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2013年12月27日 (金)

靖国問題は・・・

安部首相が靖国神社を参拝したことに、珍しくアメリカが嫌な顔をした。

中国や韓国といろいろあるこの時期、自重しろよということなのだろうけれど、間違いなく文句を言ってくるのは越権行為だろうと思う。

だいたい靖国=軍国主義という考えがナンセンスだ。戦後70年近く経って、いまだ靖国神道の意味を説明できていない日本政府もだらしないけれど、理解しようとしない他国の見識者も幼いと言うのか、時代錯誤もはなはだしい。

戦争を美化するために、靖国神社があるわけではないし、日本の軍国主義の象徴として靖国神社があるわけでもない。戦犯が祀られているから、参拝はよくないなんて理論がまかり通っているが、全く言いがかりだ。

靖国神社に戦争を導く魔物でも住んでいるような他国の反応ぶりだが、そうだとするならば、伊勢神宮や他の神社だって同様だろう。何が違う!

僕の祖父は20代で戦死した。僕の母がこの世に生まれた時、太平洋の南東で朽ち果てた。遺骨として送られてきた箱には,石ころが一個入っていただけだった。

東京の大学に入った僕は、靖国神社を訪れた。感無量だった。戦争で亡くなった多くの方々の無念と哀しみが、靖国神社だけで癒されるなんて思っている人間は日本にはいないだろう。

戦争で亡くなった方々の魂は故郷に帰り、故郷の土に空にそして人々の心のなかで癒やされて天国に戻っている。

靖国神社は他の多くの神社と同様、鎮魂の場所ではあるが、他国が牙をむきたくなるような場所ではない。祀られている神霊に失礼だろう。

宗教が戦争を引き起こすのではない。魂も神様の真実も分からない愚かな人間が、自分の欲望のために、宗教や神様を担ぎ出すだけなのだ。

キリスト教だってそうだろう。未開の国へ神父たちを送り込み、てなずけて国を占領し支配下におさめていった。

アメリカの先住民も、オーストリアの先住民も、神を崇める立派な精神性を持っていた。その文化どころか、彼らの生命や土地を奪ったのはどこの誰だろうか。

過去の歴史の汚点という言葉が、靖国神社にはいつもへばりついてくるが、笑っちゃうよ。

中国は文化大革命の時に何をやった。アメリカ人は核爆弾をどこに落とした。日本の総理大臣がいつまでも、隣国のご機嫌取りをしているから、日本人が大切にしてきた鎮魂の場までもが、侮辱されてしまうのだ。

違うだろうか。

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