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2014年5月25日 (日)

おかしいだろうと思うのは僕だけだろうか

 国土交通省関東地方整備局は23日、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、基準値を超える毎時0・25~0・7マイクロシーベルトの放射性物質を検出した。

 整備局によると、検出されたのは、海浜公園内の松林や広場など3カ所。海浜公園は23日から1万2千平方メートル以上の区域を立ち入り禁止にした。除染作業で数値が下がれば解除する。 

 ひたちなか市では、これまでに市の測定でも別の3カ所で基準を超す放射性物質が検出された。2014年5月23日(金)22時40分配信(共同通信)

人間の危機管理というのは、平等であることが前提だろうけれど、人の住む人数や、地域の利便性や公共性でもって、危険管理が変わってしまっているのはいかがなものだろうか。

アメリカ軍は、0.3マイクロシーベルト以上の地域には近づくなとの指示が出されているようだが、福島第一原発の崩壊後、いまだにそんな場所はいっぱいある。そして残念ながら多くの人が住んでいる。

岩手も茨城もそして千葉もガイガーカウンターが触れ切れた場所は数限りなくあった。除染除染という声が、まるで祭りばやしのように連呼され、除染されたことになっているが、その後の数値がどうなっているのか詳細が不明な場所も多い。

農地は食べ物に直結するだけに、放射能値を気にした方々が多く、数値を計量したケースが多かったけれど、都会のアスファルトは盲点になったところも多かったのではないだろうか。

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地図が小さくて見えづらいかもしれないが、国道沿いの空気線量は明らかに東北より茨城や栃木の線量が高い。もちろん福島をのぞいての話だが。

川に流れた放射能物質は、間違いなく海に流れ続けている。ゆえに陸地の放射線量は3年前に比べると半減した。しかし、それと反比例するごとく関東及び東北の海岸線に生息する魚介類は、被曝しているはずだ。

本来人がいっぱいいる都会ほど、放射能値に敏感になって欲しいと思うのだけれど、いつしか遠い出来事のように忘却のかなたに放射能を押しやってしまっている人達が多い。そもそも上の記事もそうだ。何故に今頃になって立ち入り禁止なのだろう。勘ぐってしまう。

報道の偏りがまた日常化している。

三陸沖で震度4の地震が起きても、1,2度テレビの片隅に地震発生のテロップが流れてオシマイだ。それが関東が震源地となると、画面が切り替わりテレビ番組が中断する。おかしいだろうと思うのは僕だけだろうか。

生命は平等だ。国家や地域や数に関係ない。全ての人間が、幸福に自由に生きる権利がある。情報が隠されてはいけないし、真実が湾曲されてはいけない。

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コメント

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