まわりをきょろきょろ
個別指導の塾が、全国津々浦々、様々な教室を展開している。教室内がブースで囲まれた机が設置されているものがある。
上のような塾だ。確かにまわりの視線を気にすることはないし、勉強に集中出来そうだが、この空間が好きじゃないという生徒もいる。
僕の塾に他塾の個別指導から移動してくる生徒は、このブース式の机が嫌だったという生徒が多い。息詰まるというのだ。これも個人の指向性の違いで、ブース式の机が落ち着くという生徒もいるわけで、塾業界は需要と供給のバランスがせめぎ合う。
僕の塾はオープンスペースでの個別指導だ。窓からは磐井川の堤防が見え、夕暮れの風景が舞い込んでくる。ギターが無造作に置かれいて、時にジャズが流れ、コーヒーの香りが漂う。初めてやってくる生徒は、まわりをきょろきょろ。
「ここは何だろう?」そんな視線を感じる。教室が僕の趣味空間と化したのは昨年の秋からだが、この雰囲気になってから、体験入学者の入塾率が限りなく100%に近づいた。
自分が居心地がいい教室は、生徒も居心地がいいのではないかという僕の勝手な思い込みだったのだが、あながち間違いではなかったようだ。
僕の塾はフリーダムが拡散し続けて行く・・・・。
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