本当にドンマイだ
Could you tell me who you are ?(あなたは誰なのか教えてくれませんか)
という英文を授業中に提示して、さり気なく質問した自分が考えこんでしまった。
僕は一体誰だろう・・・・。
学生時代、あんまり本を読みすぎて鬱になった僕は、あんまりこの手の疑問を持つことは避けてきたが、存在価値とか、運命だとか、もろもろのことを考える習性は、いくつになっても消えそうにない。
人生は果てしないと思って生きてきたが、あと6、7年も生きれば還暦だ。父親の他界した年齢にほぼ並んだ。長男ももうすぐ僕が結婚した年齢になる。
僕らの年齢だと平均貯蓄が700万円から800万円あるらしい。ここ20年間僕の貯金通帳に記載された金額は100万を超えたことなど一度もない。
貯まりそうだな思っていたら、車が壊れたり、震災に襲われたり、除染にお金がかかったり、まったくもってお金が貯まる気配などない。ドンマイだ。
ただお金はないが、僕は幸福だ。間違いなく充実している。負け惜しみで言っているのではなく、心からそう思っている。
いつだったか貯蓄が200万しかなく世をはかなんで自殺をした男性の記事を読んだことがあるが、そんなことで死んでしまうなら、僕など10回ぐらい死んでいなければならない。
お金がないよりはあったほうがいいだろうけれど、お金にこだわらなくても、生活は出来るものだ。家はボロでも、ちょくちょく自分で補修をすれば、十分住むことはできるし、車は税金が安い軽自動車で十分だ。極端に言えば、走れればいい。
自分とは何だろうと考えて見たけれど、どう見てもハゲたさえない中年オヤジだ。ただ自分で言うのもなんだけれど、趣味は多い。そしてその趣味はもはや生き甲斐になっている。
音楽活動しかり、卓球しかり、読書しかり、そして山や神社や龍神が好きで、おまけに毎日わけのわからないひとりよがりの日記を書いている。
職業は塾教師、百姓、そして短大の英語講師。自称プレアデス星人などとふざけているもんだから、時にスピリチャルおじさんやおばさんが、突然やって来ることがある(笑い)。
さて地球は人間の存続を認めてくれるだろうか。そんなことを考えている塾教師はやっぱり変だ。本当にドンマイだ。
シュタイナー敎育『風と虹』のブログ・詳細はこちらこども教室『風と虹』
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント