人間は無力じゃないですよ
皆さんは神社仏閣に参拝した時に、何を神仏にお願いしますか。僕は何もお願いしません。
「どうぞこの神社に縁を持ちます神様が弥栄増しますように。この社に縁ある方々が豊かでありますように」いつもそんな参拝の言霊(ことだま)を捧げています。
ちょっと僕の持論を述べさせて頂きます。僕は人間は弱い存在じゃないと思っています。神々と同じように創造の力があり、結構すごいパワーを有する存在だと思っています。
神仏に困難を丸投げしてお願いするということは、自らの無力を認めることだと思うんですね。わざわざ神社に出かけて行って、自分の無力を宣言しなくてもいんじゃないでしょうか。
時に神社に行きますと、20分も30分も熱心に祈願している人を見かけます。誰かの病気の回復を願っているのでしょうか。もしくは家族の幸福を願っているのでしょうか。鬼気迫るものがあります。
もし皆さんのおうちに見知らぬ人がやってきて、突然病気を治してくれとか、お金をくれと言われたどうしますか。びっくりしますよね。
普通はアポイントメントをとったり、それなりの付き合いがあって後の話ですよね。僕は神様も同じだと思っています。
例えば合格祈願をするとなると、最低その神社には10回以上は足を運びますね。神社の神様の霊力が栄えますようにと祈願します。もちろんお賽銭もケチりません(笑い)。
天神様にお祭されている菅原道真公も、もとは当然のことながら人間です。神様になったとは言え、人間界の礼儀は必要ではないでしょうか。
2年前僕は瀬織津姫が祀られている地元の神社に御百度参りをしました。文字通り100日参拝しました。かつても書きましたが奇跡が起きましたね。
99回目に参拝に行った時に、忽然と神社の鈴が消えていたんですね。ところが翌日、つまり百回目に訪れた時、鈴を振る紐が紅白の新しいものに替わっていました。まるで僕の御百度参りを祝ってくれたかのようでした。僕はぞの偶然に感動してしまいました。
生徒の募集の祈願に行ったわけではなく、震災の復興祈願に日参したのでしたが、その年、神社のある学区の生徒が10名も入塾してくれました。20年以上塾をやってき、その学区からはわずか2名しか来なかった中学からです。不思議なこともあるものですね。
神社やお寺に行って、仕事がうまく行きますように、お金が儲かりますようにと願うのは、至極当然のことかも知れませんが、その先が大切なような気がします。
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