イメージング
今年の冬は寒かった。そして雪がどかどか降った。山里の僕の家のまわりには。まだ雪が残っている。
いつもなら花粉症の襲撃にあっている頃なのだが、今年は未だ始まっていない。助かっている。ぼちぼち冬タイヤを夏タイヤに替える人もでてくる頃だが、我が家はまだ早いだろうと思い、スタッドレスタイヤのままだ。
今度の日曜日からは塾での春期講習が始まる。それと同時に田んぼの準備も始まる。種籾の消毒、そして田起こしの準備だ。
4月から始まる短大での英語授業にいたっては、1年間の指導案こそ作成したが、教材を使っての授業のイメージトレーニングはまだだ。90分授業に対応するイメージトレーニングは急務だ。
友人のアメリカ人にも指摘されたのだが、Mr・かねごんは教科指導案のようなノートを持ち歩いていないが、よく授業の構成を立てられるなとちょっとだけ感心される。ちなみに英語の超専門家である彼は、細かくメモをとっている。
僕の場合、塾での一斉授業も高校での授業も、そして小学校でのおちゃらけライブも、イメージトレーニングだけは欠かさない。時に車の運転をしながら、時にジャズを聞きながら、時にぼ~としながら僕は授業のイメージトレーニングをする。これをやらないと、僕の場合大変なことになる。
生徒たちの反応に対して、たいてい3パターンの選択肢を用意する。どこまで詳細に話しを持っていくか、割愛するか、もしくは転換するか、イメージの中で模索して行く。この教授方法はかれこれ20年以上になる。
一生懸命農業をやっていた頃は、農作業をしながらその日の授業のイメージを構築した。
実はこれは卓球の指導もそうだ。日頃の選手の癖や心理状態を掌握することで、試合のオーダーやアドバイスをイメージすることは多い。行き当たりばったりの時は、まったくズタズタの試合になってしまう。
イメージングが出来ていれば、たいての予期せぬハプニングには対応できる。つまりハプニングもイメージングに想定範囲として取り込めておけばいいわけだ。もっと簡単に言ってしまえば、ハプニングが起きないように強い想念でイメージすればいいわけだけれど、体調や精神状態がいまいちの時は、正直もたつくことは多い。
身体や精神の体調管理は大切だ。イメージ力の基礎である。雪もなくなってきたので、そろそろ散歩の強化をしなければならないな・・・・・。
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