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2014年2月

2014年2月28日 (金)

覚醒

塾の1階の自習室兼待機室の壁に宮沢賢治の水彩画を飾った。写真を通して感じてもらえるだろうか。凛としたエネルギーが空間に放出されているかのようだ。

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この絵はもちろんコーピーをしただけのレプリカだれども、球体から放射される7本の線が、宇宙の創造と我々人間の生命を司るDNAのスパイラルを思わせる。

初めて僕の塾に入ってこられる方々は、塾に飾られているある種のカオスに度肝を抜かれるかもしれない。

神棚には駒形神社の神主さんに祈祷していただいた社が置かれ、その上には春日大社の宮司さんが描かれた神という文字が飾られている。いたるところに龍神が鎮座し、正面にはブッタが霊眼を閉じ瞑想をしている。また上の写真でもわかるように、縄文の土偶が祈りの姿で机上に存在している。

ある種の宗教を信仰する方にとっては、ありえない光景だろうと思う。僕にとってキリストも釈迦も、アマテラスも、そして縄文の神々も、宇宙を司るエネルギー体の入り口に過ぎない。

さて今日も仕事を頑張るか。今日で2月も終わりだ。県立高校入試までジャスト1週間。粛々と努力あるのみ!

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ディジュリドウ

今日は大変忙しかった(すでに時計は12時を過ぎたので昨日か)。

午前中高校での授業をやり、高校の期末テストプリントを完成させ、輪転機にかけ準備OK。明後日が息子の卒業式なので急遽床屋に行きぼさぼさ禿頭をすっきり。そして塾で午後3時半から夜9時半まで教科指導。

自宅に帰ってからは、4月からの短大で教える英語の年間計画を作成。パソコンと格闘。夜中を過ぎ今度はブログを打ち込んでいる。

 

アボリジニの音楽を取り入れたギター・ソロ。 偶然見つけたのだけれど、一気に疲れがとれた。この角笛みたいなのは、オーストリアのアボリジニの楽器でディジュリドウと言うらしい。生まれて初めて聴く音だ。まるで宇宙の鼓動のようだ。

それにしてもギターは何にでも合うな。創作意欲が湧いてきたぞ・・・・。

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2014年2月27日 (木)

ちょっとまじめに塾の話

塾をやってきて思うことだけれども、塾って存在は不思議な存在だと思う。

本来は学校で授業を受けて理解すれば塾なんて必要がないものだ。学校の先生は、嫌味じゃなくて本当に優秀な方々が多い。大学を出て採用試験に受かって教師になっているわけだから、学問的な素晴らしい教養を兼ね備えた人たちだ。

しかしその彼らでさえ、まんべんなく子どもたちを指導することには大変な思いをしている。一斉授業で落ちこぼれていく生徒をどうするかなんて問題よりも、生活指導や日常の雑用的仕事にヘトヘトになっている。

「塾の先生は教えることに専念出来ていいですね」と、よく学校の先生から言われる。

でもそれも学校の先生方の勘違いだ。昨今学校の先生に保護者の方が相談するのはせいぜい子どもの進路相談ぐらいだろうと思う。

30年間以上塾の教師をやってきた僕だけれど、親御さんの相談は次元を超越している。こどもの悩み相談はもちろんのこと、学費の悩み、時に離婚の相談から、精神世界の相談まで、僕はいったい何屋さんだろうと自問自答する日々だ。

僕は心療内科の先生でもないし、家庭裁判所の人間でもない。しかし頼られればNOと言えない弱気な人間ゆえ、本を読みあさってそれなりの知識は吸収する。しかしそれとてももちろん限界はある。

毎年変わるセンター試験をはじめとする入試要項を頭にいれるのさえ大変な昨今、次から次へと押し寄せてくる悩み相談に、僕の体力は時にネをあげる。

僕は震災以降、非常勤の講師を雇うこともなく(正確には雇うことが出来ず)、道路の雪かきやら、トイレ掃除やら教科指導やら全部一人でこなしている。塾生に「先生1人で全部やってすごいですね」と褒められるのだけれど(笑い)、1人でやらざるを得ない状況なのである。

震災後塾生が減って、講師を雇う余裕がなかった。私立高校で非常勤をやってきたが、そのいただく給料が、そのまま教室の家賃になってしまうことも少なからずあった。

タイトルに、ちょっとまじめに塾の話などと書いたが、なんのことはない、毎度のことながら塾は大変な仕事だよ~という話である。

実は高校での非常勤講師の仕事が3月12日をもって終了する。5年と3ヶ月一関修紅高校には公私ともに大変お世話になった。担当している1,2年生の授業もあと2回を残すのみとなった。教え子達にはずっと内緒にしてきたが、いろんなところから噂が漏れ広がっているようなので、昨日授業で去就の件について、生徒たちに話をした。

関係者各位のはからいで、4月より短大で英語を教えることになった。身に余る光栄なわけで、僕のような人間を推挙していただいた先生方には、感謝してもしきれないほどで、本当にありがたいかぎりである。

震災以後僕のような個人塾も大変だったけれど、それ以上に一関修紅高校は大変だった。体育館の崩壊により部活動が出来ず、様々な会場を転々とした。生徒たちも大変だったが、顧問の先生方やコーチの方々のご苦労も大変だった。そんな中で勝ち取った、男子バレーの全国大会出場は、素晴らしいの一言に尽きる。

中学時代英語の落ちこぼれが、なぜか大学の英文科に入り、29歳には大学受験の英語専門塾を立ち上げ、そして50も半ばになろうとするこの年で、短大で英語を教えることになってしまった。

中学、高校時代の当時の自分に現在の自分の仕事は想像すら出来なかった。実際に希望した理工系の仕事は儚い夢と消え、ガジガジの文系人間になってしまった。それも中高時代一番苦手だった英語が、仕事のメインになってしまっている。

人生とは不思議なものだ。本当に不思議なものだ。

県立高校入試まであと10日。頑張れば人生に結果は必ずついてくる。受験生諸君臆すること無く、前進せよ!

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2014年2月26日 (水)

漢方的指導

4月より小学6年生になる児童の入会が増えている。それも全て僕のブログを読んでくださったお母さんやお父さんが、僕の塾に興味をもって頂き、話を聞きにお出で下さり、入塾して頂いた。心より感謝申し上げます。

一関一高附属中入試の倍率がうなぎ登りに上がってきた5年間だっだが、今年は附属の入試が始まって初めて前年度の倍率を下回った。難化する入試問題に、後ずさり傾向が出てきたのかも知れない。

はっきり言って、僕の塾は附属中学に対する合格率は芳しくない。しかし、その後塾を継続して頂いてきた塾生の一関一高への合格率はほぼ100パーセントだ。特に今年、我が塾から一関高専を受験し合格した生徒たちは、全員附属入試で苦い経験をした子どもたちだったが、見事リベンジを果たした。

僕の塾は大学受験の英語と、高校入受験指導がメインで、決して附属受験専門の塾ではない。地味な寺子屋式の塾ゆえ、ハッタリをかます熱血指導(笑い)やド派手な教材を提供しての猛烈な宿題もない。2色カラーの地味なプリントと、ひげ面のハゲたおっさんが赤ペンを持って指導する家内制手工業的塾である。

例えて言うならば、僕の塾の指導は、即効性のある抗生物質の薬の投与ではなく、漢方的指導と言えるだろう。じわじわと効いてくるってやつだ。身体や精神への負担も少ない。漢方ゆえ副作用も少ない。しかし継続していただかないとなかなか効果がでない。

子どもたちも様々なお稽古事で忙しい。ピアノに習字にスイミング、そして英会話。それに中学に入ると部活が加わる。学習塾通いを優先するか部活を優先するか、悩み多き青春となるわけだけれども、出来れば週1回でいいので、塾での勉強を継続して頂くと、こちらも助かる。

受験近くになって入塾して来る生徒を見ていると、漢方的処方ではニッチもサッチも行かない生徒が毎年いる。こちらとしては仕方なくカンフル剤を投与したりするのだけれど、副作用が強く、高校でギブアップしてしまうケースもある。

本来は塾など通わなくていいところだろう思う。しかしゆとり教育が終焉し、難化した授業についていけない児童や生徒たちが増加してきたことは確かだ。選ばなければどこかの高校には入れる。しかしついていけず辞めている生徒が多いのも事実だ。

僕の塾のようなマイペース型の漢方的塾はいかがだろうか。

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2014年2月25日 (火)

ピンク・フロイド

1970年代僕は中学時代をやり過ごし高校時代の殺伐とした青春の日々を過ごしていた。

僕のそんな時代は、ピンク・フロイドの曲で全て語り尽くせる気がする。アコースティックサンドを全面に押し出したアルバムANIMALSは、僕の音楽的感性を鷲掴みにして、心の深淵に横たわるある種の狂気やメランコリーを引きずりだして行った。

青春は退屈なものだったが、こんな音楽があるかぎり、まんざら人生も悪く無いと思ったものだ。孤独であることに慣れ親しむようになったのも、彼らの音楽に癒やされたおかげだと思っている。

僕にとってピンク・フロイドの音楽は、瞑想であり、忍耐であり、そして強烈なカンフル剤だった。今の時代に、これほどの想像力を掻き立てる音楽はない。多感な10代に、ピンク・フロイドと出会えてことの幸福を今実感している。

久しぶりにこのアルバムを聞いた。青春時代の空気感が漂うせいだろうか、なんどか涙腺があやしくなった。通り過ぎてきた多くの時間と風景、別れや出会いの中で失ったもののあまりの多さに愕然とする。そして自分が生きてきた奇跡に感動する。

静寂が続く人生などというものはない。嵐がやまない人生もない。ピンク・フロイドの曲を聞いていると、そのことを実感する。

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2014年2月24日 (月)

コーヒーの木

塾の教室でコーヒーの木を育てている。昨年の夏100円で買ってきた3センチほどの苗木が12センチほどまで成長した。

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僕は自他共に認める珈琲好きである。この木が大きくなって赤い実をつけることを夢見ているのだが、果たしてそれまでこの木は成長するだろうか。

桃栗3年柿8年というが、コーヒーの木はいったい何年で実をつけるのだろう。このコーヒーの木が実をつけるまで、僕は塾を頑張りたいと勝手に思っている分けだけれども、まさか来年に花が咲いて実をつけるなんてことにはならないことを祈っている(笑い・・)。

珈琲と言えば、僕が珈琲豆を買うのは、一関一高前の佐惣珈琲豆屋さん。僕の朝は佐惣珈琲豆のコーヒーで始まる。

先日新聞に載っていたけれど、毎日2杯~3杯のコーヒーを飲む人は、脳梗塞や癌の発症のリスクが飲まない人の半分らしい。但し飲み過ぎもよろしくないようで、1日10杯以上飲む人は、鉄分が分解され貧血気味になるそうなのでご注意あれ。

僕の人生には珈琲は不可欠だ。ジャズと珈琲と本があれば生きていける。おっと大事なものを忘れていた。愛する妻も・・・・

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国家主義

スイスで1月に開かれた「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で、取材にあたった米メディア幹部がぞっとする「影響力を持つ中国人の専門家」の談話を伝えた。この専門家は「多くの中国人は尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せつけ、シンボル的な島を確保することができると信じている」と語った。世界大戦の引き金になりかねない話の行方に、周辺は凍り付いたという。 

尖閣侵攻は日本、中国ほか他の国々に対し、誰が強者なのかを示すシンボリックな価値があるとし、「日米の軍事的な対処で事態が大きな戦争につながっても、さほどひどいこととは思わない」という旨を述べたという。

 テーブルの出席者は静まりかえり、マイクを握った参加者の1人が「岩だけで価値を持たない島のために世界戦争を起こす可能性を認識しているのか」と質問したところ、この専門家は「理解している」と回答。尖閣諸島はシンボル的な価値があると繰り返した。(産経新聞)

どこの国でも人間でも言えることかも知れないが、一度経済状態やプライドが傷つけられ窮地に追い込まれた国家や人間は、その状況を脱し上昇気流に乗った時に、傲慢さに操られ搾取に転じる。

古今東西の歴史がそれを物語っている。日本は第二次大戦の敗戦後、貿易と利潤という名のリベンジもって隣国を搾取していった。古代国家のローマや世界を制したスペインやポルトガルのその後の有り様を見ても、衰退の繰り返しは避けられないようだ。

豊かになると、その豊かさが正義だと思ってしまう。お金を持つ人間や国家が偉いわけでも何でもないのに、経済という魔物に侵されていく。

豊かな人生を求めて人間は努力をする。勉強もそう、労働もそうだ。人間の本来の本質は、貧しい時よりも豊かになった時に表出するようだ。そして残念ながら世の中を見渡すと、品のいいお金持ちは少ないように思える。

共存共栄という発想は難しいのだろうか。文明は間違いなく進化してきた。しかし精神性の進化は残念がら滞っている。宗教は人間の安らぎを促進するどころか、地域によっては紛争や戦争の種になっている。そして企業の倫理や政治の倫理は、弱者をないがしろにし、利益をもたらす潮流へ濁流して行く。

人間の尊厳がないがしろにされて国家の安全が保たれるというになら、そんな国家主義はいずれ崩壊するだろう。僕は中国の批判をしているのではない。国のあり方を批判しているのだ。日本も例外ではない。

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2014年2月23日 (日)

ジャズライフ

昨日、今日の暖かさでようやく道路の雪も消えてきた。2週間に及ぶ雪道との格闘もそろそろ終焉のようだ。

このところ軽トラックのCDプレーヤーから流れてくるジャズはレスター・ヤングの曲だ。雪でふさぎ込みたくなる気持ちを癒してくれる。

それにしても1930年代から1950年代のジャズに、どうしてこんなにも心惹かれるのだろうか。懐かしさがそこはかとなく滲みだす。

前世で当時の時代に生きていたのだろうか。もしくは幼少期に何かインパクトのある影響を受けたのだろうか。魂が回顧するかのように、僕はジャズに酔いしれる。

高校時代はロックやポップスを聴くだけで、ジャズには無縁だった。東京での1人暮らしが始まって、ジャズ喫茶にまさに耽溺し始めた。ジャズ喫茶の雰囲気に魅了されたのか、ジャズそのものに魅了されたのか、記憶は定かではないが、とにもかくにも、僕のジャズ人生は始まって行く。

東京に出て来て初めて行ったジャズ喫茶は吉祥寺のサムタイムだった。大学の友人に連れて行ってもらったのだけれど、岩手の山奥から出てきた田舎者の僕にとっては、衝撃的なカッコよさだった。岩手には決して存在しない都会的なジャズ喫茶だった。

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このサムタイムをかわきりに、僕のジャズ喫茶放浪は果てしなく続いていく。文庫本を片手にどれだけの時間を僕はジャズ喫茶で過ごしてきただろうか。

今はジャズ喫茶モリソンのスピーカから鳴り響くジャズが、僕のジャズライフの中核だ。

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やあ~ジャズって本当にいいですね。

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勉強が嫌なら学校なんて見限っていいのだ

僕は基本的には敵を作らないように心がけているつもりの人間だが、好き嫌いは激しい。自己中な人間を許せないところがある。

教師のくせに「あんなバカどもには教えたくない」などという暴言を吐く人間を、人生に於いて何度か耳にしたことがあるが、『てめぇ~さっさと教師なんかやめっちぃまえ』と心でつぶやいて、その人間とはこんりんざい関係を持たないことを決意する。

生徒でもそうだ。塾に同じ学校の生徒が入塾してくると、「あんな馬鹿とは一緒に勉强したくないです」なんてのたもう生徒がいたりする。月謝を頂いているので、教えるべきことは教えるが、正直教える情熱がほとばしり出ることは無くなる。

IQが低い人間とは付き合いたくないとか、バカなやつとは一緒にいたくないなんてのたもう人間こそ、明らかに何らかの心の闇を抱えている。成功した人間がそうじゃない人間を憐れむ感情や、不本意な人生を送る人間が成功者に嫉妬する感情も、自己中な精神から現れる人間の弱さだろうと思う。

出来る人間と出来ない人間を偏差値や点数で振り分けることの善悪はさておいて、その区別が子どもたちや親たちの間で、差別となっていることは間違いのない事実だ。

僕は塾業界に30年以上足を突っ込んできた。さすがに東大出の人間と仕事を一緒にしたことはないが、それ以外の一流と言われる大学を終えた人間とは、部下になったり上司になったりの仕事はしてきた。早慶、上智、一橋、塾業界にはうじゃうじゃいる。ちなみに僕は4流の私大だ。

僕は田舎の私立高校を終わっている。一学年200名ほどの高校だったが、大学に進んだのはわずか3名というすさまじい高校だった。荒れているという表現はぴったし来ない。今風に言えばカオスだった。担任に大学に行きたいと言ったら、「この学校は受験対策なんかしないから、予備校にでも通え」と言われた。

そんなことを言われても、我が家にはそんなお金はない。そもそも私立高校の授業料でさえ、奨学金とバイト代を駆使して自分で払っていた。

夜中のバイクも音楽をがなりたてることも封印し、受験勉強に向かったのは高校2年の夏だった。かつてのこのブログでも書いたが、中学校時代の教科書を引っ張り出してきての格闘の始まりだった。ちなみに母校の名誉のために言っておくが、現在は特別進学コースなるものがあって、早稲田や地元国立大学、そして岩手医大にも進学した生徒がいると聞いている。陸上や野球も名門である。

僕はバリバリの体育系の人間だが、喧嘩に巻き込まれたことがほとんどない。青春時代の自慢である。ほとんどと無いと言ったけれど少しはある(笑い)。実は喧嘩が強かった。一度も負けたことがない。

今でもたまにヤンちゃな高校生が、僕に腕相撲等の腕力を挑戦してくるのだけれど、ほとんどの高校生は僕に勝てない。親指と人指指だけを使った腕立て伏せを授業中に披露したら、ビビっていた。

当時の高校の同級生で、塀の向こうに暮らしたことがある奴がいるが、今でもそやつは僕を恐れている(笑い)。僕は滅多にキレることは無いのだけれど、僕が切れる時はかなり怖いらしい。

かつて高校の同級生の伜が僕の塾にやってきた。中学校ではかなりのやんちゃぶりを発揮しているらしのだが、僕の前ではやけにおとなしい。そのやんちゃ少年は、父親から僕の若き日の武勇伝を聞いてきたらしい。そいつの父親は何を吹聴したのか知らないけれど、塾にきた彼はビビりまくっていた(爆笑)。

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僕はこんなオヤジだ。昨年岐阜におじゃました時に、上野塾の上野先生が居酒屋で撮ってくれた写真だ。自然体の自分の姿が写しだされていて気に入っている。帽子をかぶっているので、禿頭も隠れていてなかなかいい

人間の能力を若い内に見限ってしまったり、あきらめさせたりするのはよくない。出来の悪い人間は努力でなんとでもなる。出来の悪い人間を集めて集団催眠のごとく、ダメ人間にしてしまっている今の教育は間違っている。

進学校の生徒が、底辺校の生徒を小馬鹿にしている事実。大学でも会社でも、ピラミット構造の上層部にいる人間は、凡人を上から目線で眺め渡す。それが嫌だったら上にのし上がってみればと言う声を耳にする。

その通りだ。馬鹿にされたくなかったら自分の能力を磨けばいい。学校の教科のカテゴリーで勝てないなら、違う分野で勝負をすればいい。難しいことではない。勉強が嫌なら学校なんて見限っていいのだ。その代わり死ぬ気で自分の道を歩めばいい。

移りゆく人生をずっと勝者でいることは不可能だ。時に負け犬なってもいいだろう。挫折もいいだろう。しかし自分の能力を見限ってはいけない。努力を怠っては行けないのだ。花の咲かない花はない。自分という花を誰も日向に持って行ってくれなければ、自分で這いつくばって行けばいい。

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2014年2月21日 (金)

再び龍神の話

リサイクルショップのはみ出しコナーに、タダ同然の龍の置物や龍の絵柄が描かれているグッズが置いてあると、僕は無意識に手にしてレジに向かっている。僕はこれを龍の救出と呼んでいる。

そんな龍の置物が、塾や自宅に多く鎮座している。不思議なもので、そういった救出をした時は、必ず不思議なことが起こる。先日紹介したような龍神雲が突然現れたり、山道で3台も連続して77のプレートナンバーの自動車がすれちがったり、偶然ではなさそうだ。

龍神に興味がわくようになったのは、本当に突然のことだった。数年前のブログでも書いたが、早池峰山に登るようになって、急に龍神に魅了され始めたような気がする。早池峰に初めて登ったのも、不思議な縁に導かれてのことだったので、きっと龍神に導かれたのかも知れない。

早池峰神社の神様は瀬織津姫だ。水の神様で霊体は龍神だと言われている。イメージはこんな感じ。

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ちなみに一関市で瀬織津姫が祀られているのは、真滝に鎮座する白山滝神社である。僕がこの神社に初めて参拝した日、夢の中に白龍が出てきた。真滝駅側の旧道の参道から登って行くと、途中に細長い浅い池があるのだが、その池にバリバリと僕は龍神の気配を感じるのである。

何度かこのブログに写真を載せようと、撮影を試みたのだが、何度やってもその池の画像が僕のパソコンに送ることが出来なかった。それ以外の風景は普通に送れるのだが、全く不思議な現象だった。

一関近辺で龍神そのものが祀られているのは、有壁の貴船神社、そして金成町の金田八幡神社である。偶然僕の苗字と同じ名前の神社なのだが、これもなにか縁があるのかも知れない。

僕の龍神オタクの日々は今後も続いて行きそうだ。

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一関高専合格発表

本日一関高専の合格発表だった。

受験した大験セミナーの塾生中3生は全員合格!それも全員第一志望学科に。

本当におめでとう!

今日は朝から信号待ちの時に、やたらと対面に77のプレート番号の車が連続した。合格の知らせを受けて、胃痛も和らいだ。

さてと・・・もう一息だ。

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2014年2月20日 (木)

本とジャズと龍神

僕には特技があって、本好きな人間は一発で分かる。

塾生も知人も、本を読んでいる人はすぐ分かる。それと同じくらいソウルメイトもすぐ分かる。

僕の教え子たちの高校生や中学生は、僕が孤独好きなことはよく知っている。人とたむろったりすることが好きではないし、相手の趣味嗜好を押し付けられることも好きじゃない。

団体行動は苦手。ゆえに修学旅行は行かなかったし、遠足などもめちゃくちゃ苦手だった。大人になっても忘年会や新年会は30歳を過ぎてからやったのは1度だけ。高校や大学の同窓会は1度も出席したことがないし、成人式も出なかった。

一言で言えば偏屈な人間なんだろうと思う。本を読んでいる時と、ジャズを聞いている時が至福のひと時だ。おっと忘れていた。ぼ~としている時も・・・・。

それでよくも自営業が成り立っているねと思われるかも知れないけれど、それが成り立っているのである。

自分と似た指向性の人間としか付き合わないので、儲かることはないが、損することも少ない。大体にして万人に愛されようなんてこれっぽっちも思っていない。100いれば、2,3人の方が賛同してくれるぐらいでいいと思っている。

僕がやっている塾もそうだ。おそらく市内の各学校の一学年は、総数で700人ぐらい居る。そのうち7人僕の塾に来てくれれば、僕の商売は十分成り立つ。1パーセントの集客率でいい。

なぜかって。僕の塾は小学4年生から高校3年生まで9学年を教えている。一学年7名来てくれれば63名になる。この人数が確保出来れば、生活する最低限度の収入を得ることが出来る。

あくまでも最低限度の収入なので、旅行に行ったり、きれいなお姉さんがいるような所のに飲みに行くことはない(笑い)

本はほとんどが100円コーナー。着るものも古着が多い。ユニクロで買った服などは、僕にとっては贅沢品だ。

話は最初の話題に戻る。ソウルメイトが分かると書いたが、大体に置いて今生出逢う人々は、そのほとんどがソウルメイトな訳で、間違いなく魂の同胞だ。フロイトやユングも言っているように、我々は根っ子の部分で繋がっている。袖振り合うのも多生の縁どころか、バリバリの縁である。

本を読む人の目は、落ち着いている。どれくらいの冊数を読むのを読書人というのかは定かではないが、冊数に関係なく、自分の精神や感性を鍛える本を読んでいる人は、発する言葉が、こちらに伝わってくる。逆に本を読んでいない人の言葉は、表層雪崩のように頭上を素通りして行く。

僕はよくカウンセリングを頼まれる。塾生だったり親御さんだったり、見ず知らずのおばちゃんや、お嬢さんなど、僕はお人好しなので頼まれると断れない(・・笑い)。

心理学や哲学は全くの独学だ。いや専門の英語でさえ完全な独学だ。自称本好きの僕ではあるが、僕の直感や怪しげな知識は全て本から得たものだ。本の神様には感謝している。人生で躓いた時、死にたいほど苦しい時、何度も本に救われた。

珈琲を飲みながら、本を片手にジャズを聞いている瞬間が、僕にとって瞑想であり、哲学であり、大げさかもしれないけれど今生に於ける修行であり、悦楽そのものかも知れない。

お金を儲けることよりも、そう言った悦楽を求める僕は、ひょっとすると堕落人間であり、人間失格かもしれないけれど、いまさらチェンジはできないようだ。2日前の夕方、教室でジャズを聞いて本を読んでいると、夕暮れの空を龍が飛んでいった。

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目が鋭いイケメンの龍だった。頻繁に現れる龍神雲。ジャズを聞いて本を読んでいる時に、ふと目をあげると窓の外を飛んでいることが多い。きっと何かのメッセージだろうか。

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2014年2月19日 (水)

最後まで粘りましょう

今朝も吹雪。

胃痛はなんとか薬でおさまりつつある。しかし寒さで肩こりはマックス。冬道の運転はスリル満点。愛車の軽トラックに生命を託し元気に行ってくるか(笑い)。

今日の高校の授業は朝イチの1時間目の授業のみ。午後の塾の指導まで時間が空くので、市内の温泉にでも行って、疲れた身体を癒してこようと思う。

ところで、インフルエンザによる学級閉鎖が一関市内で出ている。マスクの着用、手の消毒をしっかりと!

塾に消毒器具を置いております。手をかざすと自動的に消毒の泡が出てきます。遠慮無くお使いくださいネ。

県立高校入試まで16日。最後までマイペースで粘りましょう。

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2014年2月18日 (火)

恒例の胃痛

毎年この時期になると胃が痛い。神経性胃炎だ。

受験指導も佳境に入ってきたこの時期、ストレスのない塾教師はいないだろうと思うが、ほぼ四半世紀にわたり、僕の胃炎は恒例化してしまっている。

ひどい年は、自分で歩くこともままならず、車イスで病院へという年もあった。職業病と言ってしまえば言えなくもないが、肉体疲労と精神疲労が胃に直撃して来る。

肩こり腰痛、そして頭痛の兆候を無視していると、いきなり胃痛に襲われる。分かっちゃいるが、休日は取れないし、寝不足も続いて行く。

もちろん酒を飲む元気もない。今年は大量の雪のせいで、雪かき作業の疲労も追い打ちをかけている。

そう言えば正月休み以来、休息日が皆無だ。受験が終われば、今度は新年度の準備。貧乏暇なしを絵に描いたような生活な訳だけれど、これとて自分だ選択した道、前を向いて前進あるのみだ。

それにしてもこの寒さの中、体調を崩している方が多い。胃痛に襲われている自分が言うのもおこがましいけれど、くれぐれも健康に留意され、皆さまお過ごしください。

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手作り実験器具

小学校5年生の理科が、食塩やホウ酸の溶け方についてのまとめに入った。そこで塩の結晶をみるための実験器具を僕が作製した。

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作製したなどというと大げさだが、100円ショップで売っている様々なパーツを購入して来て、得意のハンダごてでそれらしい実験器具に仕上がった。総費用500円プラス消費税。

食塩水を沸騰させ、出来上がった塩を塾生らに味わってもらった。もちろん塩なのでしょっぱいのは当然。予想以上に出来上がった結晶の多さに、少なからぬ驚きがあったようだ。

実はこの器具、僕は違う使い道で重宝している。プレートに安い日本茶の葉っぱを置き、火であぶると教室になんとも言えない、和風アロマの香りが漂って気持ちがいい。そしてそれをお茶にして飲むと、高級茶の味がそこはかとなく口に広がる。一石二鳥である。

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2014年2月17日 (月)

踏みにじられた尊厳を取り戻せ

地方の農村は疲弊している。老人だけが置き去りにされ、福祉と言うなの美辞麗句に踊らされ、姥捨て山同然の地域が増えている。

僕はリーガルハイのこの場面を見るたびに、涙がこぼれ落ちる。ことに東京電力福島第一原発事故後の福島の町は、お金と情報操作によって真実を隠され、まるで郷土愛が人生の全てであるかのような映像がテレビから溢れだし、老人たちは『故郷に帰りたい』と涙をながす。

若者も老人も生き甲斐はある。年齢も環境も地位も財産も関係ない。全てが毎日希望を持って生きる当然の権利がある。

誰に遠慮することもない。権力に頭を垂れることもない。企業の倫理や政治の倫理に自分の人生を押し殺すことはない。

僕もあと10年もするれば立派な老人だ。しかし心までは絶対に老人にはならない。そう決めている。棺桶に足を突っ込むまで、一日一日進歩を目指したい。

地方は確かに苦しい。しかし地方だからこそやれることが山ほどある。年をとって確かに肉体は弱って行くけれど、暗記力は弱って行くけれど、それが何だ。

いくつになっても夢はある。その夢を誇らしげに語ろうじゃないか。じいちゃん、ばあちゃん!

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毎日吹雪

2月も半ばを過ぎると僕の家の周りは、ふきのとうが顔を出し、春の気配が漂い始めるのだけれど、今年は雪・雪・雪だらけ。

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本日撮った家の周りの風景だ。どこが田んぼか畑か畦道やら、まったく見当がつかない雪景色。白の世界が輝いて美しいのだけれど、もう雪は勘弁してという感じである。

井上陽水の『氷の世界』の歌詞が、僕の気持ちを代弁してくれている。

早く春よ来い。吹雪はこりごりだ・・・・

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レジェンドが歴史になった

ノルディックスキーのジャンプ男子個人ラージヒルで、銀メダルに輝いた41歳の葛西紀明。史上最多の冬季五輪7度目出場にして、初めて個人メダルを手にした“レジェンド”は、いぶし銀の輝きを放った。

仙台出身の羽生くんの金メダルも凄かったが、41歳の葛西の銀は本当に見事だった。現役にこだわり続ける執念とも言える彼のジャンブ人生、多くの人達に感動を与えたはずである。

40歳を過ぎて、トップアスリートでい続ける困難さより、やり続ける喜びがほとばしる葛西選手の姿がとても清々しく、低迷する日本経済の中で悶々としているおじさん連中に、カツを入れてくれる彼の飛翔だった。

10代の選手の活躍が目立つ今回のソチオリンピックではあるが、まだまだおじさんパワーも捨てたもんじゃない。

ところで葛西選手は、まだまだ飛び続けそうだ。団体戦での活躍も期待しているが、45才でのオリンピック再チャレンジも行けるのではないだろうか。日の丸飛行隊の復活に拍手を送りたい。

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2014年2月16日 (日)

恐縮・恐縮・・・

53年生きてきて、こんなにチョコレートをもらうなんて夢にも思わなかった。バレンタインデーを挟む3日間で頂いたチョコレートは30個を超えてしまった。手作りもとても多かった。恐縮・恐縮。

昨年までは多くても7,8個、それが30超え。わざわざ塾に持ってきてくれた方までいて、やあ~恐縮‥恐縮。

・・・・先週の日曜日に引き続き、今日の日曜日も午前中一所懸命雪かき作業。チョコレートパワーで元気ハツラツだ。

さあ本日もこれから中3日曜ゼミ。昨日新聞紙上に岩手県公立高校入試倍率が発表された。一関一高、一関二高、一関工業ともに侮れない高倍率。気合を入れて授業をしてくるか。

今週は高校の期末試験テストの対策。申告書類の作成。納税組合長としての年度末の雑務もある。そして県立高校の受験に向けての最終仕上げ。春期講習の準備。来年度の生徒募集。

う~ちょっとクラクラしてくる。

春期講習のチラシを塾の玄関に置いています。勝手にどんどん持って行ってください。お願いします

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2014年2月14日 (金)

冬の珍事

一体どうしたのだろう。

チョコレートを女子高校生から20個ももらってしまった。

今まで塾生からは頂いてきたのだが、高校でもらったのは初めてだ。冬の珍事だ。

塾生のお母さんからも、おばあさんからもチョコレートを頂いた。

恐縮‥恐縮。

ところで明日もまた大雪らしい。雪はもう勘弁して欲しい。

インフルエンザや風邪が流行している。とにかくマスク着用、手洗い消毒は徹底して頂きたい。

雪もインフルエンザもやってきて欲しくないこの時期だ。

今度の日曜日は一関高専の入試。自信を持って臨んで来て欲しい!

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2014年2月13日 (木)

ちょっとグロッキー

全身筋肉痛です。日曜日から月曜日にかけての雪かきが、身体のエネルギーを低下させてしまったようです。受験指導はもちろん全力投球ですが、コチコチに凍った雪道の運転もへとへとになります。

夜自宅に帰ってからブログを書く体力がありません。申し訳ないですが、今夜はこれで失礼します。

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2014年2月12日 (水)

自画自賛

高校の定期テストが始まっているところ、直前にテストが迫った高校。故に塾生は一生懸命塾で勉強中。

そんな中、僕はハサミとノリを手に、春期講習のチラシを作っていた。自習をしていた高校生はチラリチラリと僕を見ている。

パソコンで作るのではなく、雑誌やカタログの写真やら新聞の見出し文字をチョキチョキ。切り貼りされていくかねごん流アートに、塾生は唖然。

「先生いつもそうやってチラシを作っているんですか」

文章やメインの文字はパソコンで打ち込んでいるが、装飾的文字や、イラストはパクリのアートである。そしてそのパクリはオリジナルに変身していく。

ブログでお見せしたいところだけれども、企業秘密なのでナイショ(笑い)。全体にゆるキャラ的な味わいが生まれ、なんかいい感じ。自画自賛。

話は変わって、今日の一関広報に地元金沢地区の卓球大会の会報が入ってきた。高校生に混じって変なハゲオヤジが写っていた。うん~よく見ると僕だった。

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団体戦は、我が刈生沢チームが破竹の8連覇。個人戦は準決勝で師弟対決。現役の高校生プレーヤーにけちょんけちょんにやられ、3位に終わった。変なオジサンが写っているお陰で、この公民館の会報もゆるキャラ的になってよかったのではないかと、こちらも自画自賛。

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2014年2月11日 (火)

僕らは実に珍しい生き物だ

最近と言うか昨年から、歴史小説をずっと読んできて思うことだけれども、歴史は偶然に作られるのではなく、なにか目に見えない力というのか、潮流によって創造されてきたような気がする。

それは人間が経験しなければならないもの、人間が気づかなければならないものを、時代が生きる人々に教え啓蒙しているかのようだ。

支配者の悪政に虐げられる民、戦乱の世に散っていた人々、時代時代に現れてきた宗教、思想。その中で人は生命の意味を知り、そしてより良い時代を構築しようと戦ってきた。

いつの時代も人は、平和をそして安泰を求めてきた。しかしそれは戦いでしか勝ち得ないものだという想念に支配されてきた。お金や食料を得るためには土地や国を支配しなければならないという想念に。

実は僕らが生きて行くために必要なものは全て地球上に準備されている。その恩恵を一部の国家や地域だけが所有しなければ、70億の民は飢えることはないのだ。

国家という境界線、土地いう境界線、領土や私有権という人間の発明によって、人類は自らの首を締めている。

たとえ境界線を設けても、海洋汚染や大気汚染はその境界線などは関係ない。油は我が国のもの、この原子力発電は僕の国のものと言っても、その恩恵に浴さない国家や地域の人たちまでが、文明の負の遺産を与えれられてしまっている。

オゾン層の破壊は限界値にきている。地球の温暖化はもうすぐ太平洋上の小さな島々を消滅させてしまうだろう。熱帯雨林の森はとんでもない速さで消えてしまっている。そして広がる放射能汚染は地球の大気を大地を我がもの顔に闊歩している。

権力思考に走るのも、戦争に向かうのも、他人のものを略奪するのも、全てお金が原因だ。

自殺をするのも、犯罪に走るのもお金が原因だ。地球を汚してしまったのもお金が原因だ、宗教でさえお金のための集客マシーンになってしまっている。

お金を持つものが人生の勝利者だ。そのために人は努力をする。お金のない惨めさ。お金を持たない哀しさ。お金お金お金・・・・・・。生命よりお金が大切な生き物。僕らは実に珍しい生き物だ。

本当は僕らに必要なものなど何もない。不安に苛まれるから、お金をものを所有しようとする。分かちあうこともなく、助けあうこともなく、自分の家族や自分のために他人の不幸や哀しみはお構いなく、人はものをお金を貯めこんでいく。

このあたり前のことに、ちょっと疑問を投げかけてみるといい。毎日毎日新聞に折り込まれる広告、テレビのコマーシャル、ものを消費することを文明だと勘違いした僕らの未来は、間違いなく崩壊に向かう文明だ。

地球上の支配者気取りはもうやめなければならない。お金や権力や地位に価値を見出す文明は、弱者を捨てる文明だ。そんな文明が継続するはずはない。

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2014年2月10日 (月)

ドンマイだ

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昨年の秋に、次男に手伝ってもらって自宅裏の土手に石垣をくんだ。もともとは杉の林があったのだが、除染を兼ねて全て伐採した。そのため土手の土がもろくなり崩れやすくなったので、写真のような石垣を作った。

この秋の風景が今はこうなっている。

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今年の雪はパウダースノーでさらさらしている。雪かきはしやすい雪だけれども、それでも3時間も雪かきスコップと格闘すると、ヘトヘトだ。

本来は受験指導に、全開パワーで立ち向かわなければならないところだが、予想以上の雪の襲撃に体力が奪われている。ドンマイだ。

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原発事故との因果関係がないというのはひどすぎる

茨城県の花*花さんから頂いたコメントを紹介したい。いつも貴重な情報を送っていただくことに感謝申し上げたい。

雪かきお疲れ様です。そちらの雪の量は、こちらのと桁が違いそうですね。

関東人は雪に弱く、この雪で、東京都知事選への影響も考えられましたが、やはり、投票率は46.14%。衆院選とのダブル選挙だった2012年12月の前回都知事選(62.60%)を大幅に下回り、過去3番目に低かったそうです。

今回当選した舛添さんもクリーンな感じがしませんが大丈夫でしょうか??

週刊文春には、舛添舛添要一投票直前スキャンダル、元側近議員である「新党改革」幹部の矢野哲朗、山内俊夫両氏が怒りの告発。政党助成金で借金2億5千万円を返済。元幹部が実名で告発するのは初めてだ。とのっていましたが。。

また、大雪に紛れ、福島県の県民健康調査の最新情報が毎日新聞にのっていましたので、ご紹介しておきます。

また、がん確定が増えてしまったようですね。

毎日新聞 2014年02月07日 21時28分
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20140208k0000m040094000c.html

以下、上のリンクより引用

東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の県民健康管理調査の検討委員会が
7日福島市で開かれた。甲状腺がんの診断が確定した子どもは、前回(昨年11月)
会合時の26人から7人増えて33人となった。「がんの疑い」がある子どもは42
人(前回32人)。

「がん」もしくは「がんの疑い」のある子どもの割合は検査受診者の0.03%と一
般的な発症率より高いが、症状のない人も対象にこれだけ大規模な調査をした例はな
い。検討委は原発事故との因果関係について「考えにくい」としている。【高橋隆
輔】
引用終了

因果関係を否定する根拠が毎回あいまいで、納得いく説明がされていませんが、どういうことでしょうか??
通常の発生率とは、明らかに異なるように思いますが。。。
ご意見をお聞かせいただければと思います。

まず今回の東京都知事選だが、雪の影響が誰に都合が良かったのかはさておいて、細川さんが出馬したことにより舛添さんと細川さんの保守党に票が集まり、革新派の方が苦戦したのは事実だろうと思う。

特に細川、小泉連合が原発廃止を掲げ注目を浴びたが、蓋を開けてみれば、自民党の思惑通り。どうも策士にうまくやられたような気がする。

福島のこどもたちの健康被害は深刻だ。甲状腺機能低下症の増加、そして甲状腺癌が増えてきた。ソチオリンピック一色のテレビは、そんな重大な事案に触れもしない。

それにしても、原発事故との因果関係がないというのはひどすぎる。

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2014年2月 9日 (日)

大雪にはまいった

東京は観測史上まれにみる大雪だったようだ。大学受験たけなわ、受験生も大変だったと思う。

校庭に降った雪を利用して、用務員さんが描いたアートをTwitterで発見した。

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素晴らしい!

岩手もすごい雪だった。幹線道路は除雪車が走ったので、車はなんとか走れたが、自宅から公道にでる道が、田んぼとの区別がつかなくなり、外出出来なかった住民の方も多かったようだ。

かくいう僕も、自宅から脱出するために、3時間ほど除雪作業に汗を流した。雪のアートを創造しうる余裕がない僕ではあったが、上のような風景をみるとほっこりする。

屋根からの雪で、家の周りは1メートルを超える積雪になっている。煙突も壊れてしまった。明日は早朝から雪かきと修理に追われる。ふ~

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ラストスパートだ!

先週から今日の日曜講座まで、中3生の数学は、とことん2次関数の応用問題を解かせまくった。

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問題

(!)放物線上に点Pをとり、三角形AOBと面積が等しくなる三角形APBを作成し、その点Pの座標を答えなさい。

岩手県の県立高校の入試問題に出題される関数問題は、2次関数と直線式(1次関数)の融合問題が出題されない年はない。したがって上記のような基本問題を解けないようでは、厳しい。

それと理科の計算問題もばしばし出題されるので、暗記科目だからかと言って第二分野の暗記だけに耽溺してはいけない。特に電流のオームの法則を用いる計算式、そして仕事(J)や仕事率(W)を求める計算式は超必須項目だ。

ところで・・・

今日日曜講座の授業をしていると、僕の携帯がなった。通常は出ないのだが、受験に行っていた高3の塾生からの電話だった。大雪で何かトラブルが発生したのかと電話に出てみると、大学合格の知らせだった。

これで私立大学の志望者は全員合格を果たした。

後は国立大学の二次、そして県立高校の入試だ。ラストスパートだ!

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夢の城

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この写真は僕の塾が英語セミナーとして24年前に開校した時の写真。なんともレトロな教室だった。

女房いわく「よくこんな塾で生徒が集まったわね~」なのだそうだが、家賃3万円、トイレなしのガレージを改造した9坪の小さな教室だった。

29歳の僕にとっては、これでも夢の城だった。下の写真に緑色の車の前方が写っているが、塾を始めた当初、19万円で買った西ドイツ製のワーゲンゴルフだ。花泉からこの磐井町まで走って来るのに、オーバーヒートしてしまうスグレモノだった(笑い)。

この車で、早池峰に行ったこともある。若気の至り、無謀のかねごん青年だった。来月15日開校25周年を迎える。このゴルフの後に22年乗り続けてきた軽トラックも2年前廃車にした。もちろん上の写真の教室も今はない。

今年は新たな歴史を刻む一歩にしたい。

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2014年2月 8日 (土)

ありがとう

昨日2年2組の英語の授業に行くと、男子生徒がスタンディングオベーションで僕を迎えてくれた。僕の誕生日を祝ってくれた。嬉しかった。

高校の教え子たちは、僕のTwitterやファイスブックをフォローしている生徒たちが結構いる。僕のブログは訳がわからないけれど、面白いらしい(笑い)。

誕生日プレゼントだと言って、それぞれ生徒から飴玉をもらった。中には食べ終わった袋だけが混じっていたが、ドンマイだ(笑い)。

2年2組のみんなありがとう。

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人生に失敗はありません

人生に失敗はありません。

努力に比例する成功があるだけです。

人生に孤独はありまん。

みんな繋がっています。

人生に老いはありません。

肉体が飛翔のために脱皮をするだけです。

生きる糧はすでに準備されています。

受け取るだけです。

だから安心して頑張りましょう。

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2014年2月 7日 (金)

夢に向かって

立春を過ぎてから毎日雪が降り続いている。塾前の磐井川の土手も、春の気配が感じらられない白一色の世界だ。

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塾の2階教室からは、土手が高くなり配志和神社が鎮座する蘭梅山が見えるだけだが、この後雪だらけの土手を一関一高附属中の生徒たちが元気にランニングをしていた。

雪の中を部活動で走り回る子どもたちを見ていると、遠い昔に自分が過ごした時代をふと思い出すのだけれど、若さというものはまったくもって斬新なエネルギーだ。

当時、未来は自分のためにあるような気がしていた。怖いものはなかった気がする。ところがこうやって年をとってみると、実に人生は不平等でからくりだらけだ。しかしそれゆえに、退屈しない人生ではある。

世間はバレンタインが近づきそわそわしているが、受験生にとってはいよいよ仕上げの時期に突入だ。今日は僕の曲で恐縮だが、エールを送りたい。

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2014年2月 5日 (水)

詐欺的NPO法人の暴挙

東日本大震災の被災者を緊急雇用する町の補助金を私的に流用したとして、岩手県警は4日、NPO法人「大雪(だいせつ)りばぁねっと。」(北海道旭川市、破産手続き中)の元代表理事、岡田栄悟容疑者を業務上横領の疑いで逮捕した。捜査関係者が明らかにした。

 県警は同日、旭川市内の岡田容疑者宅を捜索。岩手県山田町から受給した補助金12億円余の使途を調べる。

捜査関係者によると、岡田容疑者は代表理事を務めていた2012年度に山田町からNPOに交付された補助金約7億9千万円のうち、少なくとも3千万円を親族が経営するリース会社に振り込んで、着服した疑いがある。 町や県の調査では、このNPOが11、12年度に受給した補助金約12億2千万円のうち、約6億7千万円は不適切に支出していたとされる。町は3日に宮古署に告訴状を提出。岡田容疑者は取材に対して、「町にはめられたと思っている」と話し、着服の疑惑を否定していた。

(朝日新聞)

震災以後、NPO法人の認可が、言葉は悪いが、あまりにも安易に大盤振る舞いされた感がある。かくいう僕も、NPO法人にすれば、支援活動をするのにお金がもらえるよという話を何度か聞かされた。

僕はNPO法人の取得には走らなかったが、善意を装った詐欺集団が闊歩しているらしいという噂が、聞こえて来ることはしばしばあった。

支援活動いう名の箕をかぶった、組関係者や新興宗教の関係者が関与した事例もあったという。

そんな中で今回の岩手県山田町の、数億円に及ぶNPO法人の着服疑惑は、とても不愉快な事件だ。本当に頑張っているNPO団体を侮辱した行為であるし、火事場の泥棒行為は人間として許せない。

お金にはいつも、利権が絡みつく。上手くごまかして、今回の震災で儲かった方々もいるのだろうけれど。お天道さまは見ている。人間としてやってはいけないことを平気でやる人間は、必ず失墜する。

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このブログで何度も書いてきたことだけれども、僕の寺子屋教育の目標は、運のいい大人に塾生をすること。これに尽きる。

運のいい人生を送るためには、何事にも依存しないことだ。正確に言うと依存しようとしないことだ。

ノーマルの日常に於いて、人やものに頼ってはいけない。家族に依存。お金に依存。宗教に依存。全てNGだ。

まずは自分を信じて、自分のやれることをやること。依存心は逃げの対応だ。とにかく自分が決定したことを実行してみることだ。必ず突破口が見えてくる。

お金がなければ稼ぐことだ。能力のなさを痛感したら努力することだ。いいわけをするのはその後だ。

だから僕は時に塾生を突き放す。頑張るためのアドバイスは惜しみなく与えるが、塾に依存するような指導はしない。運が育たないからだ。

努力は必ず報われる。間違いなく報われる。やって無駄な努力は絶対ない無い。現在の自分がどの位置にいるかなんて関係ない。

運のいい人間は、必ず努力をしている。

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2014年2月 4日 (火)

塩竃神社・節分歳

昨日は春のような暖かさだった。

宮城の塩竈神社の節分祭に行ってきた。塩竈駅から神社まで徒歩で往復したのだけれど、いい汗をかいた。

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七福神の御神籤をひいたのだけれど、予想通り弁財天が入っていた。なんか弁財天様がくるんじゃないかなという予感があって、す~と僕の身体が温かくなった。

塩竈神社はいつも厳しい御神託がくだされるのだけれど、今年は初めて神様に褒められた。長年の努力が報われるみたいなことが書いてあった。とても嬉しかった。

神馬が描かれた開運枡と節分の豆を頂き、神楽を堪能し、港が見える茶屋で甘酒を頂いた。

鹽竈神社の通称女坂の途中にある亀井邸に立ち寄った。

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歴史を感じる佇まいに思わず、僕の心がとろけてしまい、座敷に大の字に寝転がっていたかねごんであった。亀井邸にいらっしゃったボランティアガイドの方に、このあと塩竈の町を案内して頂き、歴史探訪をさせて頂いた。

塩竈は奥が深い。塩竃様を崇拝する町の方々の優しさと温かさに、感動しまくった1日でした。

弁財天様のパワーだろうか。塾に向かう途中、新入会の電話が入った。塾では更に塾生の紹介があって、友達が塾に入るとのこと。塩竈神社の神様に感謝である。

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2014年2月 2日 (日)

人間の存在

僕は考える。そもそも人間は何のために存在しているのかと。

高校生の時にも大学生の時にも社会人になった時にも、その答えは出てこなかった。しかし今は、なんとなく分かる気がする。

人間は世界を認識するために存在しているんじゃないだろうか。花の美しさ、星々の輝き、愛する人の微笑み、そして自分自身の存在。それらを感知するために、僕らは地球に誕生したのではないだろうか。

我々の認識力が神であり、創造のダイナミックなエネルギーじゃないかと感じている。人間の視線や体験、想いが、そのまま世界の創造に繋がっているんじゃないだろうか。

日常に於けるさりげない感情の起伏や、日々のうつろいは、動き続ける宇宙の胎動であり、原子のさざなみなみではないだろうか。

運命の襞は、いつも我々に過酷のように思えるが、それは我々が選択した世界であり、我々が構築してきた世界だ。

多くの生命が物語を紡いでいく。つまらない人生とか、ありふれた人生などない。全てが連動し世界が動いていく。言ってみれば奇跡の連続だ。人との出会いも、別れもすべてが意味がある。

退屈しのぎに、投げ捨てた石ころ一つさえ、宇宙の風だ。そんな発想で世界を見渡すと、自分の周りの風景が実に深淵な世界に見えてくる。

僕がそんな風に思うことで、僕の周りの世界がそんな風になって行く。面白い。実に面白い。

明日は節分。天界の正月だそうだ。それだって勝手な妄想かも知れないけれど、しょうがないな~なんて思いながら神様達が餅をつくかもしれない。

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子育ての本質は愛だ

戦後の日本の教育は、男女平等が柱となって、民主主義教育が実践されてきた。女性の社会進出がめざましいと言われてきたが、本当だろうか。

仕事のためにまともに育児も出来ない。会社の上司の顔色を伺いつつ、出産をしなければならない。そんなものは、男社会が策謀した偽りの平等社会だ。女性は騙されてはいけない。

中学生の男子が、家庭科で割烹着を身につけてサンドイッチを作る姿や、女子生徒がハンダゴテをもってラジヲを作っている姿が、男女平等の教育と言うならば、それは全くナンセンスだ。

ジェンダーがなぜ存在するのか、なぜ男と女が存在するのか、その本質を知ることなしに男女平等を論じても、日本社会に於ける男子のエネルギーも女性のエネルギーも枯渇してしまうだけだろうと思う。

共働きがごく普通の社会になった。経済的な理由によるというより、家庭に女性が縛られたくないというのが実情ではないだろうか。夫やこどもの世話で、人生を終えたくない。そんな声も聞こえてくる。

能力のないものは、男性でも女性でも生きづらい。だから一生懸命勉強する。しかし、男の特性、女の特性というものがある。学歴や資格以前に、それぞれが性的な長所を持ち、生きて行く指向性をもっているのが僕ら人間だ。

男性が自信を喪失した社会、それが今の日本だ。女性が強くなったわけではない。女性は昔から強かった。弱い男の本質をカムフラージュする社会でなくなってしまったことが、男が生きづらい国になってしまった原因だ。男性の自殺率の高さがそれを物語っている。

塾に通ってくる生徒は、圧倒的に女子が多い。僕の塾は7割が女子だ。今日から始まる中3日曜講座は、お陰様で満員御礼だが、受講する男子生徒はたった1名だ。この状況は何だろう。

女性の勤勉さが、男性の仕事や職場を奪っている。きっとそんなことは誰も口にしないだろう。なぜなら男女平等の社会では誰もそんなことは考えないし、言うことはご法度だ。でも僕は書いてしまっている。

女性が女性であることの尊厳がなし崩しにされている。だから女性は、男性に混じって孤軍奮闘しなければならない。女性の素晴らしい才能が会社で生かされないのは、日本の損失である云々と訳知り顔の政治家さんたちは言う。

女性は子どもに敎育を施す一番身近な存在だ。女性が優秀じゃないはずがない。女性が優秀じゃなかったら、そもそも人類は生き延びては来なかっただろう。

豊かな時代だからこそ、こどもの敎育はしっかりなされなければならない。男女平等とは言うが、幼児期の子育ては、母親の力が必要だ。少なくても4歳頃までは、子どもと共にいて欲しい。

そしてその子育てを、経済面で支えるのが男親の義務なのだ。幼稚園に入ったのち、女性が仕事に復帰できる道を100パーセント保証出来てこそ、本当の男女平等と言えるのではないだろうか。

家庭の経済を支えるべき男性の力が衰退し、子育てをするべき母親の存在がないがしろにされている日本がゆえに、国力が衰退してきたのだと僕は思っている。

男女平等と言われるが、男子が男性らしさを、女子が女性らしさを遠慮する社会であってはいけない。テレビを見ると、女性的な男性が多くいらっしゃる。世間ではオカマと呼ぶらしいが、いやいや彼ら(彼女ら?)こそ、表面の姿とは裏腹に男性的だ。騙されてはいけない。

日本人は策謀された虚構にだまされやすい。男女平等もそう。流行もそう。政治もそう。経済というお金の犠牲になってはいけない。敎育は愛だ。お金で学歴は買えるかもしれないが、子育ての本質は愛だ。通帳に振り込まれる給料の金額ではない。

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2014年2月 1日 (土)

貧困ライン

最近入会のご相談や、体験入学の問い合わせを頻繁に頂いております。感謝です。

僕の塾は例年チラシ広告を出しませんので、他塾が新学期の広告を入れる時期になりますと、それに合わせて問い合わせをいただきます。言ってみれば、他人のふんどしで相撲をとっているようなものです。

広告代をケチっているわけではなく、広告料金をかけない分、月謝を安くというのが僕の塾のポリシーなわけでして、皆さまの口コミのお陰で、25年間私塾を営ませて頂いてきました。

今回その25周年を記念しまして、ちょっとしたおまけのサービスを行っています。大手塾のような華々しい記念品を贈呈することは出来ませんが、オリジナルの合格消しゴムとメモノートを入会者にプレゼント中です。

教室の玄関そばに、寺子屋教室指導メニューという看板を吊るしまして、月謝料金をお知らせしております。前回の記事でも書きましたが、今回消費税に対応した値上げは一切いたしません。

小学生や中学生の全教科指導もそして高校生の大学受験英語指導も、全て月謝は同じです。90分の個別指導で、月4回コースが5000円、月8回コースが9000円となっております。

都会から転勤してきたご父兄の方から問い合わせがあるときなど、月謝が5000円ですと説明しますと、『1回の料金ですよね』と言われたりします。そんなに頂ければ嬉しいのですが、安くて良い塾を標榜する当塾としましては、やはり今の料金で頑張っていきたいと思います。

ところで日本は不況で大変と言われていますが、世界に目を転じると大変な地域や国々がいっぱいあります。

1日300円の所得を貧困ラインと考えますと、1日の労働の報酬が300円未満の人たちが地球上で36億人います。それどころか、1日100円(1ドル)以下の暮らしをしている人たちが、ロシアでは4千400万人、中国では3億5000万人、インドでは5億人いると言われています。

全世界の人口は70億人を超えましたが、1日3度の食事を普通に取れる数は10分の1にも満たない数です。日本という国が経済的にどれほど恵まれた国かが分かるかと思います。しかし自殺率が非常に高い。幸福感が薄い国です。どうしてでしょうか。

塾の月謝の話をしましたが、僕の塾のような月謝でも、余裕がなくて通わせられないというお家があります。さすがに無料で教えることは出来ません。

世の中を見渡しますと、簡単に経済格差という言葉では片付けられない深淵があります。この国のシステムが消化不良を起こしているようです。教育の問題も政治の問題も、そして原子力の問題も、生命の尊厳というベースが軽んじられています。

学力も、経済力も、当然のことながら生命ほど大切ではありません。そのことを我々日本人は忘却してしまっています。

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