Bmコード
Bminor(マイナー)コードをはじめて曲に取り入れたのはいつだったろうか。メジャーコードやセブンスコードのジャジーなメロディに、なんか、虚しさを感じ始めた時にBmの音に覚醒した気がする。
この和音は、僕の勝手な解釈だけれども、日常生活でふと出逢う懐かしい香水の匂いのような、もしくは乾ききったアスファルトに降り注ぐ夕立のような音階だ。
ブルースコードとして扱うにはきれいすぎるし、歌謡曲に取り込むと、よそゆきのドレスのようになぜかなじまない。バラードのためにあるような和音とでも言ったらいいだろうか。時に気品があり、時にやんちゃな雰囲気を醸し出す。
Bmのメロディーというと僕はこの曲が浮かぶ。今日のような雨の日にはBmの曲が心に沁みる。
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