芸能界に於ける麻薬の病理は深刻なようだ
僕らが音楽を目指した時代は、ヤマハのポプコンがアマチュアミュージシャンの登竜門だった。
そんな中、17回ヤマハポピュラー・ソングコンテストつま恋本選会に登場したチャゲ&アスカの『ひとり咲き』は圧巻だった。
九州出身のこの二人の大学生のボーカルは、叙情的で迫力一杯の歌唱力だった。ちなみに15回のつま恋には長渕剛が、そして18回にはクリスタルキングが『大都会』を引っさげて登場した。
今思うと、あのレベルの高い時代に、軟弱なファークソングを作って応募していた僕が本選会に通るわけもなく、全くの夢追い人だった気がする。
15回ヤマハポプコンで長渕剛とソルティードッグが歌った『巡恋歌』
チャゲアスのこの歌が17回ポプコンの入賞曲となった。
1980年18回ヤマハポプコンの入賞曲だ。聴いてみるとわかるが、この当時の歌は、メロディーにかなりの演歌テイストが織り込まれている。
さて、まったくもって残念がニュースが飛び込んできたわけだけれども、芸能界に於ける麻薬の病理は深刻なようだ。栄光の光と影、大きな人生のうねりに翻弄された人間の弱さが、また浮き彫りにされた。
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