塾生が経済状態を色々と心配してくれる塾って・・・あり?
僕の塾の生徒たちは、僕の塾の経済状態を色々と心配してくれる。まずは震災後生徒が少なくなったことを心配してくれた。そしてその後磐井川の土手の改修工事が始まり、1年余り上の写真の塾横の道路が閉鎖され、人が通らなくなったことを心配してくれた。
昨年改修工事が終わり、道路が開通し、塾前を車や自転車通るようになった。それと同時に塾生もなんとか震災前の人数に戻ってきた。しかし、相変わらず塾業だけで家族を養って行くことは難しく、私立高校の非常勤講師、そして農業などを営んで食いつないできた。
高校の男子生徒は、塾の月謝と在籍数、そして教室の家賃などを根掘り葉掘り聞いて(笑い)、僕の経済状況を把握しているので、僕の高校での仕事が終わることを知って、卒塾生までが、僕の経済状態を心配してくれた。
「4月からの仕事どうするんですか」
「月謝を上げるんですか」
などなど、尋ねられる訳だけれど、今度短大で英語を教えることを知って、僕のことながら、塾生らはほっとしている。塾生からこれほどまでに経済状況を心配してもらう塾屋もどうかと思う訳だけれども、兎にも角にも心配いただきありがたいことである。
3月に入り、毎日のように生徒募集の塾チラシが新聞折込に入る季節になった。今年も僕の塾はチラシをまかない。4月から消費税が上がるけれども、僕の塾は月謝も教材費も光熱費もいっさい値上げしないことにした。消費税が10パーセントになったなら、なんらかの対処をしなければならないかも知れないけれど、今回は上げない。
チラシをまく費用を抑えることで、月謝の金額をなんとか維持していきたい。口コミに頼る塾経営も、せこいとは思うけれども、なんとかこのハゲオヤジに免じて、ご協力頂ければありがたい。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
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かねごん先生
“あり”だと思います。
ウチも周囲の塾と比較してですが、
ちょっとだけ言って頂ける保護者さんがいます。
それで良いですよね!
(かねごん)
美川先生おはようございます。
僕の塾ももうすぐ25周年の開校記念日を迎えますが、本当に綱渡りの自転車操業でした。
地域の皆さまに支えられてきたことに感謝です。
投稿: 美川 | 2014年3月 6日 (木) 00時32分