国民主義を理解していないんじゃないかな
自民党の石破茂幹事長が市民団体のデモを「テロ行為」になぞらえた問題で、国会周辺で特定秘密保護法案に反対する活動をしているグループのメンバーが3日夕、東京・永田町で記者会見し、自民党本部の担当者が電話で「テロと言われてもいいくらいの暴力的なことを、表現の自由を盾にやっている人たちはたくさんいる」と発言したと明らかにした。
石破氏との面会を求めて3日午前、グループの神原元弁護士が党本部に電話をした際の発言。神原弁護士は会見で「石破氏個人ではなく党の体質だ」と批判し、通話を録音したCDを配布した。(共同通信)
石破氏は理知的な物の言い方をする方で、けっして不用意な失言をする人間ではなかった。その彼がこのような発言をするところを見ると、自民党のタガもだいぶ緩んできた感がする。
安倍さんを見ていると、どこから操り糸が垂れてきているのか分からないけれど、ステージで踊らされている人形のようだし、石破さんは、雰囲気だけで何とか政治の体裁を保とうとしているようだが、心の思惑と乖離しているのは明らかだ。
それにしても、振り子のように揺れる国民の選択肢も短絡的だが、権力の太鼓持ちをするばかりで、国民の利益を重視しない政治家および政党は、お粗末過ぎる。
日本国憲法の国民主義という言葉を、大人の政治家さんたちは、実は理解していないんじゃないだろうか。もう一度小学6年生の社会科を学び直して欲しいものだ。
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