ヤンキー人格的ブログ
ふわふわと夢見がちな人間は、まず自分をダメ人間だと認めて、ふんどしを締め直して初めからやるしかないんじゃないかな。あ~なりたい、こうなりたいっていっぱしの希望は言うけれど、努力も行動も伴わないぐうたら生活をやっていて、夢も希望もあったもんじゃない。
だいたい周りは甘やかし過ぎなんだよね。子どもにいい暮らしをさせたいって気持ちはわかるけど、親離れしなければいけない時に子どもをガードし過ぎて結局だめにしてしまう。
勉強が嫌だと言うなら、手に職をつけさせて働かさせればいい。僕らの頃はみんなそうだったたね。逆に勉強したければ学費ぐらい自分で稼げってもんで、それが普通だった。
言っちゃ悪いけど、今の社会風潮じゃ根性なんて育たないよね。根性がないってことの一番の弱点は、継続力がないってことだな。 学校の勉強が出来ても学歴があっても継続力がないとダメだ。
部活が大変だからやめなさいなんて親が多いけれど、部活ぐらいでへこたれてたら社会の荒波で通用しないっていうくらいは、実は親が一番知っているんじゃないのかな。世の中なんてかなりきついよね。
うちなんかお金がなかったから(今も無いけど・・)私立高校の受業料も私立大学の授業料もバイトと奨学金で自分で払ったさ。頭が悪くて公のつく学校に入れなかった自分が悪いんだけどね・・・・。
高2の時担任の先生に、「俺の成績で特別奨学金がもらえますか」って聞いたら、お前の成績じゃ無理だと即答された。予想通りのアンサーだった。高3の最初の学期にオール5に相当する点数をたたき出せば、ひょっとすると申請出来るかもなとも言われた。
どうしても東京に出たかった。高校まで過酷な青春時代だったので、東京でチャラチャラした大学生活を送りたかった。動機がまったく不純だった。奨学金がもらえないと進学は夢のまた夢だった。しょうがなく好きなバイクを封印し、音楽も封印し、一生懸命勉強のふりをしたね。
本当は顔も見たくない教師におべっかを使ったりしちゃってね。しらじらしく職員室まで質問に行ったよ。笑っちゃうよね。その結果何が起きたかというと、全ての教科の記載点数が80点以上だった。つまり評価オール5というやつだ。
おかげで奨学金の申請も通り、大学受験にも本腰になることが出来た。嬉しかったね。でもあんな無茶は懲り懲りだね。死ぬかと思ったよ(笑い)。でもね、これが公立高校だったら無理だったね。そういう意味じゃ私立高校に感謝しているよ。
東京に出たおかげで、今の女房とも知り合えたし、好きな音楽もやれた。残念ながら勉強だけはやらなかったけれどね。
塾屋なんて儲からない仕事を30年続けてきたけれど、でも楽しかったね。お金の苦しさは、高校・大学時代さんざん学んだから、おかげでくじけなかったね。なんとかなると思って生きてきた。
自分で言うのもなんだけど、ハッタリと出たとこ勝負が取り柄の人間だものだから、中身がからっぽなんだね。俺のような人間になって欲しくないから、教室で子どもたちにハッパをかけているってのが本音かな。
今日もうだうだと長い文章を書いちまった。ヤンキー人格的ブログでした。ではあしからず。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント