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2014年3月28日 (金)

小学生の算数力

小学5年生の算数の問題。

ある本を20パーセント読んだら、80ページでした。この本は全部で何ページあるでしょうか。

僕が勝手に思っていることだけれど、この手の問題が理解できるかどうかが、算数的思考能力の分かれ道だと考えている。

この問題が自分で普通に解答できる小学生は、大丈夫受験界を生きていける(笑い)。

この問題がちんぷんかんぷんの児童は、きっと消費税の計算も出来ない状況になっているはずだ。塾に通わせる前に、こういった問題を親子で考えて、ファミリーな会話のきっかけにするのはいかがだろうか。

小学5年生では百分率の単元が一番ひっかかるところ。6年生では道のり速さの問題が鬼門になっている。

算数の計算が出来ないのではなく、問題を読み取れない児童が多いと言われている。文章の意味を汲み取る能力が弱体化していると言われているわけだが、大人との会話力の無さが根本原因なような気がする。

子ども同士の会話をよ~く観察してみるとよい。まるで記号だ。僕など出てくる単語の90%が理解できない。

「先生はテレビを見ないし、ゲームをやらないからだよ」と子どもたちに言われるけれども、それだけの問題じゃないような気がする。

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