わないというのは、どういうことだろう。

逆の立場を考えてみて欲しい。国家や民族という壁を、あえて国が構築しているこの社会は、国際化などという言葉は眉唾もので、グローバルな国際社会だから、英語敎育を促進させようなどという国の方針が、まったく中身が伴っていないことは火を見るよりも明らかだ。

中国籍だろうが、ブラジル国籍だろうが、日本に永年住み、日本社会に貢献してきた人々を救うことなしに、国際化などありえない。

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2014年7月18日 (金)

ジョニー・ウィンター追悼

ジョニー・ウィンター氏(米ブルースギタリスト)16日、スイス・チューリヒのホテルで死去、70歳。死因は不明。AP通信によると、ツアーで欧州を訪れており、12日のオーストリアでのコンサートが最後の公演となった。

 44年2月、テキサス州ボーモント生まれ。69年に行われた歴史的なロックコンサート、ウッドストック音楽祭にも出演。B・Bキングさんやエリック・クラプトンさんと共演するなど、ブルスの代表的なギタリストの一人として知られた。

 日本には東日本大震災直後の11年4月に初来日。ことし4月にも3度目の日本公演を行った。(ジュネーブ共同)

ジョニーのブルースギターをはじめて聞いた時の開放感は衝撃だった。ブルースの泥臭さがストレートじゃなくて物足りないという人もいるが、彼が爪弾くブルースコードの開放感は、とても論理的でそして叙情的だ。

夕暮れ時の公園の砂場で、取り残されてしまった少年が、母親が待っている夕餉の家にとぼとぼと帰っていった時に、ほっとする一瞬、そんな感情にも似た安堵感がジョニーのギターから伝わってくる。

ビートルズ世代のジョニー・ウィンターは、多くのロックミュージシャンに影響を与えてきた。僕の個人的な嗜好で言わせてもらえば、エリック・クラプトンとのセッションは最高だった。

ブルースギターのリズムを、実にさり気なくロックに注入した巨匠、それがジョニー・ウィンターだったと思っている。

さようなら。ジョニー

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2014年7月17日 (木)

原発が再び動き出そうとしている

福島の原発事故から3年4カ月。日本中でストップしていた原発が再び動き出そうとしている。16日、原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に事実上のゴーサインを出した。「避難計画も不十分なのに」「この日を待っていた」。早ければ今秋にも再稼働する見通しとなった川内原発の地元では、原発への不安と期待の声が入り交じっている。

 「福島原発事故が何一つ解決されていないのに、なぜ再稼働しようとできるのか理解できない」。薩摩川内市入来町副田の主婦、堀切時子さん(66)は、事実上の合格証とも言える審査書案を提示した原子力規制委や再稼働を急ぐ安倍政権と九電への怒りを隠さない。

 堀切さんは、市内にある九電川内営業所前で毎週金曜に開かれている抗議行動に定期的に参加してきた。今後は地元自治体の「同意」が焦点となる。堀切さんは仲間と共に市議一人一人に事故が起こった時にどう責任を取るのかを聞いて回るつもりという。

 同市の元建設会社経営、松下春男さん(69)も「世論は脱原発なのに、原発でもうけようとする姿勢は間違っている」と九電を批判。地元同意の鍵を握る伊藤祐一郎知事は再稼働に前向きとみられており、「住民の意見を聞いてトップが判断するのが民主主義なのに、民意を大事にしないのはおかしい」と語気を強める。

 住民の批判の矛先は、実効性も含めて各自治体任せの避難計画にも向かう。「(新規制基準は)世界一厳しいと言っているが、避難計画は十分なのか」。同市の元山岳ガイド、村山智さん(66)は訴える。

 一方で市の経済の相当部分を原発に依存してきたのも事実だ。九電関係者や作業員らに頼っていた業界の一つ、市ホテル旅館組合の福山大作組合長は「一日でも早く再稼働してもらいたいと願っていたが、それが現実になりつつある。なるべく早く再稼働に向けて進めてほしい」と語った。【杣谷健太、宝満志郎】毎日新聞

原子力発電所の再稼働に関しては、地盤の強度が問題になっているけれど、根本的な問題のすり替えだ。

一番問題なのは、原子力発電所から出される放射能物質の処理と、その管理の安全性がまったく解決されていないことなのに、利権やお金の問題が、原発の危険性を駆逐しようとしている。

僕ら人類は、原子力を扱える存在ではない。いや言葉を変えよう。原子力を扱うべき存在ではないのだ。

一瞬にして強力な殺戮武器に変身してしまうこのエネルギーを、僕らは全く制御できないし、エネルギーの利便性の誘惑に対応できる精神性も持ちえていない。

いつの日か人類はこの星からいなくなるだろう。自然の淘汰で遠い将来消えてしまうことは仕方ないことだけれど、戦争やエネルギーの使用過多で消滅してしまうことだけは避けたいものだ。

知恵のある人類でいたい。

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2014年7月16日 (水)

夏期講習のチラシはまきません

どこの塾も夏期講習の生徒募集に必死な時期。夏期講習の外部生獲得が、秋以降の塾経営を左右すると言っても過言ではない状況で、チラシや営業に邁進中だ。

僕の塾は開校25年になるけれど、夏期講習のチラシを一度もまいたことがない。チラシをまかなくても生徒が来るからまかないのではなく、単にチラシをまくお金がないのでまかないだけである(苦笑い)。

一関市では安さで定評のある僕の寺子屋塾に、他所の塾に通っている生徒が、たまに 夏期講習を受けにやって来る。

これがちょっと笑える話なのだけれども、次のようにおっしゃる親御さんが多い。

「◯◯塾に通っているんですけれど、こちらの塾の夏期講習を受けてこっちが良かったら、こちらにお世話になりたいと思います」

こう言われたら誰だって、一生懸命に教えますよね。生徒が一人でも欲しいので・・・。

僕は経験上断言します。30年以上塾教師をしてきましたが、そう言って塾を替える生徒はいませんね。塾を替えるというニュアンスのトークで、僕ら塾教師はうまく利用されているんですね。この事実に気づくのに20年以上かかりましたね。

塾を替える生徒は、わざわざ何処何処の塾に通っているんですよなんて言って夏期講習は受けませんね。即黙って入塾してくれます。

きっと同業者の皆さんも、僕と同じような経験があるのではないでしょうか。外部生獲得にやっきになるよりは、お預かりしている内部生の指導が優先順位だと僕は思っています。

チラシをまかない僕の塾は、入会者のほとんどが、保護者の皆様や内部生のご紹介です。決して繁盛などしていませんが、自分の器にあったキャパシティでこじんまりと寺子屋を営んでいきたいというのが、僕の偽らない想いです。

ブログに夏期講習の宣伝を貼りつけていますが、残念ながら、今年の夏期講習外部生で、僕のブログを見て受講を申し込んだ生徒はいません。う~ん残念(笑い)。

当たり前ですよね。教育のことや塾の様子などいっさい触れず、神社がどうの磐座がどうの、龍神がどうした等のわけの分からない話ばかり(爆笑)。

よく僕のブログは面白いとほめられます。残念ながらその面白さが、塾生獲得につながらないのが玉にきず。ドンマイだ・・・・。

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熊出没注意

このところ家内と神社巡りを1週間に1回ぐらいのペースで行なっている。一関市は東京23区よりはるかに広い。知らない土地や道路がいっぱいあって、目的の神社に行き着くまでに、多くの驚きの発見がある。

先日も一関萩荘の三嶋神社に家内を案内し、そのパワーの凄まじさを体験してもらい。すぐそばの林道を宮城県方面に向かった。

熊出没注意という手書きの看板が至るところに点在し、緊張する空気感が山里に漂っている。

若いころ、単独でずいぶん山歩きをしたが、あの当時は熊の出現が少なく、それほど恐怖心を覚えなかった。しかし今はちょっと単独行動は怖い。熊よけによくラジオの音量を大きくして山を登っている人がいるが、まわりの静寂さや鳥のさえずりを楽しむには、ちょっとがっかりする感がある。熊よけスプレーや、登山ナイフもいざとなれば、あまり効果が期待できそうもなく、やはり複数で山に出かけるのが無難だろうと思う。

今年は祖母の13回忌なのだけれど、94歳で天寿をまっとうした僕の祖母は、名前をくまみという。女の子にくまと言う名前をつける感性も凄いのだけれど、くまみと言う名前は、明治時代でも異質ではなかったただろうか。このような名前を見ても、昔の人達は熊と共生して生きてきた感がある。熊のテリトリーを侵すことなく、山の幸を共有してきたのだろう。

軽トラックで北上高地や、奥羽山系を走ってみると、本当に山深いところまで民家が点在する。僕もかなり山深い村に住んでいるのだけれど、そんな僕でさえ驚くような山深い渓谷に家がある。そしてその周りには必然的に畑や田んぼが開墾されている。熊が出没するのではなく、熊の住処に僕ら人間が出没してしまった。

昨年東北各地の熊の放射能値が発表されたが、基準値をはるかに上回る1キログラムあたり300ベクレルを超す値が検出されている。熊だって放射能は嫌だろう。きっと本能的に山が危険であることを察知して、山里に降りて来ているのかも知れない。

文明社会の暴走が、自然界の生態を崩壊させてしまっている。そのしっぺ返しが間違いなく我々人間社会に様々な異変をもたらしている。

自然界が発する警告に、いつの間にか鈍感になってしまった僕ら文明人。学びが実践行動を伴わなければ、歴史は繰り返す。

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2014年7月15日 (火)

20年経って何もなかった時に、初めて口にしていい言葉だ

福島第一原発事故の後、鼻血が出る症状が福島県では子供を中心に相次いだ漫画「美味しんぼ」で登場人物が鼻血を出すなどの描写が風評被害を招くと批判されたが、実際に、放射性物質と結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着して、内部被ばくを起こした能性があることが、7月12日の名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表された。

 この発表を行ったのは東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長。兵庫県内で約35年間、被爆者の治療を続け、福島などから避難している被災者の診断や健康相談にもあたっている。

 00ミリシーベルトを超える放射線被ばくがあると急性障害で鼻血が出ることがあることは言われているが、それにはあたらないと「放射線による因果関係」を疑問視する声もある。しかし、原発事故後、東日本一円で医療機関のエックス線フィルムが粒子で感光する現象もみられ、原発から飛散した放射性セシウムなどが金属粒子と結び付き拡散したことが気象庁気象研究所の観測などで確認されている。

 郷地所長は、この放射性セシウムなどと結びついた金属粒子が鼻の粘膜に付着したことが引き金となり鼻血が出た可能性があると指摘する。金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える放射線を出し、組織を損傷する。 

「もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても不思議はない」と郷地所長は話している。

神戸新聞7月14日

震災後の原発事故があり、放射能が拡散した頃は、多くの皆さんが被曝を恐れ、外出から帰るとシャワーを浴び、放射能汚染の心配のある食べ物は口にせず、子どもたちを公園や野原で遊ばせることはなかった。

いまだ放射能値が高いところは点在しているが、現在は汚染されていることに慣れてしまい、「いいっか」という妥協的潜在意識がだいぶ蔓延し、なんだか放射能を口にすることが、面倒くさいような風潮になってしまった。

簡単に言ってしまえば、福島第一原発の状況は、まったく予断が許されない状況にもかかわらず、テレビも新聞も危険度が高まっているような話はしないし、いろんなところは除染をしたらしいので、大丈夫なのかなという自己納得に陥っている。

自民党安倍内閣は原発を稼働したがっているし、それどころか海外への原発輸出に超がつくほど熱心だ。

なぜだろう?

放射能物質が、どこかに消えたわけではない。除染された土はあちこちに溜まっているし、雨で流れだした土と共に、セシウム等の放射能物質は低地や、沼や湖に蓄積され、今でもバリバリに魚介類やセリなどを汚染しまくっている。

鼻血が出る出ないで、議論が沸騰しているが、もっと怖いことが水面下で起こりつつある。そのことにみんなで目をつむって、「もう3年以上経ったし、大丈夫じゃないの」という発言だけは、不用意にするべきじゃない。

20年経って何もなかった時に、初めて口にしていい言葉だ。

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八坂宮神社の杉

やしろや磐座がある場所には、数百年の時を刻んだ杉の大木がそびえ立っていることが多いけれど、神社があるから神木があるのじゃなくて、大地のエネルギーが強いがゆえに、そこに神社が印として古代に建立されたのである。

台風になぎ倒されることなく、土石流に流されることなく、雷が落ちることなく、1000年近い年月を生き抜いてきた巨木を見上げると、身体が震えるような感動を覚える。

一関市内では、山ノ目にある配志和神社の杉の巨木がそうであるし、観音山の舞草神社の樅の木の大木がそうである。

そして昨日も新たな巨木と巡りあった。宮城県金成町に鎮座する八坂宮神社の杉である。

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杉の木全体がねじり飴のように、巻き込まれてそびえている。ものすごいエネルギースポットだ。身体を巨木にあててみる。杉の木の鼓動が伝わって来る。

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斧が神殿に奉納されている神社を、僕は初めて見た。林業に従事する方が、作業の安全を祈願したのだろうと思う。

昨日は偶然、気持ちのいい御神木に出逢うことが出来た。感謝である。

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2014年7月14日 (月)

岩手県高校球児の夏が始まった

台風のため延期されていた岩手県の高校野球が始まった。今年はまたどんなドラマが待っているのだろう。

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今朝の岩手日報の朝刊である。一関修紅高校野球部ピッチャーの高橋くんが紹介されていた。僕は2年連続彼のクラスの英語を担当した。

僕が修紅高校を去った今でも、高橋くん達野球部員は、ランニング等で僕の塾の前に来ると、大きな声で僕の名前を呼び、元気に挨拶してくれる。

高橋くんは双子の兄弟で、兄弟で八幡平から一関にやってきて寮生活をやっている。監督の松好先生の元、野球と勉学に励んでいる。

高校生活最後の夏、思いっきりグランドを駆け巡り、すばらしい思い出を作って欲しい。

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2014年7月13日 (日)

今日も徒然なるままに

今日は朝6時に家を出て、夕方7時に帰宅。どこへ行って来たのかというと花巻での卓球大会のベンチコーチ。

年間20ぐらいの大会がある。全部の大会に同行するわけではないけれど、塾の仕事がない限り行くことにしている。

顧問の先生が一生懸命指導してくれるので、僕のような老人は行かなくてもいいのかも知れないけれど、威圧感のある僕が居たほうがいいという御神託を、部活のご父兄より承るので(笑い)、調子に乗って行っている。

今日は男女合わせて500人ぐらいが出場しただろうか。我がチームは、1年生が準決勝まで勝ち上がった。

来週は滝沢で県大会がある。我がチームは団体は行けなかったが、個人では東北大会を狙えるダークホースがいる。前回行った東北大会は、震災1年半後の福島県だった。ほとんどの種目の東北大会を福島県で開催した教育委員会の意図が、正直僕には理解不能だったけれど、異を唱える先生方がいたことにホッとしたかねごんではあった。

ところで今年の卓球の東北大会は秋田とのこと、心配なく日本海の海の幸を堪能できそうだ。おっと、勝たないことには行けないのだけれど・・・・

そうそう思いだした。昨日の朝早く、大きな地震があった。ケイタイの緊急地震警報がけたたましく鳴った。しかし、今回の地震には僕の身体は反応しなかったようだ。理由は分からない。

きっと磐井地方の様々な磐座神社を訪れたものだから、身体の調子が良かったのかも知れない。地震の前の身体の変調はなかった。

今年は朝晩はとても涼しくしのぎやすい。だいぶ助かっている。

 

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2014年7月12日 (土)

宇宙人度チェック表

宇宙人度チェック表(当てはまる事項に◯をつけてみよう)

1,ひどい花粉症である。

2、すぐ下痢をする。

3,高所恐怖症である。

4,全く泳げない。

5,満月を見ると興奮する。

6,見たことのない風景がふと浮かんでくる。

7,夢の中にUFOが出てくることがある。

8,神社仏閣が好きだ。

9,偶然が頻繁に起こる。

10、子どもの頃の記憶がある時期消えている。

11、鳥と会話が出来る。

12、特定の数字が頻繁に日常に現れる。

13、孤独が好きである。

14、山に無性に登りたくなる。

15、飛行機が苦手である。

16,組織にいることが苦手である。

17,蛇が苦手である。

13個以上◯がついた人は、宇宙人度がかなり高い!

かねごんはどうかって?

もちろん全部◯印です(笑い)。

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一関のレイライン

一関舞川の烏兎ケ森の磐座、そして衣川月山の荒覇吐神の磐座、そして一関萩荘の三嶋神社の磐座を結ぶと、一関の街をすっぽり包み込む綺麗な正三角形ができあがる。

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先日三嶋神社に参拝した時に、パワーを感じる割には、失礼だけれど普通の神社だなと思った。

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確かに神社の裏手に磐座があるのだが、烏兎ケ森や月山ほどの波動ではない。しかし地図上でペンジュラムを行うと、凄いパワーだ。腑に落ちない。

今日また小雨降る中、三嶋神社に出かけた。三嶋神社を過ぎて、ふと神社の裏手の山を見上げると、巨岩が目に飛び込んできた。

これだ!

神社そばの道を100メートルほど登って行った。ものすごい波動を感じる岩が鎮座していた。

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高さ4メートルほどの巨岩である。岩のまわりにそこはかとないパワーが放射されている。岩質は衣川月山の荒覇吐とそっくりだ。まさかと思ったが近くに行ってみると、例の切り込みがあった。

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悠久の時の流れの中で、風化してしているが、間違いなく荒覇吐の磐座である。

先日、7名の同士で烏兎ケ森・観音山・束稲の経塚山を訪問した後、僕の頭上に龍神雲が現れた。

これだ。先日も紹介したが、龍神の目が、僕の視線に絡みつく。

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そして今日、台風一過の夕暮れ時に赤龍が現れた、塾の教室から眺めると、その方向は、まさに三嶋神社鎮座する萩荘方向であった。

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3.11の震災の後、荒覇吐神に完全に取り込まれた気がする。磐座の解放すパワーが、一体何を意味するのかは、残念ながら知る由もない。震災以後、僕の前に現れる多くの龍神雲も、また何を意味し、何を喚起しようとしているのか、いまだに僕は分からない。

単なる僕の思い過ごしか、妄想かも知れない。しかし妄想にしては、奇跡的な偶然や、シンクロニシティが頻繁に起こる。

震災で亡くなられた多くの方々の無念、そしてまるで言語統制をされているかのようなマスメデイアの報道。

様々なジレンマの中で多くの人達が、歯を食いしばって頑張っている。ここで負けるわけにはいかない。

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2014年7月11日 (金)

集団的自衛権は徴兵制につながるのか?

東日本大震災に於ける自衛隊の救助支援は、本当にすばらしいものだった。その一方では、あまりの過酷な活動に、心が折れそうな自衛隊員がいたことも事実だったようだ。

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日本で一番過酷な公務員が、自衛官かもしれない。この公務員が、武器を携えて他国に戦争に行かなければならないとなれば、自衛隊に志願する若者が減るのは火を見るよりも明らかだ。

そうなってくれば、徴兵制度を制度化するか、外国人等の傭兵を雇うかという選択肢が出てくるだろう。

安倍政権が行なっている諸所の改革は、日本の国を守るためなどではなく、アメリカから押し付けられる、脅迫的ゴリ押しに、ただただ從っているだけだ。

どんな裏取引があるのか知らないけれど、借金大国の我が国が自己破産しないことを切に願いたい。日本の子どもたちの未来を暗黒な未来にしないためにも、僕らは妥協をしてはいけないし、もっともっと声をあげて行かなければいけない。

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1970年代僕は少年だった

土砂降りの雨の中、僕は懐かしい歌をユーチューブで聴いていた。ジャズでもブルースでもない。

僕が少年だった頃、憧れたアイドルたちの歌声だ。彼女たちも50代半ば。当たり前のことだけれど、いいおばさんになった。

僕が少年だった頃、彼女たちは少女だった。その当たり前のことに、なぜか僕は安心する。

決して過去に戻りたくはないけれど、過去に対する懐かしい気持ちはほどほどにある。

みんな若かったな~。

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2014年7月10日 (木)

こんなこともある

お陰様で夏期講習の申し込みも、もうすぐ二桁になります(笑い)。今回は『料金も日程も自由に選べる夏期講習』というのが当塾のキャッチフレイズです。

学年に関係なく、勉強意欲いっぱいの皆さん、参加してみてください。お待ちしております。

ところで先月の終り、3日連続塾生が退会するという事態が生じました。25年間塾を営んできましたが、この時期の3日連続退会は初めての経験でした。さすがにこの時期の退会、それも3日連続、かなりこたえました。反省もしましたし、いろいろ考えさせられました。

胃も痛くなり、口内炎も出ました。もともと気が弱い性格なので、ダメージはかなりのものでした。

そのダメージを忘れようとちょっと酒を飲んだところ、たちまち胃腸がダウン。学習能力がない我が身を嘆いたかねごんでありました。そしてそこへ、地震予兆のめまいと偏頭痛が襲ってきた先週は、本当にしんどかった。

しかしその後、女房の勧めで、石蔵山に行き磐座に癒やされ、そして烏兎ケ森、観音山、束稲の経塚山と磐井地方の霊山の磐座に接し、多くのパワーを頂き、どうにかショックから立ち直ったかねごんであります。

龍神までもが、塾の上空に励ましに来てくれました。さあふんどしを締め直して頑張るか。

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台風8号日本列島を直撃

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欧州宇宙機関(ESA)のアレクサンダー・ゲルスト(Alexander Gerst)宇宙飛行士が、7月7日に国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した台風8号(アジア名:Neoguri)。ISSに滞在中の6名の宇宙飛行士はこの1週間の間に、米東海岸を襲ったハリケーン「アーサー」、美しいオーロラ、そして日本に近づく大型台風を目撃することとなった。(Photograph courtesy ESA/NASA)

台風8号と梅雨前線の影響で、東北は昨夜から土砂降りが続いている。日本列島全体が猛烈な雨に襲われている。川沿いの方々は、いつでも避難できるように、対応して欲しい。

塾は週末通常通り行いますが、遠方から通っている生徒は無理をせず自宅での学習に切り替えていただきたい。後日振替授業で対応します。

皆さんくれぐれもお気をつけください。

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2014年7月 9日 (水)

僕は怒っている!

内閣官房審議官の鈴木良之が 「秘密保護法案の解釈上、新聞・出版等の関係者以外の者が、 何万人も来場者があるブログにて時事評論をすることは処罰対象となる」と明言した。

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安倍内閣自民党は、平和憲法の改革にとどまらず、国民主権の基本理念までも、改変しようとしている。軍国主義路線をまさに驀進しようとしている、内閣官房審議官の発言だ。

僕が今までブログに貼りつけてきた原子力関連の映像やユーチューブの映像がことごとく削除されて来た。多くのブログ記事が間の抜けて記事になっている。

自民党を支持するということは、おのずと軍国主義を支持することになることを、日本国民は知るべきだ。

ブログで時事評論を書いて、処罰対象????こいつらかなりいかれているんじゃないの!日本国憲法の本質を知らない政治家に、日本の舵取りなどやらせてはいけない!

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2014年7月 8日 (火)

龍神と視線が合った

今日は石座探検隊、第2回めの開催となった。メンバーは気仙沼チーム3名、一関チーム4名の計7名。

まず訪れたのは一関舞川の烏兎ヶ森(うどがもり)の磐座神社。

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綺麗な鳥のさえずりが、我々を歓迎してくれた。皆がお祈りをしていた時、僕はそばの北上川から登ってくる龍の気配を感じた(あくまでも感覚的なものだけれど・・・)。

次に向かったのは舞草神社がある観音山。

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我が女房は神社そばの、樅の木の巨木と対話をしていた(笑い)。いったい何を語りかけていたのだろうか。

観音山から眺める下界の風景は圧巻だった。

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次に向かったのは本日のメインインベント、束稲山である。

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経塚山中腹にある体内岩を訪れた。もとお嬢様方は、ドキドキしながら岩の中に侵入。

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体内岩から出た後、気仙沼から参加したさっちゃんが、青い光が舞っているわと声をあげた。僕はもちろん目には見えなかったが、シャッターを押した。それがこの写真である。

本日の探検隊は、2時に束稲山にて解散。僕は塾に戻り仕事。短期大学の前期試験を作成し、夕方生徒が来るまで、疲労のせいもありうとうといていた。なにか窓のそとからただならぬ気配を感じた。夕暮れの空に龍神雲が現れていた。龍神の目が、僕とアイコンタクトをしてきた。

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僕もいろいろな龍神雲を見てきたけれど、雲と目線が合ったのは生まれて初めてだ。この龍神、烏兎ヶ森の龍神だろうか、それとも観音山の龍神だろうか。目線が合った後、この龍神雲は瞬時に消えた。

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2014年7月 7日 (月)

石蔵山の石座

岩手県の北上高地は広い。近くにある山でも、全く情報を持ち得ない山がほとんどだ。眼と鼻の先にとんでもないパワースポットの山があっても、縁がないままで素通りしてきてしまった山も多い。

今日は7月7日。毎年何かが起きる日だ。昨年は岐阜の上野先生の導きで、生まれて初めて飛行機に乗って、名古屋に降り立ち、このブログを通じて知り合ったすばらしい仲間と楽しいひとときを過ごした。

今日は、パソコンで地図を眺めていた我が女房が、いきなり石蔵山に行きたいと言い出した。一関川崎町にある山だ。頂上に磐座があるのだと言う。近頃は、僕の荒覇吐熱が伝染し、磐座や神社にただならぬ興味を示し始めている女房なのだが、地図を眺めていて、何らかのインスピレーションを得たらしい。早速軽トラックで頂上付近まで出かけていった。

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これが石蔵山の頂上だ。この石座は圧巻だ。案の定、岩が半分から切り込まれた荒覇吐神と思われる巨岩が鎮座していた。写真を撮った瞬間、これは無理だなと思った。いつもの如くPCに転送しても、画面が届かなかった。

衣川の石座のときもそう。一関の真滝にある滝神社の竜神池(僕が勝手に名づけている池)の写真も、月山神社の荒覇吐神」の石座も、同じように僕のPCに転送が出来なかった。

この写真からも、分かる人は分かると思うが、頂上の岩からものすごいエネルギーが放射されている。やあ~凄い!

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人間は「死」を前提とした存在物

結び目がほどけなくてイライラすることがあるように、人生の中では感情のもつれやちょっとしたボタンの掛け違いが歯車を狂わせ、思わぬ方向に足を引っ張られることがある。

生きていく中で必要なことは、実に多い。規則を守ることはもちろんのこと、自分の立場、相手の立場、そういった様々なバランスをとりながら、僕らは日常というものを過ごして行く。

社会性というものは、教育されて育っていくものだが、あまりにも安易な近代文明の道具は、画一的な思考、価値観を子どもたちにねじ込ませ、生きていく上で一番大切な感情である、愛することや、人を慈しみ心さえも、マニュアル化してしまった。

服装の流行のように、いとも簡単に過去の思想を陳腐なものとして退け、多くの群衆がはやりの思考を身にまとい、そしてその思考は勘違いのかたまりを作り出す。

100メートルを12秒で走れる人間が、18秒で走れる人間より優れていると思ってしまう勘違い。

微積の問題を解ける人間が、微積を解けない人間より優秀だと判断する勘違い。

年収が600万円の人間が、年収300万円の人間より偉いと思う勘違い。

そういった勘違いが、地域を超え、国家を超え、宗教を超えてしまうと、それが敵意になり、憎しみを生み、人間はいとも簡単に殺戮しあう。

絡んだ糸を解きほぐそうとはせず、切断し切り捨てようとする。イデオロギーや思想などというものは、権力者によって簡単に操作され、自分たちに訪れる不幸はすべて他人のせい、他国のせい、他宗教のせいと見なされ、不平等感は戦争という手段で穴埋めさせようとする。人間はさらなる絶望の淵に追いやられる。まったく愚かだ。

人間は「死」を前提とした存在物だということに於いては、まったく平等な存在だ。生きる目的や、価値観の多様性などは、死を目前とし受け入れた時に、私という存在が希薄になり、肉体を持った生活は消滅する。

現代は鬱の時代だと言われる。アルコールや薬物や錯綜した性に溺れていく人間があまりにも多い。不安によって身体と心身を蝕まれて行く。

僕らは積極的に死を想うべきだ。何を悔やんでも、何を悩んでも、一瞬の喜びを見出しても、僕らは必ず死んで行く。そういう意味では、我々は完璧に平等な存在だ。だから安心して、今日も、明日も、生きていくべきだ。

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2014年7月 6日 (日)

縄文の風・磐座の光

昔から信仰されてきた古代からの霊峰や、地元民が信仰 してきた神社の聖域には、多くの磐座が鎮座する。そして偶然なのか、それとも古代の何らかの信仰の流行なのか、巨岩の岩に、真っ直ぐな切れ込みが走っているものが多い。

現代の技術力ならばそれほど困難な作業ではないけれど、縄文以前の人間が施したとなれば、それは我々の常識をくつがえす作業に他ならない。

取りあえず僕がただならぬエネルギーを感じた磐座を皆様にご覧頂きたい。

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大船渡市五葉山山頂に鎮座する磐座。

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平泉町束稲山(たばしねやま)山頂に祀られている磐座。

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足利・赤雪山に鎮座する磐座。地元では弁慶の割石と呼ばれている。

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宮城県志津川町、神行堂山にある割り石の巨岩。

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豊橋・石巻神社山頂にある天狗岩。

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一関市萩荘・三嶋神社そばに鎮座する巨岩。

 

これらの巨石の形状から、女性の安産祈願として祀られるケースが多いようだが、僕は個人的には、ギターの調弦に使用する音叉を連想する。

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霊峰の頂上や聖地に鎮座する磐座が、何かの共鳴装置の役割をしていたのではないかと勝手に想像している。

これらの磐座や巨岩は、石神として信仰されてきた。東北では荒覇吐神と呼ばれる岩があったり、道祖神や女神として、安産や子宝祈願として信仰されてきた岩もある。

数千年の時を経て、今この磐座に思いを寄せる方々が増えている。ウエーブを検索しただけでも、その数はものすごい数だ。縄文のエネルギーが復活する日も近いのではないだろうか。僕はわくわくしている。

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2014年7月 5日 (土)

地震はもう勘弁してもらいたい・・・

今朝の地震があって、うれしくもないのだけれど、僕の体調の悪さが、地震の予知みたいな形になってしまった。

沖縄の南で台風が生じると、岩手に住んでいても頭痛が起こるという方がおられるが、僕の場合は、関東以北でマグニチュード5以上の地震が起きる前に、めまいやしびれ、胸の痛みなどが生じるようだ。

教え子や、ご父兄からは地震予知センサーみたいのがあっていいですねと言われるけれど、正直なところ、体調の悪化は歓迎すべきものではなく、出来れば避けたいセンサーである。

古代の祈りの場であった磐座や巨岩にただならぬ興味がある僕は、ひょっとすると意識の一部が、大地の変化に敏感になっているのかも知れない。

最近磐座を調べている全国の方々の研究テーマやサイトを、PCで追いかけているのだけれども、様々な発見をした。後日詳しく報告してみたいと思っている。

それにしても、地震はもう勘弁してもらいたい・・・。

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僕の老婆心であればいいのだけれど・・・

僕のブログを震災前から読まれている方はご存知かと思われるが、3.11の大地震の1ヶ月前から、めまいやら胸の痛み、手足のしびれ、そして耳鳴り等に悩まされ、仕事が出来ない状態にまでなった。実はその時と同じような状況になっている。

めまい感と胸の苦しさは、全く同じだと言っていい。ただその症状がじゃっかん軽い。どうにか仕事はこなすことが出来るが、正直胸騒ぎがする。先月の末から頻繁に地震が来ている。特に3日前に茨城県で震度4の地震が起きてから、急に僕は体調が崩れた気がする。

大地の歪みと言ったらいいのだろうか。もしくは大地のきしみと言ったらいいのだろうか。何か得体のしれない違和感が、僕にまとわりついている感じだ。

体調が悪いのは、単に疲労やストレスであって欲しいと願いたい。3年前は、自分で歩けず、家内に車いすで病院に連れて行ってもらった。MRやら心電図やら血液検査、レントンゲン検査では、何も病名が出なかった。

そして大震災がやってきた。僕の老婆心であればいいのだけれど・・・。

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2014年7月 3日 (木)

めまい

今日お昼を食べ終わって、銀行にお金を振込に行って、本屋に入った瞬間に、下からつきつけるような揺れを感じで思わずたじろいだ。

でも・・・誰も騒いでいないし、店内は静寂そのもの。

僕の急激なめまいのせいだった。

どうしたんだろう・・・・。急に脂汗が出てきた。ゆっくりゆっくり歩いて軽トラックにもどり、塾の自習室に横になり、1時間ほど寝た。

先月の終りに、仕事のちょっとした悩みなどがあって、ストレスを抱えていた。きっと疲れていたのだと思う。

2,3日胃腸が調子悪く、眼底疲労も激しかった。

無理をせず、マイペースで行かなくちゃね。

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大道芸人的な自覚

震災の時に多くの芸能人が被災地の慰問にやってきたが、はっきり言って大不評。当時のマスコミやテレビは、感動色で芸能人の活動を伝えたが、彼らの売名行為のために、被災地の会場設定を担当するボランティアの皆さんは辟易だった。

実際、食べ物や住まいに不自由している被災者の皆さんが欲しかったのは、暖かい寝床や食料やお金だったはずである。

テレビの前では、元気をもらいました。勇気をもらいましたなんて言っていたけれど、歌を聴いたって腹の足しにはならいし、だいたい聞く余裕なんてないだろうって話で、テレビが作り出した映像が感動を創造していった。

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見たくもないのに無理やりテレビのスタッフに体育館に集められたり、被災者の方が集まらないので、ボランティアの方々が観客のさくらを演じさせられたり。実際にあとから聞こえてきた話は、がっがりの連続だった。

あえてこの場で名前があげないが、被災地でのコンサートライブをちゃっかりDVDにして上手に商売をしていた歌手もいた。いつの世も火事場の泥棒みたいな奴はいる。

僕も一応アマチュアミュージシャンのような真似事をしているので、たまにプロのミュージシャンなどと前座的なジョイントライブみたいなことをやらせてもらうことがあるのだけれど、テレビで活躍している自称アーチストの方々の中には、人間性が欠落して、生活が崩壊している者が多いというお話を同業者からちょくちょく伺う。

被災地にやってきた歌手の中には、段取りが悪いといってマネージャーを恫喝するぐらいならまだしも、ぶん殴るやつ。ホテルに戻って麻薬をやるやつ。耳が聞こえない振りをする奴。実はあの時という話が、次から次へと溢れだしてくる。

すでに捕まったものもいるし、週刊誌でこき下ろされている歌手もいる。

ところでいつからだろう。歌手が『アーチスト』なんて呼称で呼ばれ始めたのは。所詮歌唄いは歌唄い。高尚なもんじゃない。大道芸人的な自覚がない人間は、どこぞの政治家と同じで、勘違いが暴走して、自分が選ばれし人間のような傲慢さを身にまとう。

だいたいにしてチャリティ・コンサートと称して、一部収益金を云々などというのは胡散臭い。だったら八代亜紀さんのように、九州からトラックで畳を運んできて避難所の体育館に敷いてあげるなんてほうが、本当に人道的だ。尊敬するね。

有名人だから何をやっても許されると思ったら大間違いだ。数億の豪邸に住み始めたら、そんなやつはアウトだと僕は思っている。そんな家を、昼まっから映し出すテレビもテレビだけれど・・・・。

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2014年7月 2日 (水)

世の中の常識を疑って見ることだ

アメリカという国は経済が厳しくなると戦争をやって、帳尻を合わせてきた国だ。そのためならばどんな犠牲も厭わない。

戦闘機を1機売れば、ミサイルや何やら込で数十億の利益が生まれる。おいしい商売だ。

日本が集団自衛権を確保すれば、おのずと武器は必要となる。アメリカにとっては願ってもない武器輸出の市場拡大だ。

アメリカが夢と希望の国家だなんて笑ってしまう。格差社会のお手本そのもので、犯罪と欺瞞が錯綜する国家だ。

わずか7パーセントの人間が巨額の富を手にして、70パーセントの人間が貧困にあえぐアメリカのどこが夢と希望の国家だろうか。

第二次世界大戦に負けた我が国は、敗戦国としての負い目を感じ、伝統的な日本の良さまでも過去の遺物の中に葬り去り、アメリカの言語を学び、経済や教育お手本とすることで、先進国としての幻想を追いかけてきた。

文科省はアメリカ言語の統制にやっきになり、国のトップはアメリカの言いなりになることで、国家元首になったつもりで鼻息を荒くする。

受験勉強と就職先を見つけることで、いっぱいいっぱいの青年たちに、この国を考えろというのは難しいのかもしれない。今の歴史教科書で近代史を学んできた若者たちに、日本人としての誇りを持てというのは厳しいのかもしれない。

しかし、この日本という国がこのまま突き進んで行けば、やがてアメリカと同じ轍を踏んでしまうことは火を見るよりも明らかだ。

自動車の下請け工場で働く従業員の年収は平均200万円にも満たない。一方本社社長が10億ものお金を手に入れることに疑問を抱かないこと自体が、アメリカナイズされてきた日本の労働者の洗脳結果だろう。

仕事があるだけでもありがたいなどという消極的な人生ではなくて、もっと積極的な人生であって欲しい。そのためには自分の能力を、自分の特性のために使わなくてはいけない。

学校の勉強が出来ない奴が、社会でやっていけるはずがないだろう、なんていう暴言に萎縮し、洗脳されてはいけない。テレビやくだらないゲームで貴重な時間を浪費させてはいけない。頑張るのだ。自分がやれることを頑張るのだ。

アメリカが何を言ってきても、政治が脅かしてきても、自分ができることを頑張るのだ。突破口は必ず見えてくる。

世の中の常識を疑って見ることだ。欺瞞が見えてくれば、君たちが進むべき道は見えてくる。

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生命の神秘

昨日軽トラックをとめているガレージの柱を見ると、オニヤンマが羽化しようとしていた。

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この光景を初めたみた時は、子どもながらに生命の神秘というのか、ダイナミックさに心の底から感動した。

こんな小さな虫から、大きなオニヤンマが出てくる瞬間を固唾を呑んで眺めていた僕は、間違いなく何らかの悟りを開いた気がする。大げさに言えば、自然を司る神の意思を感じたと言ってもいいだろう。

生き物は一生懸命なんだなという全く自然な感動だったわけだけれど、大人になった僕は、知らず知らずのうちに、そのような感動から遠ざかってしまっていた気がする。

やれお金のこととか、生活の多忙さとか、仕事のルーティングに追われて・・・

この後、オニヤンマは無事に大空に飛翔して行った。気づくと暦はもう7月。今年もいよいよ夏がやってきた。

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2014年7月 1日 (火)

集団的自衛権行使を容認する閣議決定案

自民、公明両党は1日午前の安全保障法制整備に関する協議会で、憲法解釈を変更して集団的自衛権行使を容認する閣議決定案について正式に合意した。安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表による党首会談を経て、政府は午後5時半ごろに開く臨時閣議で新たな憲法解釈を決定。首相は首相官邸で記者会見し、行使容認の意義や必要性を訴え、自衛隊法改正など関連法整備の進め方を説明する。
 閣議決定案では、憲法前文の「国民の平和的生存権」や同13条の「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利」を根拠に、「憲法9条が、わが国が自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛の措置を取ることを禁じているとは到底解されない」と指摘した。
 自衛権発動について政府は従来、(1)わが国に対する急迫不正の侵害の発生(2)他に適当な手段がない(3)必要最小限度の実力行使―の3要件を掲げていた。閣議決定案では(1)を緩和し、「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃」で、国民の生命などが「根底から覆される明白な危険がある場合」の自衛権発動は可能との新解釈を打ち出した。その際の武力行使は「国際法上は、集団的自衛権が根拠となる場合がある」と明記した。
 また、国際貢献への新たな対応にも言及。国連平和維持活動(PKO)に関しては、離れた場所で襲撃された文民要員らを自衛隊が救援するための武器使用を認め、「駆け付け警護」を可能にした。多国籍軍への後方支援では、他国の武力行使と一体化しないことを維持しつつ、「非戦闘地域」の概念を廃止して活動範囲を拡大した。
 国連安保理決議に基づく武力行使を伴う集団安全保障措置への参加は、難色を示す公明党に配慮して明記しなかった。ただ、政府・自民党はシーレーン(海上交通路)での機雷掃海を想定し、自衛措置として開始した活動が集団安全保障に移行した場合でも活動を継続できるとの立場。法案化の段階で与党内の対立が再燃する可能性もある。 (時事通信)

いよいよ自民公明の戦争支援法案が閣議決定された。この法案が国会で可決されれば、実質的な軍事の行使が認められるわけで、憲法9条はなし崩しにその規制力を失って行くだろう。

国際貢献という名の戦争支援が実施されれば、徴兵制の復活が70年ぶりに法制化されることだってありうる。子どもたちのためにも、この法案の阻止を我々国民はしなければならない。

安部総理に仕組まれているアメリカの操り糸を、早急に切断しなければあならない。

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障害の話をしよう

毎年毎年多くの生徒・学生らが社会に旅立っていく。実は会社組織に入った3割の学生が、3年以内に離職する。数にすれば20万人が毎年入った会社を辞めていく。

離職した若者たちは、ほとんどが専門職の若者たちではない。表現は悪いが誰でも出来る仕事なのだ。第3次産業の肥大化に伴って、営業や販売業績をあげるトークやプレゼンテーション能力が要求される仕事が増加している。

工場勤務が敬遠され、ホワイトカラーの業種を多くの若者は求めていく。学生ならば時給800円のバイトでもなんとかなるだろう。しかしそれだけで生活しようとなると、現在の日本社会では、文化的な生活は厳しい。

敎育というものは昔から個人の個性を尊重してきたと思われがちである。実はその真逆だ。素直で逆らわず、面倒がかからない生徒が理想とされてきた。へたに個性などというものを発揮するもならば、間違いなく学校では浮いた存在になる。

そもそも勉強が出来る出来ないの根拠ぐらい曖昧なものはない。いくらテストが良くても教師に逆らい続ければ結果はアウトだ。もちろん学校に出てくることが最低条件になる。

生活をして生きていくことは大変だ。生きていくだけならまだしも、人間は様々な社会との関わりのなかで生きていかなければならない。言葉・感情・そして思想や価値観など、すべてを時に抑制し時に主張して行かなければならない。

それらのことに対応できるように敎育というものがあるのかも知れないが、あまりにも利己的になったこの社会は、その敎育までもが利己的存在を助長してしてしまい、点数主義、偏差値主義の結果でのみ生徒の能力をはかることで、人間力の敎育というものを忘却してしまった。

きっと会社や企業に就職した若者たちは、理想と現実のギャップにショックを受けるはずだ。当然のことだろう。学校で学んだことが役に立つことはなく、人間関係の構築や、自分自身の会社でのスタンスは、自分で創造していかなければならないのだから。

教科書の何処かのページに解説が書いてあればいいのだろうけれど、残念ながらそう言ったチャートは自分の経験の中で見つけていくしかない。

すこし障害の話をしよう。実は生まれてくる子どもたちの3パーセンから4パーセントが何らかの知的・感情障害を持って生まれてくるという。100万人の子どもがいれば、3万人が何らかの知的障害を抱えていることになる。

そしてそのうち障害者手帳などの交付を受け、何らかの国の支援を受けているのは0・3パーセンという数字が出ている。恐ろしく少ない数字だ。ほとんどの子どもたちはボーダーの外に障害をおいやられ、必死の努力を強いられている。間違いなく会社の離職者の中に、3パーセントの若者たちの多くが含まれているのではないだろうか。

おそらくIQが70以下の子どもたちにとって、学校の授業は退屈極まりない空間だろうと思う。それでも頑張れ、努力をしろと叱咤激励される。この現実に僕はなぜか哀しみを覚える。人間の能力は平等なんかじゃなにのに、まるでそのことを意図的に無視することで、能力ある人間が、凡人を支配しやすい社会にしているような気がする。

僕は軽度の障害は個性だと思っている。しかしそれを拒絶する、もしくは避ける健常者は多い。僕が営んでる塾でもそうだ。僕は基本的に暴力行為やまわりに迷惑をかける異常行動がないかぎり、軽度の障害者児童は受け入れている。しかし、そういった子どもがいるというだけで、退塾していく子どもがいることも事実だ。

ましてや給料を払う企業や会社にとっては、建前と本音の矛盾が、能力の劣る若者を疎外し、離職に追いやられることは目に見えている。

もう一度言わせてもらいたい。人間の能力は不平等だ。出来る生徒と出来ない生徒の差がはっきりしているにも関わらず、同じ土俵に子ども立たせ、能力のある人間が利益を得るシステムを構築している。おかしくはないだろうか。

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