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2014年5月 9日 (金)

千春節がさく裂

フォークシンガーの松山千春が、5月2日放送のトーク番組『A-Studio』(TBS系)にゲスト出演。その時のトーク内容が「感動もの」と、若者たちの間で話題になったという。

 番組MCの笑福亭鶴瓶とはデビュー当時からの付き合いということで、さまざまな思い出を友人・小田和正からのメッセージなども織り交ぜながら話をした。その中で、鶴瓶が「小田さんが“千春は一時期声が出なくて心配した”と言っていた」と話したところ、「俺は心で歌っている。喉で歌っているんじゃないから、タバコはやめません!」ときっぱり宣言したあたりから千春節がさく裂。

 若者に向けて「お前たち若い人間に足りないのは、見返りを求めすぎることだ」と話し始めた。続けて「恋愛にしても、仕事にしても、私がこれだけしたんだから、彼はきっとこうしてくれる。私がここまで捧げたんだから、彼なら絶対こうしてくれる、それはあなたが見返りを求めているだけでしょ。見返りを求めようとすると、どうしても苦しくなる。周りが信用できなくなる。俺はこの人生を何の見返りも求めることなく、ただ生きていたい。見返りさえ求めなければ、あなたはあなたのままで、この人生を歩いていくことができる」と語った。

 これを受けて放送後、若者たちの間で感動のツイートが増え始め、ピーク時には15分間に1000ツイートを超える反響が。最終的には1日で2500ツイートを超え、普段の10倍以上の数になったという。反響のほとんどが“感動した”というもので、「ちょっと松山千春さん尊敬 最近の若者は見返りを求めすぎてる 見返りを求めるから苦しくなるって! 名言」、「『A-Studio』に出てる松山千春さんの言葉やっべー感動した」、「松山千春の言葉。カリスマと呼ばれる人達はどうしてこうもかっこいいんだろう」などと続いた。

 常に時代に流されずに、フォークシンガーとして自分の信念を伝え続ける58歳のアーティストの言葉が、世代を超えて共感を呼んだ格好だ。松山は、4月16日に新曲「歩き出してくれないか/生きて」と、ベストアルバム『起承転結13』を発売し、現在全国をコンサートツアー中。5月13日、14日には、東京・国際フォーラムAでコンサートを行う。

僕もこの記事を見て、日頃思っていることを松山千春さんが代弁してくれてとても共感した。

多くの人が見返りを求めてアクションを起こそうとするけれど、無償の愛というのか、無心の支援というのは人間の精神を強くする。

誰かのために、全力で何かをするというのは素敵なことだ。

生きることが辛いとか、苦しいだとか言う前に、野に育つ花ならば力の限り生きてやれ。

このメッセージ・ソング、僕は好きだな。

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