反論
原子力発電が危険だと言うけれど、かつて火力発電のための石炭の掘り出しで多くの方が犠牲になってきた。原子力はCO2も殆ど出さないし、地球の温暖化を阻止する究極のエネルギーじゃないのか、という意見を聞く。
放射能は安全なんかじゃない。世界で核実験が行われると同時に、世界的に癌の発生率が高まった。それに原子力発電所から出される核燃料のゴミをいったいどのようにしていくのだろうか。どこかに運べば運んだで、放射能が拡散するだけだ。埋めればいいと言うけれど、そんな子ども騙しのような理論はもはや通用しない。
テレビや新聞は、よほど利権が欲しいのだろう。最近は原子力の報道はするが、まるで収束したかのような洗脳報道ばかりだ。
東北や関東では甲状腺異常を訴える女性患者が急増している。僕の周りでも非常に増えている。しかし医師会はそのことを一切公言しない。緘口令がひかれたかのようだ。
タバコに含まれる高濃度の放射能。ビールの原料であるホップの放射能。ワインの原料である葡萄の放射能。そして太平洋岸でとれる魚に含まれている放射能。缶詰や瓶詰にされた山菜の放射能。
100ベクレルに達していなから大丈夫だと言うけれど、間違いなく日本人は多かれ少なかれ内部被曝をしている。
今日、学習の一環として小学2年生の児童が、ヨモギ団子を作った。中学生に振る舞ったのだが、手をつけようとしない女子生徒がいた。
僕が、先日錦秋湖のそばで採ってきたヨモギだよと伝えると、安心して食べてくれた。多くの塾生やご父兄の方々が、僕のブログを読んでくれていて、内部被曝をしないように日常の食をかなり注意している。ありがたい。
震災が起きて、放射能が拡散しても、なにも起きていないじゃないかと言う人がおられるが、知らないだけである。福島原発で働いていて亡くなったひとの数だって全く報告されていない。東北で震災以後白血病になった人数の推移も、なにも報道されない。
報道されないことは、なかったことになっている。完全な報道管制だ。自民党及び官僚は、原子力発電所を再稼働したがっている。利権だ。お金だ。
僕らの敵は誰だろう。なかなかの強敵ではあるが、弱点は多い。そろそろ反論から反撃に出なければならない。日本国民の3パーセントの人間が、本気でこの国のことを考えれば、この国は変わる。だから変えよう。
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