夢は嫌いだ
僕は夢という言葉が嫌いだ。夢という言葉は、人生から現実を奪い去っていくような気がするからだ。
夢じゃだめなんだ。現実にしないと。
漠然と将来を夢見ていては、希望は実現しない。会社やお店を始める人の7割が3年以内に廃業し、5年以内に8割が消え、10年持ちこたえるのはわずかに1割だ。
お金が底をつくから。商売が下手だから。
そうじゃない。夢を見ているからだ。
人生は甘くない。甘くないからこそ努力が必要だ。過去の栄光も、薔薇色の未来も言葉は悪いけど、現実逃避だ。
僕にはひとりよがりの人生哲学がある。
見栄をはらないこと。
馬鹿な振りはしないこと。
利口な振りはしないこと。
自分でできることは自分ですること。
地味だけど、この自己哲学で、僕は、僕自身救われてきた。
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