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2014年1月17日 (金)

どうして自殺をしてはいけないのか

16日午前8時55分ごろ、富山県高岡市の県立高岡高校の演習室で、1年の男子生徒(16)が首をつっているのが見つかり、救急搬送されたが約12時間後に死亡した。県警は、現場の状況から自殺とみて調べている。
 高岡署によると、男子生徒は同7時すぎに登校している姿が目撃されていたが、8時40分の始業時に教室にいなかったため、教員や生徒らが捜していたという。遺書などは見つかっていない。(時事通信)

自らの生命をたってしまう若者が増えている。いじめ、病気、失意、貧困、その動機は様々であるだろうが、死んではいけない。死は敗北では決してないが、自分の生命を自分で消滅させてはいけない。

僕らの生命は僕らのものであるけれど、決して僕らだけのものじゃない。この地球に辿り着くまでの長い道のりは、過酷でそして壮大な生命のバトンタッチで成し得てきたものだ。それまで、どれほどの愛と哀しみと、そして汗と涙が流されてきただろうか。忘れてはならない。

苦しいから死にたいと言うが、苦しいからこそ生きて、生きて生き抜くべきだ。これは僕の信念だが、人間は自殺なんかしなくても、去りゆくタイミングはちゃんとやって来る。

僕は宗教的神様は受け入れられないが、神様はいると思っている。いや正確に言うと信じている。

自分が最善を尽くして、ダメだったら、それは神様の采配だと思って、飄々と生きればいい。死ぬことなんかない。

たとえお金が無くても、家族がいなくても、仕事が無くても、それが何だと言うんだ。どん底だからこそ、無限の希望がやって来る。だから死んではいけないのだ。

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