また迷惑コメントが増えている
最近僕のこのブログに迷惑コメントが殺到している。過去の原子力批判の記事に、訳の分からないコメントが何度も入ってくる。
その記事を消せば入って来なくなるのだが、それも癪なのでそのままにしている。
かねごんは最近放射能や原発批判の記事が少なくなったと思っている読者の方も多いのではないかと思うのだが、そういった事情で、コメント消去も面倒なので、ちょっと沈黙している。
と言いつつ、そっちもその気ならこっちも負けへんどということで、今夜はセシウムの話をしたい。
福島第一原発の水質汚染は深刻だ。魚や魚介類の放射能汚染が深刻だ。しかし今年の夏は、三陸海岸の海水浴場がだいぶ復活した。海水を調べた結果、大丈夫なのでということだった。
だから魚や魚介類が大丈夫だと思ったなら大間違いだ。
一関市の空間線量は、3年9ヶ月経って震災後の半分以下に下がった。土地のセシウム値も下がっている。しかし勘違いして欲しくないのは、セシウムが消えたのではない。
雨で流された土壌のセシウムが、川や沼に流れでたのだ。土壌と共に川に流れでたセシウムの行き着く先は海である。三陸のリアス式海岸の地形では、外洋に流れないで、泥と一緒に湾の海底に堆積するものも多いだろう。
福島沖の魚は危険でも、その他の海は大丈夫だと言うが、何も根拠はない。東京湾でさえ、すさまじいセシウム汚染なので、三陸の港は言わずもがなである。
岩手を舞台にしたNHKの朝ドラは空前の視聴率を記録した。じぇじぇじぇ~なんて言う言葉が日本を縦断した(実際は使われていないけれど・・・)。
三陸の海が完全復活したような錯覚を国民に与えたということに於いては、まんまと国策にはめられた感じがする。さすが日本放送協会だ。
湾内の海底の泥のセシウム値なんて、一度も公表されない。先ほど自民党が素晴らしい法案を国会で通したので、今後も公表されることはないだろうけれど・・・。
隣国は、日本から輸出される魚介類はいっさい買わないことを宣言している。あれほど騒いでいた放射能問題。急激な沈静化にじぇじぇじぇ~である。
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